ナスとホタテの中華ごはん、とろとろナスにホタテの旨みがしみしみ
■ナスとホタテの中華ごはん
ナスは加熱するととろとろになるため、
あまり炊き込みご飯やピラフといった炊き込み料理には使うイメージはありません。
けれど、切るサイズなどに注意すれば、炊飯後にもナスの形はある程度残ります。
今回は、ナスを使った中華風の炊き込みご飯のレシピです。
加熱されてとろとろになったナスに、
一緒に炊き込むベビーホタテの旨みがしみこんで、さらにおいしくなります。
中華おこわのような、しっかりとした味付けをしているので、
この炊き込みご飯単体でもぱくぱく食べられます。
炊き立てをお茶碗に山盛り食べるのもおいしいですし、
余った分をおにぎりにして冷めた状態で食べてもおいしいです。
●材料
ナス(米ナスサイズ)……1本
ベビーホタテ……1パック
エノキ……1袋
ショウガ……1かけ
米……3合分
(合わせ調味料)
オイスターソース……大さじ1
酒……大さじ1
醤油……大さじ2
砂糖……大さじ1
ゴマ油……大さじ1
水……適量
●作り方
1.ナスはヘタを切ってさっと洗って水気を拭き取ったら、2cm~3cm角に切ります。
エノキは袋から出して石づきの部分を切り落とし、2cm幅くらいに切ります。
ショウガは皮を剥き、粗めのみじん切りにします。
米は普通に洗って、ざるにあけて水気を切ります。
ボウルに水以外の合わせ調味料の材料を入れ、よく混ぜておきます。
2.炊飯器の内釜に水を切った米を入れます。
米がぎりぎり浸るくらいの水を入れてから、合わせ調味料をすべて入れて混ぜ合わせます。
内釜の3合の線まで水を足してショウガを加えて再び軽く混ぜたら、
ベビーホタテ・ナス・エノキの順に重ねて入れます。
炊飯器にセットして、普通炊飯で炊きます。
3.炊飯が終わったら、しゃもじなどで軽く全体を混ぜてからフタを閉め、
10分ほど蒸らします。
蒸らし終わったら、お茶碗に盛り付けて出来上がりです。
●ポイント
合わせ調味料の濃度が高いので、
いきなり米に当てるよりも水を少し入れてからの方がなじみやすいです。
ただし、後から水分を減らすことができないので、
合わせ調味料を入れても3合の線を越えない程度の水にとどめておきます。
レシピでは緑ナスを使っていますが、普通のナスでも作れます。
レシピでは、ブラウンエノキを使っていますが、普通の白いエノキでも作れます。
ブラウンエノキの方が旨みが強く、歯ごたえも強いのでお勧めです。
■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定