ナス 更新剪定
暑さが大好きなナスの株も、夏の盛りになると、バテてきます
バテて体力がなくなると、それまで順調に実をつけていたナスも、
花をつけなくなったり、開花しても受粉不良などで実が育たなくなってきます。
ナスの更新剪定を行い、同時に根切りと追肥をすることで、
実のなりにくい真夏の時期に、株を休ませリフレッシュさせます。
夏の間に休み、体力を取り戻したナスは、涼しくなってきた頃から、
また花を咲かせ実を付け始め、美味な秋ナスを楽しむことができます。
では、ナスの更新剪定の方法を図版と画像でご紹介します。
丸ナス 更新剪定にチャレンジ!
■丸ナス 更新剪定にチャレンジ!
地植えで育てた丸ナスは、ほぼ失敗に終わってしまいました。
普通のナスより、生育が遅く、難しい印象です。
地植えの土が丸ナスと相性が悪いのかな? と思い、
鉢に植えた丸ナスは順調に生育しましたが、想像より茂りませんでした。
丸ナス
生育が遅いのか、まだまだ伸びそうです。
葉の色が薄いのは、肥料不足だと思います。
これから秋ナスを収穫するに向けて、
更新剪定をしてみることにしました。
時期としては、とても遅いです。
植え付けが5月上旬なら、更新剪定は8月上旬が適期です。
暑い環境が好きなナスとはいえ、バテてしまいますので、
一旦切り戻して、また美味しいナスが収穫できるようにします。
苗から、秋ナスとして育てるなら、6月下旬頃に植えつけていれば
更新剪定をしなくても、収穫ができます。
今回のこのナスは、植え付け自体が遅かったので、
更新剪定も遅くて大丈夫かな? と思いました。
また、更新剪定自体も、軽く切る程度で大丈夫だと思います。
ということで、少し思い切って、剪定します。
そこまで生い茂っていないですが、切ってしまいましょう!
剪定後 8月28日
日の当たりもあって、葉の色が更に薄いです。
剪定は、ちょこちょこっと切ったくらいです。
更新剪定後、株元から離れた位置にスコップなどを入れて、根を切ります。
根を切ったあとは、化成肥料、または液肥を与えて終了です。
今回は液肥を使うことにしました。
肥料が足りていないことから、少し葉の色が薄いので、多めに与えました。
日に日に葉の色が薄くなっていくので、不安になってきました。
追肥は行ったのですが、量が少なかったのかもしれません。
プランター、鉢で育てる場合は、土1L当たり肥料1gが目安です。
追肥が少ないと、この丸ナスのような感じになります。
どのくらい土が入るか分からない場合、
素直に液肥に切り替えたほうがよさそうです。
液肥に切り替えて、もう少し回数も増やして様子を見ます。
丸ナス、難しいです……。
千両二号のほうが、育てやすかったかな、と思い始めています。
*栽培と記事は、Senaさん担当です。
■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定