サントリー本気野菜シリーズのナス
ナスは、色々な種苗メーカーからたくさんの品種が販売されています。
その中でも、特に家庭菜園で人気があるのが、サントリーの本気野菜シリーズです。
本気野菜シリーズには、ナスの他にトマトやキュウリ、
甘長トウガラシ、スイカなどがあります。
そんな大人気のサントリー本気野菜シリーズのナスには、
どのような品種があるのでしょうか。
[ナス サントリー 人気]
■ナス サントリー 人気
サントリー本気野菜シリーズのナスは、現在5種類です。
どの品種も、家庭菜園でも育てやすく、
きちんと収穫できることを目標に改良されています。
また、どの品種も「育てる」ことと「食べる」ことに重点を置いているので、
食味が良いのも特徴の1つです。
サントリー本気野菜シリーズのナス品種を、ご紹介します。
・とろとろ炒めナス
ぽってりとした形が特徴のとろとろ炒めナスは、
米ナスと丸ナスのちょうど中間くらいのサイズです。
肉質が緻密で、火を通すと名前の通り、とろとろの食感になります。
皮も薄く口に残らないので、皮つきのまま調理するのがお勧めです。
炒め物にはもちろん、挟み揚げや分厚く切ってステーキにしても、
とろとろの食感を堪能できます。
・たくさん中長ナス
ナスの中でも、定番となっているのが、中長タイプです。
たくさん中長ナスも、サントリー本気野菜シリーズの中心となっている品種です。
草勢が強く、次から次へと実がつきます。
実の肥大力が強いにもかかわらず、皮は柔らかく、肉質が硬くなりにくいのが特徴です。
ナスの基本となる品種なので、どのような料理にも使うことができます。
味噌汁や揚げ浸し、炒め物やマリネなど、様々な料理で楽しめます。
・長ナスぶらぶら
実の長さが40cm~60cmほどにもなる、長ナスタイプです。
表皮は少し明るめの紫色で、皮が非常に柔らかいのが特徴です。
果肉は真っ白でアクがなく、火を通すとねっとりとした食感が生まれ、
一口食べるとクセになります。
中長タイプと比べると、とても長くて立派な実がつきますが、
長ナスぶらぶらは草勢が強めでスタミナがあるので、たくさんの長ナスを収穫できます。
ねっとりとした食感を生かし、麻婆ナスや炒め物、煮物がお勧めです。
さらにアクが少ないので、漬物などの生食にもできます。
・クリーミー揚げナス
クリーミー揚げナスは、とろとろ炒めナスよりもさらに丸ナスに近い形をしています。
ころころとした形は愛らしいですが、性質はとても丈夫で成り疲れしにくく、多収穫です。
トゲの発生も少ないため、初心者や子供でも作業がしやすいです。
果肉はまるでクリームのようで、とろっとしたコクのある味わいが特徴です。
名前の通り、揚げることで滑らかな果肉を引き出せるので、
揚げ浸しやステーキなどがお勧めです。
・やわらか焼きナス
やわらか焼きナスは、たくさん中長ナスと長ナスぶらぶらの、
ちょうど中間くらいの大きさの実がつきます。
真夏の高温期にもバテにくく、収量が安定しています。
果肉は緻密でよく締まり、スラリとした見た目に反して、
果汁がたっぷりと含まれています。
焼きナスにすると、たっぷり含まれた水分が、ナスの旨みを伴ってじゅわっと溢れます。
■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定