ナス 育て方

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ナス 花が咲かない

読了までの目安時間:約 7分

 

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ナスの花が咲きません。原因と対策は?

 

 

ナスの花が咲かない症状には、さまざまな原因があります。
日照不足、水不足、肥料不足、気温が低い、気温が高すぎる、

株が疲れた、などの原因と対策をご紹介します。

 

原因と対策が分かれば、また花を見ることができますね♪

 

 

[ナス 花が咲かない]

 

 

■日照不足

 

ナスはとても太陽の光が好きな野菜です。
日当たりが悪くなると、株全体の生育が悪くなり、
同時に株が充実しないために、花芽が作られにくくなります。

 

日当たりが良い場所だと思っていても、実際は壁や物の陰になり、
考えているより日照時間が短い場合があります。

 

地植えの場合は、移植が難しいので、植え付け場所はよく吟味します。
ナスを鉢やプランターで育てている場合は、
できるだけ日当たりの良い場所に移動させましょう。

 

表面的には日当たりがよくても、株の内部に光が入っていない場合も、
日照不足になり、生長が滞り開花しにくいです。

 

ナスの葉は、株の調子がよければとても大きくなります。
自分の葉で日陰を作っていることもあるため、不要な葉は摘み取ります。

 

葉の数を適度に減らすことで、株の内部にまで光が入るようになり、
同時に風通しも良くなり、株の生長を助けます。

 

 

■水不足

 

ナスは高温を好む野菜のため、育てるには気温が高い状態を必要とします。
気温が高いと、どうしても土が乾燥しやすくなり、
株や実を生長させるために、ナス自身が吸い上げる水の量も多いです。

 

同じように夏野菜として育てられることの多い、
トマトやピーマンなどは、意外と乾燥に強かったり、
吸い上げる水分量が多くありませんが、ナスは水分を多く欲します。

 

必要以上に水を与えるのも良くありませんが、
水分を適度に与えないと、花芽を形成できず蕾も落ちやすいです。

 

ナスを植えている場所の土の状態をよくチェックし、乾いていたら、水を与えます。
水を与える時は、表面を湿らせるような少量の水やりではなく、
土の奥深くまでしっかり水が染み込むようにたっぷりと与えます。

 

容器栽培の場合は、容器の底から余分な水が出てくるまで与えるのが目安です。

 

 

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肥料が不足していると花の色も薄くなります

 

 

■肥料不足

 

最初は勢いのあった株も、途中で肥料が切れてしまうと、
花を咲かせなくなったり、蕾を落としたりします。

 

ナスの肥料が足りているかどうかは、花を見るとよく分かります。
花の中心にある雌しべ(柱頭)が、雄しべよりも飛び出ているようであれば、
肥料が足りています。

 

反対に、雄しべよりも雌しべが短い場合は、肥料が不足しているので、
追肥の間隔を短くするか、追肥の時の肥料の量を増やすようにします。

 

一時的な肥料切れであれば、
即効性のある液体肥料を与えて様子を見ても良いでしょう。

 

 

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肥料が適切だと、雌しべ(柱頭)が、雄しべよりも飛び出ています

 

 

■気温が低い

 

ナスは高温を好む植物です。
気温が15度前後では、ナスには気温が低すぎて、
花が咲いても花粉が出ないなどの症状が出ることがあります。

 

正常な花を咲かせ、きちんと結実させるためには、
20度以上の気温が必要といわれています。

 

気温が低くなりそうな時は、ホットキャップをかぶせたり、
トンネル栽培を取り入れるなどして、防寒対策をしておきます。

 

 

■気温が高すぎる

 

ナスが高温を好むといっても、35度を超える日が続けば、
ナスも生長が止まったり、花を咲かせなくなります。

 

これは生理的なものなので、病気や不具合というわけではありません。
涼しい環境を作ってあげれば良いのですが、
日よけをすると日照不足になることがあるため、あまりお勧めはできません。

 

