ナス 育て方

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ナス 葉が枯れる落ちる

読了までの目安時間:約 7分

 

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ナスの葉が枯れて落ちる原因は?

 

 

ナスを育てていると、葉が黄色く変色し、そのうち落葉することがあります。
役目を終えた葉が、時々落ちることはありますが、
何枚も続けて落ちるのであれば、何か問題があるはずです。

 

原因は一つではなく、検討違いの処置をすると、手遅れになることもあります。
ナスの様子をしっかりと見て判断し、対処します。

 

落葉した葉には害虫などがついている可能性がありますし、
落ち葉で株元の風通しが悪くなって、病気を助長することもあります。
落葉した葉は、そのままナスの近辺に放っておかずに処分しておきましょう。

 

では、ナスの葉が枯れる、落ちる原因と対処をご説明します。

 

 

■ナス 葉が枯れる落ちる

 

1.水切れ、肥料切れ
ナスは気温が上がってくると、株を大きく育てるために水分をたくさん吸い上げます。
実をつけるようになると、実を大きくするためにさらに水分が必要となるので、
水切れには、常に注意が必要です。

 

水分とともに必要になるのが肥料です。
肥料も株を大きく育てたり、実を大きくするためには必要不可欠です。
この二つが切れてしまうと、ナスは生育が悪くなります。

 

水切れは重症になると、水を与えても回復せずに、
そのまま枯れてしまうこともあるので、日々気遣うようにしてください。

 

肥料が切れているだけの場合は、必要量の肥料を与えるようになれば、
また花が咲いて実がつくようになり、葉の黄変もおさまります。

 

 

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ナスは、やや小ぶりで収穫すると木が元気で総収量が増えます

 

 

2.肥料焼け
ナスの根に肥料が直接触れると、根が肥料焼けを起こします。
根が肥料焼けすると、必要な水分や養分を吸い上げられず、葉が黄変し落ちます。

 

植え付ける時は、必ず根に触れない場所に元肥を入れるようにし、
追肥をする場合も、株元から少し離れた場所に追肥するようにします。

 

容器栽培の場合は、容器の縁に沿うように肥料を与えましょう。
また、高濃度の肥料を一度に与えるのも、肥料焼けの原因となります。

 

肥料は濃いものを大量に与えれば良いというわけではありません。
液体肥料の場合は、規定通りに薄めたものを与え、
粒状などの肥料は必要以上に与えないようにします。

 

 

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鉢やプランター栽培は、水切れ、肥料切れ、根詰まりに気をつけます

 

 

3.根詰まり
鉢やプランターなどの容器栽培で起きやすい症状です。
容器栽培は地植えと違って、土の量が制限されているため、
根を広げる範囲を制限されています。

 

容器の中が根でいっぱいになると、それ以上根を広げられず、
根が詰まった状態になり、必要な水分や肥料分を吸いあげられません。

 

ナスを容器栽培する時は、ある程度大きい容器に植える必要があります。
プランターなら深型の30リットル以上、鉢なら深い10号鉢が適します。

 

植え付けからしばらくすると、根もよく広がって、容器の中でいっぱいになります。
そうなったら、一度根切りをして、リフレッシュさせてあげましょう。

 

根切りの作業は、一般に、8月上旬頃行います。

 

ナスの地植えでは根元から30cm、
プランターではできるだけ根元から遠い15~20cm、
離れた場所に垂直にシャベルを刺しこみ、根を切ります。

 

根と一緒に、地上部の枝葉も切り、更新剪定を行うと、
美味しい秋ナスを楽しむことができます。

 

4.病気にかかった
ナスがかかりやすい病気の中に、半枯病というものがあります。
名前に「半」と入っているように、株の片方の葉が集中して黄変し落葉します。

 

病変が見られる葉の中でも、
半分くらいが黄変するため、比較的見つけやすい病気です。

 

葉の裏をよく見て虫がいなければ、半枯病である可能性が高いです。
似たような症状の出る病気として、半身萎凋病というものもあります。

 

いずれの病気も、連作によって起こる可能性が高くなるため、
連作を避けるか、耐病性のある接ぎ木苗を植え付けて育てるようにします。
植え付け前に、土壌消毒をするのも効果的です。

 

 

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ニジュウヤホシテントウ、大発生する前に捕獲しましょう

 

 

5.害虫の被害
ナスにつく害虫は色々いますが、
その中でもハダニ類がついた時、葉が黄変してきます。

 

水分や養分が滞った時の黄変は、どちらかというと色が抜けたようになります。
半枯病にかかったり、ハダニの被害にあうと、
黄変してくる場所がモザイク状になることが多いです。

 

ハダニは、ナスの葉の裏についていることが多く、そこから汁を吸います。
半枯病とハダニの見分け方としては、葉の裏側を見れば一目瞭然です。

 

葉の裏側に虫がいれば、害虫被害で、虫がいなければ病気です。
時々、水やりのついでに葉の裏に葉水をかけてあげると、
ハダニを予防することができます。

 

また、初期の状態であれば、被害の出た葉のみを摘み取り処分すると、
症状が治まることがあります。

 

また、葉にぎざぎざとした傷があれば、
ニジュウヤホシテントウが食害が考えられます。

害虫による被害を確認したら、薬剤や自然農薬で防除します。

■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 水やりのコツ
・ナス 発芽しない

 

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ナス栽培Q&A

ナス 花が咲かない

読了までの目安時間:約 7分

 

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ナスの花が咲きません。原因と対策は?

