超長太郎
超長太郎は、早生種でとても生育の良い家庭菜園向けの品種です。
販売元はカネコ種苗店という、
老舗の種苗メーカーの品種なので、安心して栽培できます。
■超長太郎の特徴
・収穫量の多い品種
超長太郎は、大長ナスタイプに分類されます。
通常、大きいナスほどたくさんはならず、収量がおちますが、
超長太郎は驚くほどたくさん収穫できます。
これは、超長太郎の早生種で生育がとても良いからです。
毎日ようにナスがとれるので、家庭菜園の醍醐味をたっぷり味わうことができます。
・皮を剥いた焼きナスがおすすめ
採れたての超長太郎の皮をむき、ふんわりラップで包み、
電子レンジで1分30秒加熱します。
皮をむいてからレンジに入れるので、
レンジだけでも果肉がしっかり柔らかくなります。
厳密には焼いていませんが、かつお節とポン酢をかければ、
簡単焼きナス風アレンジの出来上がりです。
焼きナス
■超長太郎の栽培のコツ
・畑の準備
定植の2週間前になったら苦土石灰をまいて良く耕します。
定植の1週間前になったら堆肥、肥料を入れ、畝を立てておきます。
・定植
植え時は、4月中旬以降です。
定植後は1メートルの支柱を立て、
茎と支柱をゆるくビニール紐で八の字に結びます。
きつく結びすぎると、株が大きくなった時に生育を阻害してしまいます。
・仕立て方
ナス栽培は、3本仕立てにするのが一般的です。
主枝と側枝2本を伸ばし、下位の脇芽を摘み取りながら育てていきます。
・収穫
超長太郎は、約35センチくらいのサイズまで大きくなります。
収穫が始まったら月に2回ほど、化成肥料を与え、
水も乾燥しない程度に与えます。
・剪定
8月上旬に全体の1/3程度の枝を切り詰め、更新剪定を行います。
切り詰めた後は水やり、追肥をしっかり行います。
こうすることで、品質の良いナスを秋まで楽しむことができます。
超長太郎は、焼いても煮ても天ぷらでもおいしいです
・食べ方
ナスも他の野菜同様、新鮮なうちに食べるのがベストです。
家庭菜園は、採れたての野菜を食べられることが大きなメリットのひとつです。
超長太郎もぜひ、採れたての新鮮な内に味わってみてください。
■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定