IVORY(アイボリー)
IVORY C)ナチュラル・ハーベスト
IVORY(アイボリー)は、イギリスの会社から出ているナスの品種です。
アイボリーという名前の通り、果実の色はホワイトにやや黄色味が入る、
紫色の日本のナスとは違った白ナスです。
見た目も可愛らしい、IVORYの特徴と栽培のコツを紹介します。
[IVORY]
■IVORYの特徴
・色と形が珍しい
アイボリーは日本のナスとはまるで違う見た目をしているのが最大の特徴です。
色はまさにアイボリーといえる色味で、形は楕円形、サイズも小さいです。
まるで、卵のような愛らしいフォルムをしています。
・観賞価値が高い
色、形の珍しいナスは、アイボリーの他多くの海外品種に言えることですが、
アイボリーの場合は、花の形と葉の色も珍しく、観賞価値が高いことでも知られています。
小ぶりなのにしっかりと星形をかたどる紫色の花や、
シルバーリーフとも言う銀色がかった葉っぱが魅力的で、見た目も美しい品種です。
・草丈
草丈は約60センチほどでおさまります。
とてもコンパクトに栽培できるので、場所をとらないメリットがあります。
ベランダや玄関先など、お庭がないお宅での省スペース栽培にも適しています。
容器もプランターやコンテナなど、使いやすい資材で栽培がはじめられます。
・食べ方
オリーブオイルとの相性が良く、加熱調理に適しています。
甘みが感じられ、とろけるような食感が味わえます。
チーズ焼きにしても肉をつめてグリルしても絶品です。
■IVORYの栽培のコツ
・種まき
種まきの適期は、他の海外のナスと同じく春先に種まきします。
日本で栽培する場合は、2月~4月頃が適期となりますが、
2月ですとやや寒すぎる環境にあるので、霜の恐れがなくなった頃が目安です。
・収穫
種まきした日程にもよりますが、だいたい6月~9月頃が収穫期です。
コンパクトなサイズ感がウリのナスなので、大きくなりすぎないようにしましょう。
・発芽率
発芽率は約86パーセントです。
低いということもありますが、1袋に入っている種の数は約10粒程度なので、
育てたい株数を計算してやや多めに種まきすると安心です。
■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定