やさし~い太長ナス
やさし~い太長ナスは、日本デルモンテアグリ株式会社から出ている野菜苗です。
デルモンテというとトマトケチャップのイメージが強いですが、実は野菜苗も販売しています。
”やさし~い”という名前のついたナスの苗は、いったいどんなナスなのでしょうか?
また、やさし~い太長ナスの特徴と栽培のコツをご紹介します。
[やさし~い太長ナス]
■やさし~い太長ナスの特徴
・デルモンテの野菜苗
デルモンテから野菜の苗が出ているなんて、まだ知らない人も多いのではないでしょうか?
ケチャップなどの加工食品だけではなく、
”育てる”というところにも着目してつくられた野菜苗です。
今回はナスの野菜苗を紹介しますが、ミニトマト、中玉トマト、大玉トマト、
パプリカ、ピーマン、シシトウ、トウガラシ、ゴーヤ、キュウリ、メロン、オクラ、イチゴ、
スナップエンドウ、ソラマメとその苗の種類は多岐にわたります。
また、珍しいスティックブロッコリーとスティックカリフラワーの苗もあります。
ケチャップで有名なデルモンテということで、
トマトと同じナス科の作物には強いラインナップです。
やさし~い太長ナスもとても育てやすく、人気があります。
・やさし~い太長ナスのやさし~いとは?
デルモンテから出ているナスの苗は2種類です。
やさし~いナスとこの記事で紹介しているやさし~い太長ナスの2種類です。
共通している”やさし~い”とは何なのでしょうか?
まず、第一の理由はトゲなしタイプのナスということです。
ナスは葉やヘタにトゲがあるのが一般的ですが、デルモンテの品種はトゲがありません。
このことによって、作業が非常に容易になります。
小さなお子さまでも危なくなく、いっしょに家庭菜園を楽しむことができます。
第二の理由は育てやすいことです。
病気に強く、実がなりやすい性質の苗なので家庭菜園初心者の方にもおすすめです。
・単為結果性
やさし~い太長ナスは、単為結果性です。
単為結果性というのは、受粉をわざわざしなくても実がつく性質のことです。
放任してても多くのナスが実るので、管理作業の時短になります。
・果実
長ナスらしい柔らかさのある美味しい果実に育ちます。
・やさし~いナスとの違い
同じデルモンテから出ているやさし~いナスとやさし~い太長ナスの違いはサイズです。
どちらも病気に強く、CMV(キュウリモザイクウィルス)の予防接種も済んだ苗です。
育てやすさや育て方はほとんど変わりません。
大きさの違いだけなので、お好みでどちらのサイズにするか決めましょう。
ナスの甘辛炒め
■やさし~い太長ナスの栽培のコツ
・栽培方法
やさし~い太長ナスの栽培方法は、やさし~いナスと同じです。
やさし~いナスの栽培方法を参照ください。
・栽培の注意点
インドを原産とするナスは、日光・水・肥料を好む性質をもっています。
たくさんの太陽の光にあて、充分な水やりと追肥をもって栽培するようにしましょう。
また太長タイプのナスですが、なり始めと7~8月の高温期の収穫は、
株の負担を減らすためにやや小さいサイズで早めにとることをおすすめします。
やさし~い太長ナスの場合は、約15センチ程度のサイズでの早どりが良いです。
■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定