ナス餃子、パリッ、むちっ、とろんと3拍子楽しめるナス入りの餃子です。
■ナス餃子
餃子にも色々な種類があります。
キャベツがたっぷり入っていて、
ニラやニンニクでパンチを効かせているものが一般的です。
他にも、変わりダネとして、シソなどの香味野菜が入っているものや、
バジルなどのハーブが入っているもの、チーズが入っているもの、
ミンチの代わりに魚介類を使っているものなど、日本での餃子の種類は多岐にわたります。
今回は、豚ミンチに長ネギのみじん切りを加えたシンプルな肉ダネと、
棒状のナスを一緒に餃子の皮で包んだ、ナス餃子をご紹介します。
豚オンリーのミンチ肉を使うことで、むっちりとした食感が出て、
その中にとろりと柔らかいナスの風味がふわりと主張します。
パリッと焼き上げたシンプルな味付けの餃子は、いくらでも食べられそうです。
●材料
ナス……1本
豚ミンチ……200g
長ネギ……1/2本
餃子の皮(大判)……20枚~30枚
塩コショウ……適量
醤油……小さじ1
ゴマ油……小さじ2
サラダ油……大さじ1/2
ゴマ油(仕上げ用)……大さじ1
熱湯……適量
●作り方
1.ナスはヘタを取り除いて洗い、表面の水気をふき取ります。
5mm各の拍子切りにし、長さは餃子の皮のおさまるくらいの長さに整えます。
長ネギはみじん切りにします。
2.ボウルに豚ミンチ・塩コショウ・醤油・ゴマ油を入れ、粘りが出るようによく混ぜます。
粘りが出てきたら、みじん切りにした長ネギを加え、全体をよく混ぜます。
3.餃子の皮の中心に肉ダネを広げ、中心に溝を作ります。
そこに棒状のナスを入れ、餃子の皮の縁を水に濡らしてとじます。
すべて包み終わったら、次は焼きです。
フライパンにサラダ油を入れて広げます。
餃子を並べ、中火にかけます。
餃子の裏面を焼いている間にお湯を沸かしておきます。
餃子の裏面に焼き色がついたら、
1cmくらいの深さになるくらいの熱湯を入れフタをします。
餃子の皮が透き通ってきたら、フタをはずして水分を飛ばします。
水分がほとんど飛んだら、仕上げ用のゴマ油を回しかけ、
餃子の裏面にこんがりと焼き色がつくまで焼けたら、お皿に移して出来上がりです。
●ポイント
ナスのサイズによって、1本で多い時もあれば、少ない時もあります。
あまり太く切ると包みにくくなり、細いとナスを感じられなくなるので、
5mmくらいの細さにするのがお勧めです。
餃子を焼く手順は、テフロン加工をしてあるフライパンを使っています。
加工していない鉄製のフライパンなどでは、
最初にフライパンを温めてから油をひいて火をいったん止めてから、
餃子を並べて再び火にかけます。
一度温めて油をひいておくことで、鉄製フライパンでもくっつきにくくなります。
■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定