ナスバーグ、肉の旨みをナスが包み込みます
■ナスバーグ
ナスは料理の幅がとても広く、和風だけでなく、色々な国の料理にも使われています。
特に油や肉との相性が非常に良く、油を吸うことでナスのおいしさや風味が増し、
肉汁を吸うことで肉の旨みも閉じ込めることができます。
牛100%のミンチ肉を、切れ込みを入れたナスに詰めてオーブンで焼きました。
作り方は難しくなく、ナスに肉ダネを詰めた後は、オーブン任せにできて楽です。
なのに見た目は手の込んだ料理に見えますし、
何よりも牛の旨みがじゅわっとナスにしみこんで、とてもおいしいです。
牛100%のにくにくしい食感と、ナスの食感が楽しめます。
味付けがシンプルなので、ケチャップと合わせるとさらにおいしくなります。
●材料
米ナス……1本
オリーブオイル……大さじ1~大さじ2
(肉ダネ)
牛ミンチ……300g
タマネギ……1/4個
イタリアンパセリ……3本分くらい
塩コショウ……適量
パプリカパウダー……小さじ1
●作り方
1.ナスはヘタを切り落とし、表面をさっと洗って水気をふき取ります。
縦半分に切ったら断面を下にして、
底面の5mmほどを残して5mm~1cm幅の切れ込みを入れます。
切れ込みを入れた後、ナスのサイズによって、2つ~3つに切ります。
タマネギとイタリアンパセリは、細かいみじん切りにします。
2.ボウルに牛ミンチを入れ、そこに塩コショウとパプリカパウダーを加えて、
粘りが出るまでよくこね混ぜます。
肉に粘りが出てきたら、タマネギとイタリアンパセリを加え、さらによく混ぜます。
肉ダネができたら、ナスの切れ込みの中に詰めていきます。
3.すべてのナスに肉ダネを詰め終えたら、耐熱容器に並べます。
上からオリーブオイルを回しかけ、200度に余熱したオーブンで20分~40分焼きます。
肉の部分に楊枝を刺し、透明な肉汁が出てくれば出来上がりです。
●ポイント
肉ダネにはつなぎとなる卵やパン粉などをまったく加えていないので、
かなり硬めの食感になっています。
硬いミンチが苦手な方は、卵や牛乳に浸したパン粉を加えると、
肉ダネが柔らかくなります。
パプリカパウダーやイタリアンパセリない場合は、無理に入れなくても構いません。
代わりに乾燥パセリやナツメグなどを入れれば、肉の臭みが軽減されます。
■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定