ナスがママ
ナスがママ
ナスがママは、2018-2019年の新品種として、
ナント種苗株式会社より発売するナスのポット苗です。
プランター栽培を容易にできるようにとつくられた品種のため、
非常に育てやすく、環境を問わず、栽培がはじめられるメリットがあります。
[ナスがママ]
■ナスがママの特徴
・ベランダde菜園シリーズの最新作
ナスがママは、ナント種苗株式会社より発売された新品種です。
この品種は、ベランダde菜園シリーズの最新作で、他には、ミニトマトや、
メロン、スイカなどがあります。
名前の通り、一番の魅力は、ベランダでの栽培に適している点です。
プランターやコンテナといった移動可能な栽培容器を用いて栽培するので、
それぞれの家庭の環境に合わせた栽培が可能です。
ナスを育ててみたいけれど、家庭菜園をするような畑のスペースがとれないなど、
近年の住宅事情に合わせた品種になっているので、
栽培スペースが確保できない方でも、お気軽に栽培することができます。
・果実
果実の長さは、約4~6センチほどで、コロンと可愛い短卵型をしています。
重さも約40グラムほどで、良くスーパーで見かけるナスとは違い、
ちょっと可愛らしいフォルムをしています。
また、ヘタは緑色をしています。
日本のナスにおいては、ヘタも果実も紫色のものが主流となっていますが、
ナスがママは、ヘタが鮮やかな緑色になっていて、より可愛らしい印象です。
・トゲなしタイプ
ナスというのは、本来トゲがある作物です。
しかし、近年トゲなしタイプのナスというのも、人気が高まっています。
ナスがママも、茎や葉っぱ、果実にほとんどトゲが出ないので、
収穫などの作業で気を遣う必要がなく、スムーズに作業が行えます。
・鉢植え栽培に適したナス
ナスがママは、節間の短いナスです。
鉢植えの場合は、草丈が約50センチほどまでしか伸びないので、
面倒な支柱の設置や、初心者には難しい整枝などの作業も全て不要です。
放任栽培ができるというのは、本当忙しい現代の家庭菜園向きです。
小さなお子さんがいる家庭や、普段はお仕事をされていて、
趣味で菜園をやりたいという方にもピッタリの品種です。
・多収穫で美味しい
雌花の数が多いので、1株あたり30~40個ほど収穫ができます。
”見てカワイイ。食べて美味しい”というキャッチフレーズがついている通り、
味も良く、たくさんのおいしいナスがとれます。
枝の切り戻しを行えば、長期間の栽培も可能となっているので、
ワンランク上の栽培を目指したい方はぜひ、チャレンジしてみてください。
■ナスがママの栽培のコツ
・栽培スケジュール
種まきの適期は、2月の中旬頃です。
そのあと、充分暖かくなる4月末~5月の頭を待って定植させます。
収穫期は、6月上旬~7月下旬頃までです。
・水やりに注意する
プランターやコンテナなどの容器を使った栽培では、水やりが肝心です。
通常の露地栽培と比較してやや乾燥しやすいので、
水切れが起こらないように充分気を付けてください。
・収穫
開花後、約10日ほどで収穫できるようになります。
収穫が遅れると、中にある種子が熟して目立つようになります。
ナスが硬くなり、食味を落とす原因になるので、
とり遅れには注意しましょう。
■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定