水ナスのシンプルカルパッチョ、ナスとは思えないフルーティーな味わい
■水ナスのシンプルカルパッチョ
ナスも色々な品種があり、その品種によって、合う料理が変わります。
もちろん、どの品種のナスもそれぞれに魅力的な食味があり、
どのように調理してもおいしいです。
けれど、それぞれの特性に合った調理をすることで、さらに魅力が増します。
水ナスは、他のナス品種に比べて水分が多く、アクがとても少ないため、
生食してもえぐみがすくないのが特徴です。
また、生のまま食べると、リンゴのようなフルーティーな風味もあり、
柔らかくもパリッとした食感が素晴らしいです。
そんな水ナスを、カルパッチョ風に仕上げました。
カルパッチョといえば、お肉や魚のイメージが強いですが、
水ナスをカルパッチョ風にすることで、サラダよりもさっぱりしていて、
水ナスの風味が生きてきます。
●材料
水ナス……1個~2個
油……大さじ3
レモン汁……大さじ1
岩塩、ブラックペッパー……少々
●作り方
1.ナスはヘタを切り落とし、表面をさっと洗ってから薄切りにします。
ボウルに水を入れ、1つまみ~2つまみくらいの塩(分量外)を入れて塩水を作り、
そこに切ったナスを入れて5分ほどアク抜きします。
2.アク抜きをしている間に、油とレモン汁を器に入れてよく混ぜておきます。
アク抜きが終わったら、さっと水で表面を洗ってざるにあけて水を切ります。
キッチンペーパーなどで表面の水分を押さえてから、お皿に並べます。
3.ナスを並べ終わったら、ドレッシングを再度よく混ぜてから全体にかけます。
その上から、岩塩やブラックペッパーを適量散らしたら、出来上がりです。
●ポイント
ドレッシングに使う油は、お好みにもので構いません。
香り高いオリーブオイルでも良いですし、
さらっとしてクセのない菜種油でもおいしく作れます。
また、ハーブやスパイスなどの香りづけがされたものもお勧めです。
香り付きのオイルを使う時は、香りが強すぎるとせっかくの水ナスの風味が飛ぶので、
大さじ1だけ香り付きのオイルを使い、残りはプレーンなものを使うと良いでしょう。
■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定