プロスペローサ
プロスペローサは、FRANCHI社の丸ナスの品種です。
いわゆるイタリアナスには米ナスタイプの
緑色のヘタをもつものが多いです。
プロスペローサはヘタも濃い紫色をしていて、
日本の丸ナスにも良く似ています。
プロスペローサの特徴と栽培のコツをご紹介します。
■プロスペローサの特徴
・詳細
ナス科ナス属に属するプロスペローサの種子は、
約3グラムで480粒ほどの種が入っています。
なかなか実店舗で見つけるのは難しいですが、
インターネット通販を使えば比較的入手は容易です。
IDE SHOKAI ONLINE 楽天市場店に在庫があります。
発芽率は約65パーセント、種まきの適期は2~5月で、
収穫期は7月~10月頃までです。
・食べ方
ナスを生で食べる習慣はヨーロッパでは一般的ではありません。
そのため、イタリアナスなどを含むプロスペローサなど、
ヨーロッパのナスは加熱調理に適しています。
近年日本でも注目されているラタトゥイユにも欠かせない野菜です。
先日我が家では、ホールトマトとコンソメを使った
トマトチーズ鍋をしたのですが、
ナスとの相性が非常に良くとても美味しく食べられました。
ホールトマトとは別にトマト、ナス、キャベツ、
ブロッコリーなどを入れた洋風の鍋料理です。
秋茄子にピッタリなレシピなので、是非試してみてください。
ラタトゥイユにも美味しいナスです
■プロスペローサの栽培のコツ
・種まき
水はけが良く、日当たりの良い肥沃な土を準備して栽培します。
育苗してから定植させる方法もありますが、
プロスペローサの場合は直まきでも栽培ができます。
種まきの前に充分に土を湿らせ、
発芽まではその土の表面が乾いたら水やりを欠かさず行ってください。
・間引き
育苗した苗は間引き、生育の良い苗を定植させます。
植え付けする際の株間は約60センチが理想です。
株が徐々に混み合ってきたら、
主枝とその下の2本の脇芽を伸ばし3本仕立てにしていきましょう。
・収穫
収穫は開花後20~25日くらいが目安です。
やや未熟果を収穫することで皮も柔らかく、
株に負担をかけなくて済みます。
■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定