緑の極
緑の極
緑の極は、カネコ種苗店の家庭菜園向け品種、
J.gardenの長ナスの品種です。
ナスの色は紫色が定番ですが、緑の極は青ナスとも呼ばれる、緑色のナスです。
鮮やかな緑色をしていて、見た目は少し硬そうに思えますが、
果肉がとても柔らかく、焼きナスにピッタリです。
■緑の極の特徴
・長ナスタイプ
緑の極は、長さが約30センチがとり頃となる長ナスタイプに属します。
一般的に青ナスは米ナスのように丸みのあるものが多いですが、
緑の極は長細いのが特徴です。
・さまざまな調理法に適している
皮がやや硬いので、皮を剥いて調理するのがおすすめです。
ナス田楽、炒め物、煮物、揚げ物、漬物などの生食にも適している品種なので、
緑の極を用いてできないナス料理はありません。
カネコ種苗店のホームページでもおいしいナスのレシピを公開しているので、
参考にしてみてください。
ナスの味噌煮もおいしいです
■緑の極の栽培のコツ
・種まきの適期
種まきの適期は、関東以西では4月中旬以降です。
外の気温が18度以上、霜がおりる恐れがなくなってから種まきを行います。
・土の準備
ナスは肥料を好むので、苦土石灰、カルシウム入り肥料、
堆肥をしっかり入れ、良く耕しておきます。
土の準備は種をまく約2週間ほど前がベストです。
これは、どの作物にも言えることなので、覚えておきましょう。
・管理方法
一番花が咲く頃に支柱を立て、支柱に絡ませながら、
主枝と側枝の2~3本を伸ばしていきます。
最盛期は葉や茎が大きくなるので、風通しを良くして、
日光に当てるため、枝を整理します。
・病害虫の防除
病害虫が発生した場合は、適切な農薬を散布します。
薄めることなくそのまま使える、
野菜専用のスプレータイプの薬剤などが市販されているので、
そういったものを使うと非常に便利です。
苗の植え付け時に粒状の薬剤をまいておくと、害虫を予防することができます。
・肥料
10日ほどすると根がしっかり張るので、この頃から追肥を行います。
これ以降、15日~20日に1回、肥料をまきます。
■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定