ナス 枝透かしとは

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ナス 枝透かしとは?

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ナス 枝透かしとは?

 

 

ナスの育て方を見ていると「枝透かし」という言葉が出てくることがあります。

この枝透かしとは、どういったものなのでしょうか?
また、ナスを育てる時に、何故必要な作業なのでしょうか。

 

 

[ナス 枝透かしとは?]

 

 

■ナス 枝透かしとは?

 

枝透かしとは、剪定方法の一つで枝や葉の数を減らす作業のことです。
剪定とよく似ていますが、剪定は枝を切る作業全般を指すことが多いのに対し、
枝透かしは不要な枝を切って隙間を作るという意味があります。

 

ナスは生長してくると、主要となる複数の枝が伸びていき、
そこに花を咲かせて実をつけます。

 

さらに生長していくと、葉の付け根からわき芽と呼ばれるものが伸び、
そのわき芽を伸ばしていると、そこにもまた花が咲いて実がつきます。

 

剪定もせずにどんどん伸びるだけ伸ばしていると、
いつの間にか枝葉が茂りすぎてしまい、
株の中心に光が届かなかったり、風通しが悪くなっていきます。

こういった込み合った部分の枝を切り、空間を作るのが、枝透かしなのです。

 

 

■枝透かしが必要な株

 

ナスを何度か育てたことがあり、どのように枝が伸びていくのかが、
よく分かっているなら、実を収穫する時に不要な枝を切って、
すぐに枝が混みあうということはないでしょう。

 

けれど、初心者の方や、ナスの枝の伸び方などを知らない場合、
どの枝を切って良いか分からず、すべての枝を残しがちです。

 

ナスは環境が合えば、とても生育旺盛に育つため、
生育が良い! と喜んでいるうちに、残しておいた枝がどんどん生長し、
あっという間にジャングルのようになります。

 

また、適度に不要な枝を切っていたとしても、
いつの間にか混みあう部分が出てくることもあります。

 

少し離れた場所からナスを見た時、
枝と枝の間から地面が見えるようであれば、まだ混みあってはいません。

 

けれど、枝の隙間から地面が見えず、枝や葉しか見えないのであれば、
それは混みあっている状態といえます。

 

このように枝葉が混みあっている状態が続くと、風通しが悪くなります。
日当たりの良い場所で育てていても、葉の大きな葉や枝によって、
自分自身で陰を作り、株の中心の日当たりを悪くしていることもあります。

 

日当たりの悪い場所では、あまり良い実が育ちません。
しかも風通しが悪いため、病害虫が発生することもあります。

 

枝の混み合ってるナスは、病害虫の被害が出る前に、
枝透かしをしてスッキリさせてあげましょう。

 

 

果実を収穫しては剪定が、基本です

 

 

■枝透かしの方法

 

枝透かしは特に難しいものではありません。
手順に沿って切る枝と残す枝を見極め、切る枝を思い切って切ります。

 

1.切る枝と残す枝を見分ける
まずは枝ぶりをじっくりと観察し、伸ばす枝とそうでない枝を見分けます。
伸ばす枝は主枝と呼ばれているものです。

 

ナスはだいたい2本~3本仕立てにすることが多いので、主枝は2本~3本となります。
4本仕立てにしている場合は、もちろん主枝も4本となります。

 

この主枝である枝と、主枝から出たわき芽が伸びてできた枝とをまず区別します。
わき芽も伸びれば実をつけますが、主枝と同じように伸びるだけ伸ばしていると、
肝心の主枝の伸びが悪くなります。

 

わき芽が発生した時、その都度取り除き、主枝にだけ実をつける方法もありますが、
お勧めなのはわき芽に1果だけつけて育て、
収穫する時に葉を1枚残して摘心する方法です。

 

この方法なら、無駄にわき芽を伸ばすことなく、たくさんの実を収穫できます。
詳しい管理の方法は、こちらのページにありますので、どうぞ参照してください。
>>ナス わき芽かき 摘芯

 

2.不要な枝を見分ける
同じわき芽から伸びた枝でも、強い枝と弱い枝があります。

 

伸びた枝が細い、間延びしている場合は、実をつけない可能性があります。

 

また、すでに何節も伸びているにも関わらず、花芽がついていない枝も、
この先伸ばしても体力を削られるだけなので、不要な枝となります。

 

枝がたくさんあって分かりにくい場合は、
不要な枝にテープなどで印をつけながら見分けていくと、
整理しやすく、後で分からなくなるのを防げます。

 

 

支柱立てや透かし、剪定をすると、もっと元気に育ちます

 

 

3.不要な枝を切る!
不要な枝を見分けることができたら、最後は思い切って切るだけです。
間違って主枝や伸ばすわき芽を切らないように注意し、不要な枝を切ります。

 

栽培に慣れていないと、どうしても強く剪定する作業は緊張しますが、
これもすべてナスのためと思って、作業を行います。

 

中途半端に枝を残してしまうと、隙間ができるはずの部分に隙間ができず、
混み合ったままになってしまい、意味がありません。

 

不要な枝を切った後は、もう一度少し離れた場所からナスを見て、
枝の隙間から地面が見えるかをチェックしておきましょう。

 

◎もし失敗したら?
枝を切る時、間違って伸ばす予定だった枝を切ってしまっても、
そう悲観することはありません。

 

ナスはわき芽から枝を伸ばすため、もし主枝を切ったとしても、
切った部分のすぐ近くから出たわき芽を育て、主枝にすることができます。

 

■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定



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