ナス 更新剪定
暑さが大好きなナスの株も、夏の盛りになると、バテてきます
バテて体力がなくなると、それまで順調に実をつけていたナスも、
花をつけなくなったり、開花しても受粉不良などで実が育たなくなってきます。
ナスの更新剪定を行い、同時に根切りと追肥をすることで、
実のなりにくい真夏の時期に、株を休ませリフレッシュさせます。
夏の間に休み、体力を取り戻したナスは、涼しくなってきた頃から、
また花を咲かせ実を付け始め、美味な秋ナスを楽しむことができます。
では、ナスの更新剪定の方法を図版と画像でご紹介します。
ナス 摘葉
下葉で黄変したものや害虫被害があれば摘葉します
ナスは、大きな葉を使って光合成をし、養分を作って生長します
ナスの葉は光合成をする、とても大切な器官ですが、
時には、摘葉(てきよう)の作業が必要になることもあります。
ナスの摘葉は、いつどのように行うのが良いのでしょうか。
ナス わき芽かき 摘芯
ナス 誘引
このナス苗(5月6日植え付け)が育ってきたので誘引します(6月4日)
ナスは2本仕立てか3本仕立てで育てるのが基本となります。
農家の方は、収量を上げるために4本仕立てにする場合もあるようですが、
家庭菜園であれば、3本仕立てまでで十分な数の実を収穫することができます。
また、主枝の数が増えるほど、枝と枝との間をとりにくくなります。
枝の間に空間を作れなければ、風通しが悪くなり、病害虫の原因となります。
3本までであれば、枝と枝との空間も十分にとることができるので、
風通しを確保することができ、育てやすいです。
主枝を決めたら、次は誘引です。
支柱を立てたら、それぞれに主枝を誘引してあげましょう。
誘引することで得られるメリットと、誘引の方法をご紹介します。