夏豊作
おうち野菜は、サカタのタネが改良して作った野菜品種を集めたシリーズです。
家庭菜園を始める時、色々な不安が出ますが、
それをフォローしてくれる画期的なサービスも付帯されています。
そんなおうち野菜に、ナス品種として「夏豊作」が入っています。
夏豊作には、どのような特徴があるのでしょうか。
[おうち野菜 夏豊作]
■おうち野菜とは?
おうち野菜とは、初心者であっても育てやすく、
おいしい野菜を簡単に収穫できる品種を集めたシリーズです。
家庭菜園に向いた品種ばかりなので、
初めて家庭菜園にチャレンジするという方にお勧めです。
登録されている野菜が多く、夏野菜の代表であるナスやトマト、
キュウリ、ズッキーニ、オクラなどが登録されています。
その中でもナスは、標準的な中長ナスが収穫できる「くろぷり」と、
細長い実をつける「夏豊作」の2品種から選べます。
初めてナスを育てる方にはくろぷりがお勧めですが、
夏豊作も栽培は難しくないので、チャレンジしやすいです。
また、普通のナスの栽培には飽きてしまったという、
中級者以上の方には、夏豊作がお勧めです。
また、おうち野菜では、栽培中の疑問やトラブルを相談できる、
サカタコンシェルというサービスも行われています。
初心者はもちろん、中級者以上の方であっても、
栽培中にトラブルが起こることも少なくありません。
サカタコンシェルを担当する方は、サカタのタネの現役社員やOBたちなので、
豊富な専門知識によって疑問やトラブルを解決してくれます。
相談はLINEアプリを使えば、操作は簡単ですし、
回答が文字化されているので、あとで読み返すこともできます。
アプリの利用が難しい場合は、メールフォームでの相談も可能です。
さらに、直接コンシェルジュの方と話したい場合は、電話での相談も受け付けています。
■夏豊作
おうち野菜の夏豊作は、スーパーでよく見かける中長ナスとは、
まったくちがったビジュアルの実がなります。
見た目が特殊なので、初心者の方からすれば育て方が難しそうに見えるかもしれません。
けれどおうち野菜に登録されている野菜は、どれも初心者でも育てやすいものばかりです。
夏豊作には、どのような特徴があるのでしょうか。
・珍しいひもなすタイプ
一般的によく見かける中長ナスと呼ばれるタイプのナスは、
実の長さが12cm~15cmほどです。
夏豊作と同じくおうち野菜に登録されている「くろぷり」は、
中長ナスタイプの品種で、収穫適期サイズもそのくらいです。
対して夏豊作は、1本のナスが30cm~40cmとかなり長いです。
ひもなすと呼ばれるタイプのナスで、実が細長い形をしているのが特徴です。
濃い紫色をしていて、中の白い果肉との対比も美しいです。
表面はなめらかで肉質は柔らかく、皮ごと調理しても食べやすいナスです。
見た目が面白く食味も良いので、育てて損はありません。
・収穫期間が長い
夏豊作は、実がとても長く生長するため、1本の実を育てるために、
ある程度の負荷が株にかかります。
けれど、もともと性質が丈夫でスタミナもある品種なので、
成り疲れが起こりにくく、長く栽培、収穫が可能です。
こういった特別な野菜を栽培する時は、
やはり地植えでないとダメというイメージがありますが、そんなことはありません。
夏豊作は家庭菜園向けに作られた品種のため、地植え栽培はもちろん、
鉢やプランターを使った容器栽培にも適応できます。
家庭菜園では、それぞれの家庭によって栽培環境は異なります。
広いエリアで日当たりも良く、余裕をもって栽培できるところもあれば、
地植えするスペースがなくベランダで栽培する場合もあります。
夏豊作のように、地植え栽培も容器栽培も可能な品種なら、
育てられる選択肢が増えます。
・病気に強い
夏豊作は、病気にも強く育てやすいです。
栽培中は、やはり色々なトラブルが起こります。
病気や害虫は、家庭菜園で起こりやすいトラブルの最たるものではないでしょうか。
もちろん、基本的な病害虫の防除は必要になりますが、
ある程度の耐性があることで、安心して栽培にチャレンジできます。
もし栽培中にトラブルが起こっても、サカタコンシェルをうまく利用すれば、
栽培の成功率はぐんと上がります。
■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定