Categories: ナス 品種

大福丸ナス

大福丸ナス

 

 

大福丸ナスは、日本農林社の丸ナスの品種です。

 

名前の通り、このナスはまるで大福のような丸みのあるナスで、
肉質が緻密(ちみつ)で、とても食味に優れています。

 

あまりスーパーでは手に入らない丸いナス。
大福丸ナスにはどんな特徴があるのでしょうか?

また、栽培のコツをご紹介します。

 

 

■大福丸ナスの特徴

 

・果実
大福丸ナスは、中早生種で、1つの果実が約130グラムです。
肉質が緻密なので、とても美味しいナスです。

 

色ツヤも良く、着色不良や奇形果の発生も少ないので、
秀品率も高く、安定した栽培ができます。

 

・草姿、草勢
半開帳性で、草勢は強い方です。
丈夫にしっかりと育つので、家庭菜園でも育てやすいです。

 

・美味しい食べ方
ナスは灰汁(あく)があるので、使用する前に、
5分ほど、水にさらしておくとより美味しく食べられます。

 

切り口が茶色く変色することも防げるので、
ひと手間かけて、灰汁抜きをしてから食べるようにしましょう。

 

 

■大福丸ナスの栽培のコツ

 

・適作型
露地栽培とトンネル栽培に適しています。
トンネル栽培では、冬のうちからナスの栽培がはじまります。

 

トンネル栽培すれば、露地栽培より収穫期も長く、
その分収量をあげられるメリットがありますが、資材が必要です。

 

・トンネル栽培
トンネル栽培とは、畝を丸くトンネルのように覆うビニールをかけ、
地温を保ちながら栽培する方法です。

 

被覆することで、寒い極寒の時期も作物が育つので、
冬にも野菜をたくさんつくれます。

 

冬は害虫が少ないので、病気にかかりにくく、
農薬も最小限に抑えられるといったメリットもあります。

 

家庭菜園においても、トンネル栽培用の資材が売ってるので、
チャレンジしてみるのも面白いと思います。

 

・露地栽培
露地栽培での種まきの適期は、3月頭から下旬までです。
ゆっくり3月末に種まきする場合は、6月下旬の定植となり、
7月中旬すぎから、11月中旬まで収穫できます。

 

・栽培の注意点
日光の光を良く葉に当てる必要があるので、
下の側枝は除去して、葉が混みあわないようにしましょう。

 

■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定

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