ナス 苗の選び方
ナスを苗から育てる方に、良い苗の選び方をご紹介します!
苗半作、苗七分作という言葉はご存知でしょうか?
言葉の通り、苗選びはその年の収穫にとても重要なことなんですね。
苗選びでその年の栽培の半分は成功する、と言っても過言ではありません。
昔から農家に伝わるこの言葉は、とても納得がいく教えです。
このことを踏まえて苗を選んでいきましょう。
植えつける1週間ぐらい前に苗を購入することをお勧めします。
それより前に購入してしまうと、霜にやられたりしてしまいます。
また、徒長=葉と葉の間が間伸びする可能性もあるので、
慌てずに選び購入してください。
また、買った苗は数日、外に置いておいて、
栽培する場所の気候に合わてあげると育ちが良くなります。
[ナス 苗の選び方]
ナスの苗の選び方のコツ
■ナス 苗の選び方
1.本葉が7枚以上
本葉が7~9枚で、できれば花や蕾がついている、または咲いているもの。
そして大きくしっかりしているもの。
花などがついていればすぐに植え付けを始めることができますね。
2.葉が大きく、色が濃く厚い
葉の色が薄かったり、厚みがなかったりする苗は不健康です。
しっかりした苗を選びましょう。
3.子葉(二葉)がつき、傷がない
子葉は、健康状態が悪くなると落ちるものです。
双葉が元気についているのは、それだけ良苗である証拠です。
4.茎が太く、間のびしていない
ひょろひょろとした細い苗を売っていることがありますが、
元気のある、どっしりとしたものを探します。
売れ残った苗なども、初心者のかたは止めておきましょう。
5.害虫や病気にかかっていない
葉にアブラムシなど、害虫がついておらず、病気になっていない健康な苗。
苗の時点で病気にかかったり害虫がついていると、
その後も病害虫をかかえたままなので生育が悪かったり、枯れてしまいます。
大きくはこの5の点がOKならば、とても良い苗と言えます。
ナスの接ぎ木苗、通販で3本で600円台でした、高収穫できました♪
◎接ぎ木苗が育てやすい!
初めてナスを栽培する方には、
接ぎ木がされている苗を選ぶと失敗が少なくて良いです。
接ぎ木の元に影響を受けるので暑い気候、寒い気候に強い苗になります。
また、接ぎ木してある苗は連作障害、病害虫にも強いので病害を防ぐことができます。
少し高めの苗ですが、病害虫・連作に強く元気に育ちやすいのでお勧めします。