 

 

ナスの花が咲かない症状には、さまざまな原因があります。
日照不足、水不足、肥料不足、気温が低い、気温が高すぎる、

株が疲れた、などの原因と対策をご紹介します。

 

原因と対策が分かれば、また花を見ることができますね♪

 

 

[ナス 花が咲かない]

 

 

■日照不足

 

ナスはとても太陽の光が好きな野菜です。
日当たりが悪くなると、株全体の生育が悪くなり、
同時に株が充実しないために、花芽が作られにくくなります。

 

日当たりが良い場所だと思っていても、実際は壁や物の陰になり、
考えているより日照時間が短い場合があります。

 

地植えの場合は、移植が難しいので、植え付け場所はよく吟味します。
ナスを鉢やプランターで育てている場合は、
できるだけ日当たりの良い場所に移動させましょう。

 

表面的には日当たりがよくても、株の内部に光が入っていない場合も、
日照不足になり、生長が滞り開花しにくいです。

 

ナスの葉は、株の調子がよければとても大きくなります。
自分の葉で日陰を作っていることもあるため、不要な葉は摘み取ります。

 

葉の数を適度に減らすことで、株の内部にまで光が入るようになり、
同時に風通しも良くなり、株の生長を助けます。

 

 

■水不足

 

ナスは高温を好む野菜のため、育てるには気温が高い状態を必要とします。
気温が高いと、どうしても土が乾燥しやすくなり、
株や実を生長させるために、ナス自身が吸い上げる水の量も多いです。

 

同じように夏野菜として育てられることの多い、
トマトやピーマンなどは、意外と乾燥に強かったり、
吸い上げる水分量が多くありませんが、ナスは水分を多く欲します。

 

必要以上に水を与えるのも良くありませんが、
水分を適度に与えないと、花芽を形成できず蕾も落ちやすいです。

 

ナスを植えている場所の土の状態をよくチェックし、乾いていたら、水を与えます。
水を与える時は、表面を湿らせるような少量の水やりではなく、
土の奥深くまでしっかり水が染み込むようにたっぷりと与えます。

 

容器栽培の場合は、容器の底から余分な水が出てくるまで与えるのが目安です。

 

 

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肥料が不足していると花の色も薄くなります

 

 

■肥料不足

 

最初は勢いのあった株も、途中で肥料が切れてしまうと、
花を咲かせなくなったり、蕾を落としたりします。

 

ナスの肥料が足りているかどうかは、花を見るとよく分かります。
花の中心にある雌しべ(柱頭)が、雄しべよりも飛び出ているようであれば、
肥料が足りています。

 

反対に、雄しべよりも雌しべが短い場合は、肥料が不足しているので、
追肥の間隔を短くするか、追肥の時の肥料の量を増やすようにします。

 

一時的な肥料切れであれば、
即効性のある液体肥料を与えて様子を見ても良いでしょう。

 

 

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肥料が適切だと、雌しべ(柱頭)が、雄しべよりも飛び出ています

 

 

■気温が低い

 

ナスは高温を好む植物です。
気温が15度前後では、ナスには気温が低すぎて、
花が咲いても花粉が出ないなどの症状が出ることがあります。

 

正常な花を咲かせ、きちんと結実させるためには、
20度以上の気温が必要といわれています。

 

気温が低くなりそうな時は、ホットキャップをかぶせたり、
トンネル栽培を取り入れるなどして、防寒対策をしておきます。

 

 

■気温が高すぎる

 

ナスが高温を好むといっても、35度を超える日が続けば、
ナスも生長が止まったり、花を咲かせなくなります。

 

これは生理的なものなので、病気や不具合というわけではありません。
涼しい環境を作ってあげれば良いのですが、
日よけをすると日照不足になることがあるため、あまりお勧めはできません。

 

真夏はどうしても気温が高くなることが多いため、
月末~8月初めであれば、更新剪定してリフレッシュさせ、
秋ナスを楽しむという方法もあります。

 

 

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着果させすぎのナス

 

 

■株が疲れた

 

6月中旬くらいから、多くの実をつけた株は、
後半に疲れてしまい、花をつける元気がなくなります。

 

ナスの花が咲いただけ結実させるよりは、
ある程度、着果をコントロールしてあげると、株が疲れにくくなります。

 

