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ナス 受粉のコツ

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着果したばかりのナス♪

 

 

ナスが実をつけるには、花を咲かせて、受粉させることが必要不可欠です。
では、ナスを受粉させるためには、どのようなことが必要なのでしょうか。

 

 

[ナス 受粉のコツ]

 

 

■ナスの受粉

 

ナスは、1つの花の中に雌しべと雄しべがついています。
花の中心に雌しべが1本あり、その周りを囲むように雄しべが複数本ついています。

 

ナスは花を咲かせた後、雄しべの先端の穴から花粉が出て、
それが雌しべにくっついて受粉する仕組みです。

 

雌しべが雄しべよりも長く出ているため、
雄しべの先端から出た花粉が自然につきやすい構造になっています。

 

そのため、虫などが受粉の手伝いをすることもありますが、
風で揺れるだけでも、ナスは受粉しやすいということになります。

 

 

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健康なナスの花=花の雌しべが長く花の色が濃い

 

 

 

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肥料切れのナスの花=雌しべが短く花の色が薄い

 

 

■受粉不良の原因

 

雄花と雌花が分かれている、カボチャなどの野菜に比べると、
ナスは、雄しべと雌しべが1つの花に存在し、とても受粉しやすい状態です。

 

ところが、ナスの状態によっては、
受粉不良を起こし、着果せずに花を落としてしまうことがあります。

 

◎受粉不良となる原因
・肥料切れ
・35度以上の日が続いた
・20度以下の日が続いた
・水切れ
・日照不足

ナスの受粉不良の大きな原因はこの5つです。

 

特に肥料切れによる受粉不良が起こることが多いので要注意です。
肥料切れが起きると、ナスの花は雌しべが短くなります。

 

雌しべが短くなるということは、雄しべの先端から出た花粉が、
雌しべの先端に付かずに落ちてしまうため、受粉できなくなります。

 

気温が高すぎたり、低すぎたりしても、花粉がうまく出なかったり、
奇形花が出やすくなったりと、受粉不良が置きやすくなります。

 

高温の場合は株をリフレッシュさせつつ、養生させながら過ごし、
低温の場合は防寒をして受粉不良を防ぐようにします。

 

 

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■ホルモン処理が有効

 

1番花を着果させることは、その後のナスの生長にとって重要です。
ナスの生長の初期段階の6月上~中旬くらいには、
夜の温度も低く昆虫の飛来が少なく着果が安定しません。

 

なので、植物ホルモン剤のトマトトーンの50倍を噴霧器で吹きかけます。
3~5番花くらいまでは処理したほうが良いと言われます。

 

開花した花のひとつひとつずつ、雌しべの柱頭にかかるよう噴霧します。
開花後3日までの花を処理できます。

 

ホルモン剤は、ホルモン障害を起こすので、
生長点や茎葉にかけないように注意します。

 

また、花にかけ過ぎたり、2度がけをすると果形が乱れるので、
同じ花には2度以上処理しないようにします。

 

ホルモン処理は、晴天で風の少ない午前中に行います。
気温が高くなり昆虫が増える7月には、ホルモン処理の必要はありません。

また、ベランダなど虫の飛来が少ないところでも受粉効果が上がります。

 

 

■人工受粉は必要?

 

ナスは風で揺れるだけでも、花粉が雌しべの先端につくため、
基本的には人工受粉をしなくても、ほとんど着果します。

 

そのため、虫の飛来が少ないベランダ栽培であっても、
株と花が健康に育っていれば着果することができます。

 

どうしても心配な場合は、簡単な人工受粉をしてみましょう。
花のついている枝を軽く揺らしたり、花が落ちない程度に指ではじきます。

 

揺れを起こすことで、風が吹いた時と同じ状況を作ることができ、
雄しべから出てきた花粉が雌しべにつきやすくなります。
筆で雄しべと雌しべを、軽くこすってあげても良いです。

 

■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 水やりのコツ
・ナス 発芽しない

 

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