ナスの即席辛子漬け、鼻を抜ける辛みがナスの甘みとベストマッチ
■ナスの即席辛子漬け
夏野菜はみずみずしいものが多く、
生で食べるのに適しているものがたくさんあります。
ナスも夏野菜の代表的な存在ですが、加熱して食べるイメージが強いです。
けれど、たっぷりと水分を含んでいるので、生で食べることができます。
ただ、ナスはアクが強い野菜でもあります。
そのまま食べると、どうしてもえぐみが出やすくなるので、
新鮮なナスを使うのがポイントです。
また、生で食べるのであれば、漬物にするのも、アクが抜けやすいのでお勧めです。
今回は、鼻に抜ける辛みが特徴的な、辛子漬けをご紹介します。
本来は粉のからしを使いますが、今回は簡単にチューブ入りのからしを使っているので、
いつでも簡単に作ることができます。
●材料
ナス……1本~2本
塩……大さじ1/2
醤油……大さじ1/2
(漬けダレ)
辛子チューブ……大さじ1/3~大さじ1/2
醤油……大さじ1
砂糖……大さじ1/2
●作り方
1.ナスは表面をさっと洗い、水気をふき取ります。
ヘタを切り落としたら、1cm幅くらいの半月かいちょう切りにします。
切ったナスをボウルなどに入れ、塩を加えてよくもみこんで、
15分~20分ほど置きます。
2.ナスから水が出てきてしんなりしたら、さっと水で洗います。
水気をぎゅっと絞った後、キッチンペーパーなどをかぶせて揉むようにし、
水分をふきとります。
水分がとれたらボウルに戻し、醤油を回しかけて手でもみこみます。
1分ほど置いたら、さらに水気をぎゅっと絞っておきます。
3.別のボウルに、漬けダレの材料を全て入れ、
辛子のだまがなくなるまでよく混ぜます。
そこに絞ったナスを加えて混ぜ、漬けダレが絡んだらラップをして、
冷蔵庫に1時間ほど置いておきます。
食べる時に冷蔵庫から取り出し、器に盛りつけて出来上がりです。
●ポイント
レシピで使ったナスは、絹かわなすと呼ばれる、
アクが少なく皮の柔らかいナスを使っています。
一般的な中長ナスを使う場合は、皮が硬いことがあるので、
縞目に剥くのがお勧めです。
また、切った後、すぐに水を張ったボウルに入れて、
5分ほどアク抜きしておくと、さらに食べやすくなります。
からしの量は、お好みで加減してください。
チューブ入りのからしも、開封から時間が経過していると、辛みが抜けています。
辛子漬けの鼻に抜ける辛みを楽しみたいのであれば、
できるだけ新しいからしを使ってください。
■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定