真夏はどうしても気温が高くなることが多いため、
月末~8月初めであれば、更新剪定してリフレッシュさせ、
秋ナスを楽しむという方法もあります。

 

 

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着果させすぎのナス

 

 

■株が疲れた

 

6月中旬くらいから、多くの実をつけた株は、
後半に疲れてしまい、花をつける元気がなくなります。

 

ナスの花が咲いただけ結実させるよりは、
ある程度、着果をコントロールしてあげると、株が疲れにくくなります。

 

また、着果した実を、大きくなるまでじっくりと育てると、
実を大きくするめに養分を多く使うため、とても疲れてしまいます。

 

ナスはやや若どりくらいが、実も皮も柔らかくておいしいですし、
株も疲れにくく総収量が多くなるので、採り遅れないようにします。

 

■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 水やりのコツ
・ナス 発芽しない

 

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ナス栽培Q&A

ナス 植え付け時期は?

読了までの目安時間:約 7分

 

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ナスを育てるためには、まず苗を植え付ける作業が必要です

 

 

ナスの植え付け作業を行うのは、いつが良いのでしょうか?

早すぎたり、遅すぎたりすることで、問題があるのでしょうか?

 

 

[ナス 植え付け時期は?]

 

 

■地域による植え付け適期

 

ナスは暑い気候を好む野菜です。
そのため、基本的には遅霜の心配がなくなってから、植え付けるようにします。

また、同じ日本国内であっても、地域によって少しずつ気候が違います。

 

寒冷地では遅霜の心配があり、気温が上がるのもゆっくりです。
暖地では、霜が降りることが少ない場所も多く、気温が上がるのも早いです。

 

ナスを栽培する地域の、その年の気候に合わせて、
植え付け時期を決めるようにしましょう。

 

暖地:4月中旬~5月上旬
中間地(温暖地):4月中旬~5月上旬
寒冷地:5月中旬~6月上旬

 

 

■早植えする場合は?

 

植え付けの適期よりも早く植え付けることを、早植えと言います。
早植えした場合、まず心配なのが寒さに当たることです。

 

ナスは寒さに弱く、最低気温が10度より下回ると、生長を止めてしまいます。
さらに霜に当たれば、葉や生長点が傷み、最悪の場合は枯れることもあります。

 

苗を生産している農家や、苗を販売している店によっては、
植え付け適期前に苗の販売が始まります。

 

どうしてもその店で苗を購入したい場合は、
購入した苗を温室などで加温し適期を待つか、寒さ対策をして植え付けます。

 

寒さ対策をしてから植え付ける場合、
トンネル栽培やホットキャップなどをかぶせたり、
畝にビニールマルチを張る必要があるため、あらかじめ準備しておきます。

 

気温と地温を維持することができれば、
多少早く植え付けを行っても、問題はほとんどありません。

 

 

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遅植えすると、苗の生長期が猛暑に当たる可能性があります

 

 

■遅植えする場合は?

 

適期よりも遅く植え付けることを、遅植えと言います。
遅植えの場合、気温は十分に上がっていることが多いので、
霜や最低気温の心配はありません。

 

ところが、遅く植え付けるということは、
それだけ生育するスタートが遅れたということになります。
スタートが遅れると、実のつき始めも遅くなり、収穫も遅くなります。

 

また、遅く植え付ける場合は、それだけ気温が上がっていて、
土が早く乾きやすいということでもあります。

植え付けてから根付くまでの間は、どうしても水切れしやすくなります。

 

こまめに土の状態を確認し、水切れを起こさないようにすれば、
植え付けが、少し遅くなっても、じゅうぶん収穫は見込めます。

 

 

■秋ナスとして育てる場合

 

遅植えをした場合、スタートが遅いために、最初の収穫が遅れます。

早く収穫したい人にとっては良くないことですが、
秋ナス栽培をしたい人にとっては、ちょうど良い場合があります。

 

適期に植えたナスは、だいたい6月下旬頃から収穫が始まります。
6月下旬頃に遅植えしたナスは、7月中旬~7月下旬頃から収穫が始まります。

 

