清黒中長ナス紫輝

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2020年03月13日（金）

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清黒中長ナス紫輝

清黒中長ナス紫輝（しき）は、家庭菜園向けのナスの品種です。

育成している種苗メーカーは、株式会社トーホク（トーホク交配）で、
ホームセンターなどでも取り扱いがある、非常に有名な種苗店のナスです。

トーホクのナスは、家庭菜園向けの品種として育成されているので、
ハウスやトンネルといった資材は必要なく、自宅の省スペースでも栽培が容易です。

清黒中長ナス紫輝そのものも、
長さ約20センチの良く見る中長ナスでポピュラーなものなので、育てやすいです。

初めて家庭菜園でナスを栽培するという方にもおすすめの品種です。

[清黒中長ナス紫輝]

■清黒中長ナス紫輝の特徴

・果実
約20センチほどになる中長ナスです。

良く市販されているナスの形・大きさと同じものなので、
ナス栽培を初めて行うという方にもおすすめです。

果実の色味はとても濃く、ツヤがあって色ボケの少ない品種です。

順調に生育すれば、市販されているようなキレイなナスを収穫することも、
夢ではありません。

果実の揃いも良く、早どりに適した品種でもあるので、
早くから収穫の楽しみを味わえます。

■清黒中長ナス紫輝の栽培のコツ

・適作型
露地栽培に適した品種です。

・栽培スケジュール

冷涼地・中間地・暖地で、微妙に栽培スケジュールが異なります。

一般的に冷涼地とは北海道や東北地方などを指し、
暖地は、四国や九州地方を指しています。

冷涼地は、3月～5月中旬頃までが種まきの適期ですが、
中間地は、2月中旬～6月上旬、暖地は、2月上旬～6月中旬といったように、
暖かい地方は栽培期間が少しずつ伸びていきます。

発芽適温は20～30度、生育適温は20～30度と記載があるので、
こちらも参考にして栽培を開始してみてください。

・種まき
土を充分に湿らせ、まずはポットで育苗します。
1つのポットにまく種はだいたい2～3粒が良いです。

発芽までの約10日は新聞紙でポットを覆うなどして、大切に育てます。
無事開花が見られたら、新聞紙を取り除いて日の光に当てます。

・植え付け
1平方メートルあたり、堆肥を3キロ、苦土石灰を100グラム、
化成肥料を100グラム入れて良く耕しておきます。

植え付けの一週間ほど前までには、しっかりと畑づくりをしておきましょう。

植え付けする苗は、本葉6～7枚となったしっかりとした苗が理想です。
幅90センチ、株間50センチほどの間隔で植え付けていきます。

・栽培の注意点
丈夫な株に育つまでは、マルチフィルムを張っておくと地温が確保できます。
また、気温が高くなってきたら暑さ対策として敷きわらが有効です。

・脇芽摘み
一番花のすぐ下に出る脇芽を2本残して、他の脇芽は摘み取ります。

・追肥
果実の肥大がはじまったら、化成肥料50グラムを追肥します。

・栽培のまとめ
全体的にがっちりとした元気の良い苗に育てることが先決です。
栽培難易度は高くないので、毎日のこまやかな管理が良い栽培につながります。

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