竜馬
竜馬(りょうま)は、名前負けしない超優秀品種として知られているナス品種です。
タキイ種苗店より出ている竜馬は、生育の勢いも良く、
早期から収穫でき、家庭菜園でも人気があるおすすめの品種です。
竜馬の特徴と育て方のコツをご紹介します。
[竜馬]タキイ種苗
■竜馬の特徴
・低温期にも負けない
竜馬なすは、冬に強いという最大の特徴があります。
越冬長期栽培のあまり良いとはいえない環境下においても、
形や大きさが安定していて、秀品率の高い品種です。
そのため、北海道や、東北地方、北陸地方などの、
寒冷地にお住まいの方にもおすすめできます。
・超極早生種
たくさんあるナスの品種の中でも、竜馬は非常に生育が早く、
あっという間に収穫ができます。
非常に作りやすい品種なので、家庭菜園向きの品種です。
・小ナスでも収穫できる
一般的な収穫適期サイズは、約13センチほどですが、
8~10センチほどの小ナスとしても収穫ができます。
小ナスはヘタだけとって、丸ごと料理に使えるので凄く便利です。
また、小ナスで収穫することで、竜馬の株が傷まず寿命も延びるので、
長期に渡って収穫することができます。
■竜馬の栽培のコツ
・植え付け前の肥料
ナスは根が真下にぐんぐん伸びていく作物なので、
植え付け前の肥料は、深さ20~40センチに届くほど、
多めにしっかりと入れてください。
・定植
定植は、一番花が開花する前の若い苗の段階で行います。
・収穫
収穫適期サイズは約13センチですが、一番果~三番果くらいまでは、
小ナスとして収穫します。
こうすることによって、その後の実が充実するので、
結果的に収量をふやすことができます。
・脇芽
他のなすの品種と比較すると葉が小さく、草丈が低くなる品種ですが、
脇芽・側枝の発生は非常に旺盛です。
適度に摘み取り、枝葉が混み合わないようにしましょう。
・追肥
プランター栽培の場合、一番果が肥大する頃から10~15日に1回、
化成肥料を一握り与えます。
徐々に根元から離して追肥することで、
伸びた根にもしっかり栄養を届けることができます。
■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定