ナス すすかび病

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ナス すすかび病

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密植は、いろいろな病気の原因になります

 

 

すすかび病は、ナスもかかる病気で葉に病斑ができます。
初期であればあまり影響はありませんが、ひどくなると葉が落ちてしまいます。

 

葉が落ちれば、それだけ光合成をする場所が減るため、
症状が進んで株全体に出るようになると、葉の枚数が減り株が弱ります。

 

すすかび病は、健全に育てることで予防ができる病気なので、
感染したとしても、初期の段階であれば治療ができます。

 

まずは予防のためにいくつかのポイントを守って栽培し、
感染した場合はすぐに対応します。

 

 

[ナス すすかび病]

 

 

■すすかび病の症状

 

主に葉に症状が現れます。
葉の表面に、白っぽい小さなカビの集まりのような斑点ができます。
斑点が少しずつ大きくなり、斑点の中央からしだいに色が灰褐色へと変わります。

 

病斑は基本的には円形をしていますが、葉脈の近くにできたものなどは、
少しいびつな形をしていることもあります。

 

葉の裏側にも病斑が見られるようになります。
表面に出る病斑ほどキレイな円形ではなく、ややいびつな円形になります。

 

斑点の色は薄い黄褐色~薄い褐色をしていますが、
斑点の周囲はあまりはっきりしません。

 

症状が進んでくると、葉全体が色が抜けたように黄色くなり、
そのうち萎れたように垂れてきて落ちてしまいます。

*すすかび病の画像はこちらがわかりやすいです。

ナスすすかび病

 

 

ビニールハウスでの栽培は、換気や消毒に気をつけます

 

 

■すすかび病の原因

 

すすかび病の原因となる菌は、23度~28度くらいで生育するため、
春になって気温が上がり始めた頃から発生が多くなります。

 

ハウス栽培では、露地よりも早い時期に気温が上がるため、
2月~3月頃に発生することが多いようです。

 

露地栽培の場合は、ハウス栽培より遅い春~梅雨頃に発生が多くなります。
特に梅雨の時期は、湿気が高く、ちょうど菌が繁殖しやすい環境となります。

菌は30度を超えると生育が難しくなるため、真夏には発生が減ります。

 

やや高温で多湿な環境で発生し、葉にできた病斑で、
繁殖した菌が胞子を飛ばすため、ハウス栽培では特に注意が必要です。

 

すすかび病に感染したナスには菌や胞子が残るため、
感染した株をそのまま放っておくと、また別の株に感染していきます。

 

ナス本体の株だけでなく、周りの資材にも付着して、
またナスに感染していくため、ハウス栽培では資材の消毒が重要です。

 

 

■すすかび病の予防

 

気温自体はどうすることもできませんが、できるだけ湿気がこもらないようにします。
密植や葉の茂りすぎで風通しが悪くなって、病気の発生を助長することになります。

 

株間は十分にとり、茂った枝や葉は整理して、風通しを確保しておきましょう。
ハウス栽培では、換気することで湿度が上がりすぎないようにします。

 

 

■すすかび病にかかったら

 

症状が軽く、葉の1枚や2枚だけに出ているようであれば、
該当の葉だけを摘んで処分するだけでおさまることがあります。

 

ただし、摘んだ葉はその辺に放置せず、必ず処分します。
ハウスの中で発生した場合は、ゴミ箱に入れてあったとしても、
胞子が飛散する可能性があるので、ハウスから外に出して処分します。

 

葉を摘んだけれど難しく心配な場合は、薬剤を使用して防除します。
ダコニール1000やトリフミン、アミスター20フロアブルなどが使えます。

 

初期であればあるほど、効果が出て早期に症状が改善されるため、
葉に異変がないかをこまめに見ておくようにしましょう。

 

■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定



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ナス 病害虫 生理障害

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