ナス 収穫後 保存

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ナス 収穫後の保存

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ナスを育てていて一番楽しみなのが、収穫の時間です

 

 

自分で育てて収穫したナスを調理して食べると、
市販されているものよりも、ずっとおいしく感じるのが不思議です。

 

けれど、何株も育てていると、収穫が重なってしまい、
消費が追い付かなくなることがあります。

 

収穫したナスをおいしく食べるためには、
どのような保存をすれば良いのでしょうか。

 

 

[ナス 収穫後の保存]

 

 

■ナス 収穫後の保存は?

 

ナスが収穫できたなら、やはりおいしいうちに食べ切りたいものです。
けれど、一度にたくさん収穫できた場合、
その日のうちに消費できないこともあります。

 

ナスの正しい保存法を知っておけば、
収穫したナスを無駄にせずに食べることができます。

 

・常温保存
ナスは1日か2日のうちであれば、常温保存が可能です。
ただ、裸のままでは、実の中に含まれた水分が抜けてしまい、劣化が早まります。

 

1本1本新聞紙でくるみ、涼しくて暗い場所に置いておきましょう。
夏の気温の高い時期は、室温も高いので、
できれば冷蔵庫の野菜室での保存が望ましいです。
秋以降の涼しい時期であれば、常温保存でも問題ありません。

 

 

水分はよく拭き取って保存します

 

 

・冷蔵保存
ナスを保存するなら、冷蔵保存が基本となります。
ただし、冷蔵部分では温度が低すぎます。

 

ナスは低温が苦手なため、冷蔵室では冷えすぎてしまい、食味が落ちます。
冷蔵庫で保存するなら、野菜室に入れて保存します。

 

低温と同じくらい苦手なのが、乾燥です。
野菜室に入れていても、表皮からどんどん水分が抜けていきます。

 

乾燥を防ぐために、新聞紙やラップに1本ずつくるむか、
ビニール袋に入れて保存します。

 

新聞紙やラップ、ビニール袋に入れることで、
冷気が直接当たらず、低温障害を防ぐことができます。

 

ラップやビニール袋に入れる時は、実の表面についた水気をふき取ります。
表面が濡れたままラップやビニール袋に入れていると、
湿度が高くなるため、カビが発生しやすくなります。

 

 

ナスを料理に使いやすいサイズにカット

 

 

・冷凍保存
ナスが大量にあって、すぐに消費できない場合は、冷凍保存もお勧めです。
洗って水気をふき取ってから、料理に使いやすいサイズにカットして、
保存袋に入れて冷凍庫に入れます。

 

料理に使う時は、解凍せずに凍ったまま使います。
解凍すると細胞が壊れ、水分が抜けてスカスカになるためです。

 

また、調理済みのナスを冷凍することもできます。
蒸しナスや焼きナスを、小分けにしてラップで包んでから、
保存袋に入れてまとめて冷凍しておくと、好きな時に食べることができます。
すでに加熱したナスであれば、解凍した時に水も出にくいです。

 

 

料理したいときに、使えるのが便利です

 

 

・乾燥して保存
冷凍保存よりも、さらに長期間の保存がしたい場合は、乾燥させる方法があります。
洗って水気をふき取り、ヘタを取り除いてから、
1cm~2cmほどの厚さにスライスして、天日に干します。

 

夏の間であれば、気温が高い上に乾燥しているので、1日~3日のうちに乾きます。

 

完全に乾燥させた場合は、乾燥剤と一緒に保存瓶に入れ、常温で保存します。
半生状態まで乾燥させた場合は、常温で保存するとカビが発生することがあるので、
保存袋に入れて冷凍しておきましょう。

使いたい時に水戻しするだけで、年中ナスを楽しめます。
半生状態のものは、水戻しなしで炒め物などに使えば、独特の食感を楽しめます。

 

■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定



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