極早生黒びかり茄子
極早生黒びかり茄子は、中原採種場から出ている中細長ナスの品種です。
極早生種ということで、種まきから収穫までがスピーディーに行える品種です。
秀品率が高い品種なので、販売向けの品種でもあります。
極早生黒びかり茄子の特徴や栽培のコツについて、詳しく紹介していきます。
[極早生黒びかり茄子]
■極早生黒びかり茄子の特徴
・草姿
草姿は半開帳性です。
分枝性に富んでいるので枝分かれしやすく、初期から多収が見込めます。
枝はやや細いですが、スタミナもあり丈夫なので、安心して育てられます。
尚、草勢は良いものの、葉っぱのサイズはそれほど大きくはないので、
過繁茂になりにくいのも良いところです。
栽培後期までしっかりスタミナが続きます。
・果実
極早生黒びかり茄子は果実の長さが、25~27センチになります。
長さ的には大長ナス程度の大きさになりますが、細くすらっとした果実になります。
果実の色は色濃くツヤがあり、石ナスやボケナスといった奇形果実が出にくい品種です。
上物果がたくさんとれるので、秀品率をあげ、販売促進したいという方におすすめです。
和食はもちろん、ピザやグラタンにも美味しいです
■極早生黒びかり茄子の栽培のコツ
・栽培スケジュール
露地栽培の場合は、1月中旬~3月上旬頃の種まき、
ハウス栽培の場合は、7月下旬~12月中旬頃までの種まきができます。
一般的にナスが収穫できる夏秋の時期とはずらして栽培することができるので、
プロの農家の方にもおすすめできる品種です。
■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定