ナス・ニューヨーク C)HORTUS社
ナス・ニューヨークは、
ニューヨークと地名が入っているものの、イタリアナスの品種です。
ブラックビューティーという米ナスの品種もまた、
アメリカに起源のあるナスですが、原産国はイタリアです。
ブラックビューティー
このナス・ニューヨークも、同じように、
イタリアでつくられた米ナスタイプのナスです。
販売しているのは、イタリアのHORTUS社で、
正式な名前は、Violetta di New Yorkです。
■ナス・ニューヨークの特徴
・果実
高さ約10~12センチの卵型をした小さめのナスで、
ヘタが緑色をしています。
このヘタな緑色のナスは、日本の米ナスと同じで、
イタリアでは非常にポピュラーです。
果実はツヤがあるダークパープルで、果肉にほとんど種が入りません。
・調理法
ナス・ニューヨークはとても甘いナスで、
パスタやグリル、さまざまな料理に使われます。
本場のイタリア料理店でも人気の品種で、
オリーブオイルとの相性は抜群です。
MOCO'Sキッチンのレシピとの相性が良さそうです。
味噌田楽もおいしいです
■ナス・ニューヨークの栽培のコツ
・種まき
種まきの適期は2月中旬~3月中旬です。
育苗ポットに3~4粒まき、間引きして、1本を残します。
発芽までは、強い日差しや雨、
風に注意し、過保護に育てると良いです。
乾燥には弱いので、水やりを怠らないようにしましょう。
・植え付け
植え付けの適期は5月です。
本葉が7~8枚になったら株間50センチ、
畝間150センチを目安に植え付けます。
植え付けと同時に支柱を立て、誘引しながら育てていきます。
定植後、約70~80日で収穫です。
・収穫
収穫の適期は、7月頃です。
実を良くならせるため、一番花は切り落とし、
下の脇芽を3つ残して全て摘み取ります。
また、収穫はじめの1~3つくらいの果実は、
出来るだけ小さい内に若どりして、株に負担がかからないようにします。
こうすることで、その後の実が充実し、
たくさんの実を収穫することができます。
■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定