適期に植えたナスも、真夏7月末~8月初めに根と枝を切り(更新剪定)、
肥料を与え、暑さでバテた株をリフレッシュすると、秋ナスを楽しむことができます。

 

遅植えにしたナスの場合は、順調に育てば、
適期に植えたナスがリフレッシュする真夏の間も、収穫が続きます。

 

秋ナスはほとんど休むことなく、秋も実をつけ続け、
10月いっぱいくらいまでは、収穫することができます。

 

実際に、植え付け適期より遅い時期に、秋ナスの苗が販売されています。
見るからに売れ残りの苗であれば、秋ナス用に選ぶに値しませんが、
立派な苗であれば、秋ナス用として遅植えしても問題はないでしょう。

 

 

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適期に植えたナスも更新剪定で、秋ナスを収穫できます

 

 

■いつまでも植えられる?

秋ナスという方法があったとしても、
植え付け時期を限りなく遅らせていいというわけではありません。

 

梅雨が明ける頃までは、天気の悪い日も多く、気温の上昇もゆるやかです。
梅雨明けをした途端に猛暑日が続くこともあるため、熱帯原産のナスであっても、
まだ小さい苗の状態では耐えられないことがあります。

 

ナスが育ちやすい気温は、だいたい30度までです。
30度を超える日が毎日続くと、ナスの株も消耗し、
実をつけるほど大きく育つことができません。

 

遅くなればなるほど、収穫する量が減ってしまうので、
できる限り植え付け適期内に、植え付けることが望ましいです。

 

最初から秋ナスを目的としている、あるいは苗の準備が遅れた場合には、
梅雨明けまでをリミットにすると、比較的失敗は少なくなります。

 

■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 水やりのコツ
・ナス 発芽しない

 

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ナス栽培Q&A

ナス 水やりのコツ

読了までの目安時間:約 10分

 

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ナスの水やり、実は意外と難しいですね

 

 

ナスは夏野菜の代表としてよく挙げられますが、
夏といえば心配なのが水やりです。

 

夏野菜の中には、水を控えめにした方が良い野菜もありますが、
ナスは意外と水を欲しがります。

 

ナスの葉は広く、水分が蒸散しやすい上に、つける実も水分が多いためです。
さらに気温の高くなる夏場は、気温が高いというだけで乾きやすくなります。

 

かといって、水が溜まった状態が続くのも、ナスには良くありません。
では、どれくらいの頻度で、どのくらいの水を与えるのが最適なのでしょうか?

 

地植え、プランター・鉢植え、植え付け直後、猛暑のときは……、
などナスの水管理についてご紹介します。

 

 

[ナス 水やりのコツ]

 

 

■植え付け時

 

ナスの苗を植え付ける時も、一工夫するだけで、根付きがよくなります。
まずは、苗を植え付ける前に、ポット苗にたっぷりと水を与えておきます。

 

こうすることで、根鉢に水がしっかりと染み込み、
植え付けてすぐの根付いていない状態でも、水切れを起こしにくくなります。
また、植え付ける時に根鉢が崩れにくくなるため、根を傷めることがありません。

 

次に、苗を植え付けるための植え穴にも、水を入れて染み込ませておきます。
こうすることで、根鉢と周りの土が馴染みやすくなり、根付きやすくなります。

 

苗を植え付けた後も、たっぷりと水を与えておきましょう。

 

 

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ナスの植え付け方

 

 

■植え付け直後~根付くまで

 

どの植物もそうですが、植え付けてすぐに根付くのではありません。
ポットの中で育った根鉢から、少しずつ根が伸びて、周りの土に張り始めます。

 

それまでは根鉢の中にだけ根がある状態なので、
根鉢分の土が乾燥したら、簡単に水切れの状態となってしまいます。

 

苗を植え付けた後から、1週間~2週間くらいの間は、
土の表面が少し乾いているのであれば、毎日でも水を与えた方が安心です。

これは地植えでもプランターなどの容器栽培でも共通のことです。

 

