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ナス 茎えそ細菌病

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気づいたときには手遅れになりやすいです

 

 

ナスの茎えそ細菌病は、
どちらかというとまだ気温の低い時期に起きやすい病気です。

 

ナスの生育が極端に悪くなり、元気がないなと思っているうちに、
葉が萎れたようになり、そのうち枯れてしまいます。

 

なんとなく生育が悪い、なんとなく元気がない、
葉が萎れるなどといった症状は出るものの、
はっきりとした病状の決め手がないため、早期発見は難しいです。

 

症状が出てからは治療ができないので、
できるだけかからないように予防しておくようにします。

 

 

[ナス 茎えそ細菌病]

 

 

■茎えそ細菌病の症状

 

感染した株は、感染していない株に比べると生育が悪くなります。
その後、水切れでもないのに、晴れた昼間に葉が萎れる症状が出始めます。

 

萎れた葉は夜や曇りの日は萎れずに、元に戻ります。
萎れては戻るを繰り返しているうちに、萎れた葉が戻らなくなり枯れてしまいます。

 

茎には、黒っぽい茶色の病斑ができますが、
はっきりとした色ではなく、しみのような状態になります。

 

病斑の形は不規則で、少しずつ広がっていきます。
病斑ができた部分は、内部で腐敗が進んでいて、
病斑部分を切って水に入れると、中から細菌を含んだ粘液が出てきます。

 

変色した部分を水にさすと粘液が出てくるところは、
青枯病にとてもよく似ています。

 

葉が萎れたり戻ったりする症状も似ていることから、
青枯病と間違いやすいですが、青枯病は高温期に起こりやすい病気です。
茎えそ細菌病は、気温の低い時期に起きやすい病気なので区別できます。

 

 

■茎えそ細菌病の原因

 

低温で多湿な環境で育てていると、かかりやすくなります。
育苗中の肥料が多いなどで、弱々しく育った株も、感染率が高くなります。

 

また、感染した株を処分した後、
そのままの手や道具を使って、他の株に触れると感染してしまいます。

 

 

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育苗中は、多肥、日照不足に注意します

 

 

■茎えそ細菌病の対策

 

冬場のハウス栽培などで起きやすくなるので、適度に換気するなどして、
湿度が上がらないように注意します。

 

露地栽培でも、気温が低く雨の多い梅雨時期には、
感染率が高くなるので、注意が必要です。

 

育苗中や、定植後に多肥にしないこともポイントです。
特に窒素の多い肥料を使っていると、株が軟弱に育ちやすくなります。
肥料の量だけでなく、日照不足も徒長を起こし弱い株に育てる原因となります。

 

茎えそ細菌病に感染した株は処分しますが、
処分する時には必ず手で触れることになります。

 

また、株を処理する時に使ったハサミやスコップなどにも、
原因となる細菌が付着しています。

 

株を処分する時は、使い捨てのゴム手袋をして、
作業が終わったら手袋も一緒に捨ててしまいます。

 

処分する時に使用したハサミやスコップなどの道具も、消毒するようにします。
ゴム手袋をしていたとしても、作業後に手を洗っておくとさらに安心です。

 

 

■茎えそ細菌病に感染したら

 

茎えそ細菌病にかかった株は、残念ながら治すことはできません。
感染株の治療よりも、周りの株に感染するのを防ぐため、
できるだけ早く株ごと引き抜いて処分します。

 

■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定

 

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