夏野菜と餃子の皮で熱々の美味しいラザニア(lasagna)が作れます。
■ナスとポテトのラザニア
ナスは一年中スーパーに並ぶ野菜ですが、やはり旬の夏~秋が美味です。
旬の時期になると値段は安くなるのに、栄養価が高くなります。
ナスには体を冷やす効果があるので、
食べ過ぎると体を冷やし過ぎてしまうことがあります。
そんな時は、熱々のラザニアにしてみましょう。
熱々の状態で食べれば、自然と体が温まります。
今回はラザニア用のパスタを使わず、餃子の皮を使います。
扱いやすいので、簡単にラザニアが作れますよ。
●材料
(トマトソース)
ナス(小)……3本
ウィンナー……7本(1袋)
市販のトマトソース……1缶
(ホワイトソース)
ジャガイモ(中)……3個
牛乳……500cc
塩……小さじ1/2
餃子の皮……30枚~50枚
ピザ用チーズ……お好みの量
●作り方
1.まず材料を切ります。
ナスはヘタを切って洗い、1cm~2cm角くらいに切ります。
ウィンナーは1cm幅くらいの斜め切りにします。
ジャガイモは皮を剥き、2個は1cm幅の輪切りにします。
残りの1個は後で使います。
2.まずはホワイトソースから作ります。
鍋に輪切りにしたジャガイモと牛乳を入れ、弱めの中火にかけます。
牛乳がふつふつと沸いてきたら、弱火に落として塩を加え、
ジャガイモに火が通るまで煮ます。
時々かきまぜ、底が焦げ付かないように注意します。
煮ている間に、残り1個のジャガイモをすりおろしておきます。
煮ているジャガイモに火が通ったら、
中火にしてすりおろしたジャガイモを加え、よく混ぜます。
ソースにとろみが出たら火を止めます。
次にトマトソースを作ります。
フライパンを中火にかけ、オリーブオイルを入れます。
フライパンが温まったらナスとウィンナーを入れ、木べらで混ぜながら炒めます。
ナスが少ししんなりしてきたら、トマトソース缶を加えて混ぜ、
ナスに火が通るまで煮ます。
3.ソースができたら、耐熱容器に層を作りながら入れていきます。
最初にホワイトソースを1/3ほど入れ、ソースが隠れるように餃子の皮をのせます。
餃子の皮は水にくぐらせて粉を落とし、2枚を合わせて1枚の生地にします。
餃子の皮を乗せたら、トマトソースを1/3のせます。
ソースが隠れるように餃子の皮を乗せたら、ホワイトソースを乗せます。
ホワイトソース→餃子の皮→トマトソース→餃子の皮→ホワイトソース→
餃子の皮→トマトソース→餃子の皮→ホワイトソースの順に層を作ります。
最後にピザ用のチーズを乗せ、予熱なしの200度設定にしたオーブンで30分~40分、
表面に焼き色がつくまで焼いたら出来上がりです。
●ポイント
餃子の皮は、容器のサイズや層の数によって必要枚数が異なります。
今回はホワイトソースを3回、トマトソースを2回に分けて層にしましたが、
容器が大きくて浅い場合は、もう1回ずつ減らしても構いません。
ホワイトソースはジャガイモのでんぷんでとろみをつけていますが、
缶詰のホワイトソースに茹でたジャガイモを加えて作っても構いません。
その場合は、すりおろした分の1個は不要となります。
簡単に作るため、餃子の皮を使っていますが、
ラザニア用のパスタを使ってももちろんかまいません美味しいです。
トマトソースは、缶詰などのミートソースや自家製のミートソースを使っても、
おいしく作れます。
その場合は、ウィンナーは入れなくも構いません。
■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定