つばくろ長ナス
つばくろ長ナスは、日本農林社のナスの品種で一代交配種です。
加工漬物用などに広く利用されているナスの品種なので、
自宅で浅漬けにするなど、箸休めにもピッタリなナスです。
■つばくろ長ナスの特徴
・果実
つばくろ長ナスは、首の部分が太くしっかりとしています。
長ナスは、曲がったりすることも多いですが、
この品種は曲がりが少なく、果実の揃いも良いです。
肉質はやわらかく、濃い紫色で、見た目も良く、
色ボケも少ない品種です。
・一夜漬けに最適
つばくろ長ナスは、漬物に最適の品種です。
さまざまな加工漬物の商品にも使われている品種なので、
是非、ご家庭でも浅漬けなどにして食べてみてください。
最近は、ボトルタイプの浅漬けの素なども市販されているので、
一夜漬けなども、非常に作りやすくなりました。
また、浅漬けをしっかり漬けるためにジップロックなどの、
ジッパー付きのビニール袋もおすすめです。
適当な大きさにカットしたつばくろ長ナスと、
浅漬けの素、お好みで輪切り唐辛子をジップロックに入れ、
良く揉んでから一晩冷蔵庫に入れるだけです。
簡単に老舗漬物店のような美味しい浅漬けが出来上がります。
洗い物も少なく、時短できる一品料理です。
麻婆ナスも美味しかったです
■つばくろ長ナスの栽培のコツ
・適作型
ハウス栽培、トンネル栽培、露地栽培に適しています。
ハウス栽培やトンネル栽培は、一般的な家庭菜園において、
特別な資材が必要となる栽培方法です。
しかし、ナスの旬を迎える時期ではないときに収穫できる、
長く収穫できるなどのメリットもあります。
・露地栽培のスケジュール
種まきの適期は、5月中旬頃です。
一般的なナス栽培と比べると、その適期は遅く、
充分に地温が高くなってから種まきするのがベストです。
定植は、7月上旬頃です。
梅雨時期なので、日取りを見計らって作業しましょう。
収穫期は、8月中旬~10月上旬です。
夏に強いナスなので、暑い時期でも色ボケせず、
ツヤのある果実をたくさんとることができます。
■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定