ナス栽培の楽しみ
ナスは、トマト、キュウリなどと並んで、
夏野菜の代表的野菜ではないでしょうか?
ナスをスーパーで買うと、なかなか高いですね。
都心部では、小さいナスが3本で200円以上するときもあります。
そして、張りがなくて美味しくないとがっかりです。
家庭菜園でナスを育てると、嬉しいことがたくさんあります!
[ナス栽培の楽しみ]
■ナス栽培の楽しみ
1.ナスの本来の味が楽しめる
ナスは、もさもさとした食感が嫌い、味がないから嫌い、
などという方は多いのではないでしょうか?
家庭菜園で収穫したばかりのナスは、味わい深く食感も良いです。
果肉がみずみずしく、焼いたり炒めたりすると、トロリとした口どけが最高!
ナスには、コレステロールの吸収を抑制する作用や、
ガンや生活習慣病のもとになる活性酸素を減らす働きがあるので、
美味しく育てて、健康的に食べたいものです。
ナスは調理法によってさまざまな食感に変わるので、
いろいろ試してみてはいかがですか?
2.ナスは簡単な資材で栽培できる
トマトを育てるにはハウスが必要だったりします。
ナスはハウスではなく、露地栽培に向いているのですね。
培養土と少し長めの1.5mくらいの支柱と、支柱を固定するための紐さえあれば、
すぐにナス栽培を始めることができます。
プランターでも十分栽培できるので。
自宅にある資材の在庫を確認してから栽培を始めましょう。
ナスの花きれいですね
3.生長過程が面白い
ナスが種や苗から、どのように葉や茎を伸ばし、
整枝し、花をつけ、実らせるのか? 見ているのは興味深いです。
また、ナスのフォルムを見続けているとだんだん可愛く見えてきます。
ずんぐりむっくりした形、おしりは丸く、ヘタの近くはスマートに!
なんてすばらしい形なのでしょう♪
夢中になっているとヘタのトゲに刺されますので注意しましょう。
長ナスです
4.いろいろなナスを楽しみ味わえる
ナスといえば紫色でちょっと長めの卵形をしたナスが一般的です。
しかし、実はナスにはいろいろな形や色があるのです。
形はボールのような形をした丸ナス、とても長~い長ナス、
長ナスよりさらに長い巨大な長ナス、
普通の卵形のナスを巨大化させたような米ナス。
さらに、色は白、白と紫のグラデーションが美しいゼブラナス、
緑のナスなど意外とカラフルです。
ナスは、それぞれ特徴を持っており、
食べ方もさまざまで、料理のやり甲斐があります。
さて、どのナスから育ててみますか?