越後白なす C)北越農事Yahoo!ショップ
越後白なすは、新潟市に昭和初期から代々受け継がれてきた伝統野菜です。
”白なす”というブランド名からも分かるように、果実の色が真っ白で、
非常に珍しく、目を引きます。
新潟市の伝統野菜である越後白なすですが、
北越農事株式会社の通販サイトからでも買うことができます。
果実の色は真っ白で、ヘタの色も緑色という良く知るナスとは異なる白なす、
どのような特徴があり、どのように栽培するのでしょうか？
[越後白なす]
■越後白なすの特徴
・果実
白ナスというと、果実の色が淡い黄緑色のようなものをしているもの多いですが、
越後白なすの場合は、文字通り、真っ白です。
ナスの色はナスニンとよばれる物質が含まれることで色づいているのですが、
越後白なすにはそのナスニンが全く含まれていないために白くなります。
形はナスそのもので、1つの果実も100～120グラム程度になります。
・食味
真っ白いナスということで、どんな味なのか気になる人も多いと思います。
白ナスはどんな食味なのでしょうか？
普通の紫色のナスと比べて白ナスは、灰汁が少なく、クセがありません。
皮は硬いですが、果実はやわらかく、加熱することでとろけるようになります。
加熱した果実は、まるで、フォアグラのような食感ともいわれるくらい、
とても美味しく、ステーキやグラタン、天ぷら、煮物などに適しています。
・白なす盆祭り
新潟市では、越後白なすをPRするための白ナス祭りが毎年開催されています。
盆踊りと白ナスが同時に楽しめる夏祭り、私も是非行ってみたいものです。
■越後白なすの栽培のコツ
・草姿
草姿はコンパクトなので、密植して栽培することもできます。
・適作型
トンネル栽培、露地早熟栽培に適しています。
トンネル栽培では、1月下旬～2月の種まき、
露地早熟栽培では、3月頃の種まきから栽培が開始できます。
・栽培のポイント
乾燥してしまうと果実の皮が硬くなり、食味を損なってしまいます。
夏場は充分な水やりを行い、水切れとならないよう注意します。
■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定