 

■地植えの場合

 

1.植え付け後3週間
苗が根付いた後、地植えの場合は、容器栽培よりは乾きにくいですが、
ナスは水切れ厳禁なので注意します。

 

水切れを起こすと、株全体の生育が鈍くなり、開花や実の育ちも悪くなり、
状態が悪ければ食味も見た目も悪く、枯死することもあります。

 

しかし無条件に毎日水を与えると、根を張らなくても水が吸えるとナスが判断し、
根張りが悪くなり、結果として大きく育たなかったり、軟弱に徒長します。

 

地植えの場合、一般的に、植え付け後3週間以上経って、
茎葉の生長が良好になったら、2~3日おきの水やりとします。

 

 

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一番果収穫前くらいから、水やりの量を増やします

 

 

2.一番果収穫の前
一番果収穫の前くらいから、水やりの量を増やし、
5月下旬から6月上旬の降雨量の少ない時期には特に水切れに注意します。

 

地植えの場合は、雨降りや地下からの水分補給があるので、
土が乾いてから、たっぷりと与えるようにします。

 

しかし、雨が降ったとしても、思ったより降っていないこともあります。
表面が湿った程度の雨では、ナスに十分な水を与えたとはいえません。

 

雨が降っても、土を少し掘ってみて中が乾いている場合は、水やりが必要です。

 

3.大きく生長したら
ナスの株が大きくなってきたら、かなり大量の水を与えます。
大きく生長したナスの株が真夏に必要とする水分は、6リットルと言われます。

 

何本か畝を作っている場合は、畝と畝の間に水が一時溜まるくらいに水を与え、
その水が全部染み込むのを見届けましょう。

 

畝を作っていない場合など、通路に水を溜められない場合は、
ナスの株元の周りを、ドーナツ状に盛り上げます。

 

土手のように盛り上げると、水が溜まりやすくなり水が流れにくくなります。
水が株元に一時的に溜まるので、畝から流れ落ちてしまうのを防げます。

 

また、水を与える時は、どれくらいの水が確実に土に染みこんだかを確認するため、
バケツなどに一定量の水を入れ、それが完全になくなるまで土に染みこませます。

 

適当に水やりをすると、畑の中央や表面しか水が染み込まず、
気付かぬうちに、水切れを起こしていることがよくあります。

 

 

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容器栽培は、水切れにとくに注意します

 

 

■容器栽培の場合

 

プランターや鉢を使って、容器栽培でナスを育てる場合、
地植えよりも土の量が少ないため、土に溜められる水の量も限られます。

 

鉢が地上に出ている分、外気の影響も受けやすくなるので、
乾燥には十分な注意が必要です。

 

容器栽培の場合は、土の表面が乾いていたら、水を与えるようにします。
水を与える時は、容器の底から余分な水が流れ出てくるまで、
たっぷりと与えるようにします。

 

容器の土全体に水を通すことで、必要な水分を補うだけでなく、
新しい空気を入れることにもつながるからです。

 

プランターや鉢など容器栽培をしている時の水やりで重要なのは、
土が乾いているかどうかを確認することです。

 

土の量が制限されていて、外の影響も受けやすい容器栽培ですが、
苗が小さいときや梅雨時は、1日で土が乾かないこともあります。

 

土が乾いていない時に水を与えると、根が傷んで枯れる原因となります。
毎朝、表土を確認し、乾いている時にだけ、水をじゅうぶんに与えます。

 

 

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水やりを朝にすると、病気にかかる割合が少なくなるんです

 

 

■水やりの時間帯は?

