NUBIA F1
NUBIA F1 C)ナチュラル・ハーベスト
NUBIA F1(ヌビア エフワン)は、イタリアナスの中でもとくに人気の高い、
ZEBRA(ゼブラ)の後継品種として2012年の春に発売された品種です。
ゼブラの後継品種ということからも分かるように、NUBIA F1もまた、
”ゼブラナス”とよばれる、白と紫の斑入りの果実をしています。
NUBIA F1はいったいどんなナスなのでしょうか?
[NUBIA F1]
■NUBIA F1の特徴
・果実
一般的なナスといえば、黒に近いような紫色をしています。
日本ではナス=紫色というイメージが強いですが、ほぼ、黒です。
一方、ゼブラやヌビアの果実の色は文字通りの紫色をしています。
薄紫色に近いカラーと、縞模様の白が良いコントラストで、
とても美しい、オシャレなナスです。
果実の長さは約18~20センチで、直径は約7.5~10センチです。
丸みがあり、ずっしりとした重さが感じられます。
米ナスやイタリアナス同様、ヘタは緑色をしています。
・アメリカのJohnny's社の品種
NUBIA(ヌビア)は、アメリカのJohnny's社がつくったナスの品種です。
アメリカのJohnny's社は、ヘンゼルやグレーテルをつくった会社でもあり、
とても魅力的なナスをいくつもつくっています。
・食べ方
他のイタリアナス同様、加熱調理に適しています。
イタリアナスはその見た目からか、調理方法が分からないと良くいわれますが、
ナスのステーキ、グラタン、パスタ、何にでも良く合います。
■NUBIA F1の栽培のコツ
・種まきの適期
種まきの適期は、2~3月頃です。
適期となる期間が短い品種なので、気を付けましょう。
・収穫
定植から約68日で収穫できます。
・発芽率
発芽率は95パーセントと高いです。
・栽培ポイント
晩生種なので、寒冷地など夏に冷涼な地域での栽培は、
やや生育が伸び悩みます。
また、イタリアナスは種が硬くなると大きく食味を損なうことになりますが、
ヌビアは少々遅れても食べやすいです。
とはいえ、株に負担をかけることには違いないので、
出来るだけ収穫適期よりもやや小さめを心がけて収穫すると良いでしょう。
■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定