シロナス
シロナス
シロナスというナスの品種があります。
ナスには、千両ナスや長ナス、大長ナス、米ナスなど、
さまざまな種類がありますが、今日紹介するナスは、
白ナスタイプに分類される”シロナス”という品種のナスです。
■シロナスの特徴
・シロナスとは?
ナスの種類として知られる「白ナス」には、
今回紹介する「シロナス」という品種は、
イタリアのナスの品種で他の白ナス同様、果実が白いのが特徴です。
また、長さは中長ナスくらいの大きさなので約12~15センチほどです。
形としては日本で良く見かけるナスと変わりませんが、
米ナス同様、ヘタは緑色で果実が真っ白なナスです。
・シロナスの味は?
シロナスの果実はとてもジューシーで、マイルドな口当たりの良い味です。
加熱すれば、とろけるような食感が楽しめます。
フライパンなどで焼くだけでも美味しいおかずになるので、
調理も簡単で非常におすすめです。
難点を1つ挙げるのであれば、アクが強く、変色しやすいことです。
切ったらすぐに調理するか、
塩水に漬けておけば白い果実のまま調理することができます。
・入手方法
世界の珍しい野菜の種子を専門に取り扱っている、
藤田種子株式会社さんのホームページや、
老舗の園芸用品店 吉谷農芸 楽天市場店さんなどで取り扱いがあります。
他のイタリアナスを一緒に栽培してみるのもおすすめです。
■シロナスの栽培のコツ
種まきの適期は1月~3月頃、
発芽までの日数は7日~12日ほどかかります。
発芽率から見るとやや中級者向けのナス種子だと言われていますが、
充分に気温の上がる3月頃に種まきすれば、
発芽率も高まり、普通のナス同様に栽培することができます。
見た目こそ白いナスということで珍しさがありますが、
形も栽培方法もにほん一般のナスと変わりません。
水切れや肥料切れには充分注意して栽培する必要がありますが、
特別な管理や作業は必要ないので、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定