 

特に真夏は、朝・昼・夕のうち、水やりに一番適している時間は朝です。
その次が夕方で、できれば日中は水やりを控えます。

 

朝はまだ気温が上がり切っていなくて涼しいですし、
夕方は最も暑い時間帯が過ぎているためです。

 

日中の気温が高い時間帯に水やりをすると、
熱くなった土や葉に冷たい水をかけることになります。

また、葉に残った水滴に太陽の光が当たり、そこだけ焼けてしまうこともあります。

 

 

■葉水を与える

 

ナスの地植え、容器栽培とも、時々、葉水をあげると健康に育ちやすいです。

葉の裏に、霧吹き、ジョウロ、シャワーにしたホースなどで、水をかけてあげます。
葉水は、ハダニなど害虫の発生を軽減でき、しおれも防止します。

 

 

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マルチを使うと生育が格段に良くなります

 

 

■マルチングを使う

 

水はけが良すぎたり猛暑で、用土の乾燥が早まる場合は、
株元にマルチをしておくと、水分の蒸発を防ぐことができます。

 

ワラやバークチップを敷くのもいいですし、ビニールマルチを使っても良いでしょう。
ワラなどは、必要と感じた時に購入し、敷くことができるので手軽です。

 

ビニールマルチの場合は、何色のマルチでも良いですが、
一般的には黒が手に入りやすいのでお勧めです。

 

ビニールマルチは、苗を植え付ける前に畝にかぶせる必要がありますが、
植え付け後に地温を上げる効果も期待できます。
>>ナスの種と苗を各種見てみる

 

■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定

 

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ナス栽培の基本

ナス 発芽しない

読了までの目安時間:約 4分

 

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ナスを種から育てているけれど、発芽しない!
というトラブルに合ったことはありませんか?

 

 

種が発芽するためには大きく3つの要素、
空気・水・温度が重要となりますね。

 

ここでは、ナスが発芽しない原因をご紹介します。

 

 

■ナス 発芽しない

 

1.種の覆土が足りない
ナスは嫌光性種子(けんこうせいしゅし)です。
覆土が不十分であると、発芽しなかったり、発芽が遅れます。

 

しかし、覆土が厚すぎると、発芽ができなくなってしまいますので、
種の大きさの2~3倍くらいに、適度に覆土をしましょう。

 

2.発芽適温外だった
種の発芽に関して、それぞれ適切な温度があります。
ナスであれば20度~30度です。

 

発芽に割と高温が必要となりますので、
種から育てる場合には電熱線を通した育苗ハウスやヒーターが必要です。

 

ナスの種は、昼と夜との温度の差が約10度のときに、
揃った良い発芽をするので、そのようにセットします。
*例えば、昼間30度、夜20度だと良好な発芽をします。

 

加温設備が無い場合は、できるだけ暖かい場所に置いてください。
>>ナス 種からの育て方

 

3.休眠してしまった
ナスは休眠する種子です。
種にとって不利益な、良い発芽が出来ない状態にあると休眠します。
この状態だと発芽しないので、「休眠打破処理」をします。

 

具体的には、播種する前には、冷蔵庫に入れて低温にあてる、
あるいは、半日~1日、水につけて置くようにします。

 

4.種まき後の水やりが不十分
水を十分にあげておかないと、
種が水分を吸収できず、発芽ができなくなってしまいます。

 

5.種まき後の水やりが多すぎる
頻繁に水をあげ過ぎると、土の空気が水で押し出されてしまいます。

すると、発芽に必要な酸素が不足してしまいます。
また、空気の場所がなくなり、酸素不足になる場合もあります。

 

6.種の寿命が過ぎていた
ナスは長命種子と言われ、長期間に渡って発芽することができます。
5年以上発芽できると言われていますが、
2~3年以内に、まくほうが、発芽しやすいです。

 

 

ナスを種から育てることは難しく、何度も失敗するものです。
めげずにチャレンジしてみて、成功したときの喜びは大きいです!

>>ナスの種と苗を各種見てみる

 

■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス わき芽かき 摘芯

 

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ナス栽培Q&A

ナスの連作は?

