ナスのスパイシーディップ、口当たりが良いのに刺激的!
■ナスのスパイシーディップ
日本では、ナスは定番の野菜ですが、実は海外でもよく食べられている野菜です。
国が変われば食べ方も変わるもので、中にはディップソースにすることもあるそうです。
ナスは火を通すと中がとろっと柔らかくなり、たっぷりと含んだ水分がしたたります。
日本でも焼きナスにすることが多いですが、
焼きナスとはまた違ったおいしさを楽しめるのが、ディップです。
とろとろと柔らかな口当たりにも関わらず、
ガラムマサラのスパイシーな風味とニンニクの香りが食欲をそそります。
イスラム教では、ラマダンと呼ばれる断食の期間があります。
断食といっても、日の出から日没までの間の飲食が禁止されている時間帯が決まっています。
とはいえ、1ヶ月もの間、思うように飲食していないのですから、
ラマダン明けはお腹に優しいものから食べ始めます。
その時に食べられる料理の中に、ナスのディップに似たものがあるそうです。
●材料
ナス……2本
ニンニク……1かけ
ピーナッツクリーム……大さじ1
レモン汁……大さじ1
オリーブオイル……大さじ1/2
塩……小さじ1/4~小さじ1/2
ガラムマサラ……小さじ1/8
●作り方
1.ナスは洗ってヘタを切ります。
ニンニクは皮を剥き、すりおろします。
2.ナスは表面の皮が黒くなるまで、魚焼きグリルで焼きます。
ナスの皮を剥いたら、包丁で叩いて細かくします。
3.ボウルに叩いたナスとすりおろしたニンニク、
その他の材料を全て入れ、よく混ぜます。
器に盛りつけたら、出来上がりです。
●ポイント
ナスは皮が真っ黒になるまでしっかり焼くことで、
中まできちんと火が入り、とろとろになります。
また、皮と実が分離して剥きやすくなります。
焼き上がりすぐは熱すぎるので、少し冷ましてから皮を剥くと良いでしょう。
ナスに火が通っているかどうかは、触った時の柔らかさで分かります。
箸で挟んだ時、形が変わるくらいに柔らかくなっていれば、火が通っています。
ディップはトーストしたパンはもちろん、茹でた野菜や炙った厚揚げなどにも合います。
■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定