黄美人なす
黄美人なす C)Lucky seed
黄美人なすは、一見”ミニトマト”のようにも見える小さな卵型のナスです。
黄色い果実はコロンと丸く、とってもかわいらしいです。
近年スーパーなどでも、黄色いミニトマトを良く見かけるので、
余計にナスとは思えませんが、
黄美人なすはちゃんとナスの味がする、加熱調理に適した品種です。
[黄美人なす]
■黄美人なすの特徴
・果実
熟す前の黄美人なすの果実は、白色をしているので、
まんま”たまごなす”のような色と形です。
そこからさらに果実が熟すと、徐々に黄色味を帯びてきて、
ツヤのあるオレンジがかった黄色に変わってきます。
色合いも含め、小さくてコロンとしたフォルムはとっても可愛いです。
料理のアクセントにもおすすめです。
・食味
海外を原産とするナスを品種改良したものになるので、
生食よりも加熱調理に適しています。
米なす(アメリカ)やイタリアナスなどは日本でも人気がありますが、
あまり生食で食べる文化がないので、そのほとんどが加熱調理向けなのです。
このままのかわいらしいフォルムで味わいたいときはピルクスがおすすめです。
■黄美人なすの栽培のコツ
・種まきの適期
春まき、夏まき、秋まきと、割といつでも種がまける品種です。
生育に必要となる気温は普通のナスと同じく、20~30度は必要となるので、
充分に暖かくなってきた頃を目安にします。
天候がおちついているので、5月のゴールデンウィーク明けくらいが、
種まきに一番おすすめしたいシーズンです。
種まきから、約80日ほどで収穫できます。
・入手方法
種子は小分けされて、チャック付きのポリ袋に入れてあります。
非常に珍しい品種のため、ラッキーシードさんにて取り扱いがあります。
12粒入りで、378円(税込)です。
黄美人なすの種子を購入すれば、簡単な栽培方法もついてくるので、
育て方が分からないという方にもおすすめです。
また、決して珍しい品種=育て方が難しいというわけではないので、
気軽にチャレンジしてみると良いでしょう。
■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定