読了までの目安時間:約 6分

 

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ナス、ピーマン、トマトなどナス科の野菜は、連作障害が起きやすいです

 

 

ナス科の野菜は、毎年、同じ場所や土で栽培すると、
生長が鈍り病気にかかりやすくなります。

 

3~5年くらいは、同じ場所や用土でナス科の野菜を栽培しないのが賢明です。
その他ウリ科、マメ科、アブラナ科は連作障害が起こりやすいです。

 

 

[ナスの連作は?]

 

 

■ナスの連作障害のしくみ

 

なぜ、ナスなどの連作に問題があるのかというと、
ナス科の野菜を植え続けると、土壌病害の発生が多くなります。

 

土壌病害とは、土壌伝染性障害とも呼ばれます。
土には、ウイルス、細菌、カビなどの病原菌や良性の微生物がいます。

 

ナスなど同じ科の野菜を栽培し続けると、
良い微生物が減り、病原菌がどんどん増えてしまいます。

 

病原菌が増えると、特定の病原菌が作物について繁殖します。
再び同じ科の作物を植えると、更に病原菌が繁殖していきます。

 

これが続くと、土の中が野菜に悪影響を与える、
病原菌で、いっぱいになってしまう。ということです。

 

さらに、微量要素、作物の栽培に少しだけ必要な養分である、
「ホウ素」「鉄」「マンガン」などの不足が起こります。

 

 

■連作障害の予防方法

 

1.土壌消毒を行う
ナスの主な連作障害は、「青枯れ病」「半身萎ちょう病」の二つです。
土中の病原菌が繁殖することによって起きやすくなる病気です。

 

また、微量要素が少なくなると、
葉が黄色くなったり、収量が落ちてしまいます。

 

けれど、家庭菜園では広さが限られているので、
前年と同じ場所でナス栽培をすることもあると思います。

 

その場合は、土壌を消毒して清潔に保つことが必要です。
薬剤を使用すると良性の微生物も殺してしまいますので、
太陽光を使う消毒方法をしましょう。

 

・地植えの場合
地植えの場合は、その場所を太陽熱消毒するのが良いです。
ナス科の野菜を収穫した後、夏季に畑の上をフィルムで覆い、
めくれないように隅に土や石で重石をします。

 

フィルムで覆った畑の土は、40℃以上の高温になります。
約10日間、そのままにしておくと、土中の殺菌消毒ができます。

 

 

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プランター・鉢の用土も消毒して使うと安心です

 

 

・プランター・鉢の場合
ナス科の野菜を栽培したことのある土をそのまま使うと、
連作したのと同じことになります。

 

プランターの土中の菌は、数年間はるため、
できれば新しい培養土を使用するようにします。

これが一番良い方法です。

 

古いプランター用土を使う場合は、
太陽熱消毒をするのが効果的で安心です。

 

 

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太陽熱消毒は、真夏にすると効果的です

 

 

夏季に、土のゴミを取り除いてから、
7~10ミリ目のふるいにかけゴロ土を取り除きます。

 

ビニールのごみ袋などにふるった土と水を少し入れ、
口を閉じて日当たりの良い場所に約10日間置いておきます。
これで熱消毒をすることができます。

↓より詳しい用土の再生方法
>>古土の再生方法

 

2.適切な土作り・土壌改良
土づくりが不適切だと、連作障害が出やすくなります。
土の酸性度が強過ぎたり、排水性が悪い畑は問題です。

 

連作障害を防ぐために、
ナス栽培に最適な土作りをするようにしましょう。

 

日本は雨が多く、酸性土壌に偏りやすい環境です。
植え付け前には苦土石灰を入れるなどして、酸度を整えます。

また、腐葉土や赤玉土などを入れ、排水性も向上させます。

 

3.接ぎ木苗・耐病性品種を使う
接ぎ木苗を使うことで病害を防ぐことができます。
値段は、少し高めですが、本業の農家さんでは、接ぎ木苗を使い、
同じ場所に20年以上ナス科の植物を栽培しているそうです。

 

耐病性をもった品種を植えるのも効果的です。

 

>>ナスの種と苗を各種見てみる

 

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ナス栽培Q&A

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