また、着果した実を、大きくなるまでじっくりと育てると、
実を大きくするめに養分を多く使うため、とても疲れてしまいます。

 

ナスはやや若どりくらいが、実も皮も柔らかくておいしいですし、
株も疲れにくく総収量が多くなるので、採り遅れないようにします。

 

■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 水やりのコツ
・ナス 発芽しない

 

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ナス栽培Q&A

ナス苗 枯れる 理由と対策

読了までの目安時間:約 7分

 

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植え付け後のナス、もっと耕してから植えたいですね

 

 

ナスの苗を育てたり購入して大事に植え付けたのに、
いくらもしないうちに萎れたようになり枯れてしまうことがあります

 

ナス苗が枯れる理由と対策をご紹介します。

 

 

[ナス苗 枯れる 理由と対策]

 

 

■寒さに当たった

 

ナスは熱帯原産の野菜で、暑さには強いのですが寒さに弱い性質があります。
植え付け時期が早いと、遅霜や冷たい風に当たり、萎れたようになります。

 

気温が十分に上がった5月頃に植え付けを行うか、
早植えする場合や寒さが気になる場合は、防寒をしておきましょう。

 

 

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第一ビニール 苗キャップ

 

 

ホットキャップというプラスチック製のドーム型のものを苗にかぶせたり、
大型ペットボトルの下半分を切ってかぶせると、
トンネル栽培をすると、冷たい風や寒さを防げます。

 

霜の心配はないけれど、風がふくと冷たい日があるという場合は、
苗の四方に支柱を立て、苗の周りをビニールなどで囲います。

 

ビニール囲いをすることで、横から冷たい空気が当たることがなく、
日照の邪魔になることもありません。

畝にビニールマルチを敷くのも、地温を上げる効果があります。

 

 

■水切れを起こした

 

ナスの苗が根付くまでの水切れが、いちばん深刻なことが多いです。
苗を植え付けて、根付くまでの1~2週間くらいは、
ナスの根はまだ苗が入っていたポットより外に出ていません。

 

そのため、広い範囲で水分を吸収することができません。
植え付け時の根鉢部分が乾いてしまうだけで、
水切れの症状が出やすいので、根付くまでは水の管理に注意します。

 

同じナス科であるトマトと並べて植えたけれど、ナスだけ萎れてしまった場合や、
植え付けから間もなく症状が出た場合は、水切れが原因のことが多いです。

 

トマトは同じナス科であっても、乾燥に強い性質があります。
反対に、ナスは乾燥に弱い性質で、水切れを起こすとすぐに萎れてしまいます。

 

雨が降っても、ナスの大きな葉で株元には雨が当たらないこともあるので、
根付くまでは株元の土の乾き具合を、こまめにチェックして水やりします。
>>ナス 水やりのコツ

 

 

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水切れは、たっぷり灌水してようすを見ます

 

 

■土壌が不適切

 

苗を植え付けた土の状態が悪い場合も、萎れて枯れてしまいます。

 

特に地植えの場合は、土作りをしてから苗を植え付けるため、
土作りが適していないと、枯れる原因になりやすいです。
また、耕し方が浅かったり粗いと、苗は根を張ることができません。

 

また、酸度調整をするために苦土石灰を入れますが、規定量を守ります。
苦土石灰は酸性に傾いている土を、中和するために加えます。

 

例えば大量の苦土石灰を入れると、強アルカリ性に傾いてしまい、
作物を育てるのには向かない土壌になります。

 

さらに、化成肥料などの元肥が、ナスの苗の根に触れる場所にあると、
根が肥料焼けを起こして枯れることもあります。

 

土作りはナス栽培でとても大切な作業なので、最善を尽くしましょう。
>>ナス栽培の用土

 

 

■病気にかかった

水切れが原因ではなく、突然全体が萎れたようになったり、
片側半分だけが萎れたようになった後、枯れてしまう場合は、
病気にかかっている可能性が高いです。

 

ナスがかかりやすい病気の中に、青枯れ病や半枯病、半身萎凋病があります。
青枯れ病は株全体が、半枯病と半身萎凋病は片側半分が萎れて枯れてしまいます。

 

青枯れ病の場合は、病斑などが出ることがほとんどなく、
葉が青い状態で枯死するので、この名前がつきました。

 

どの病気も発生してから枯死するまでの時間が早く、
発見してからでは、救えないことがほとんどです。
病気だと判明した苗は、ほかに染さないように取り除き焼却します。

 

 

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接ぎ木苗は、病気に強いです

 

 

◎接ぎ木苗を使う
いずれも耐病性のある接ぎ木苗を用いることで、予防になります。
ここで注意したいのが、自根や葉を絶対に出させないことです。

 

接ぎ木苗は、病気に強い台木と、おいしい実のなる穂木を接いでできる苗です。
病気に強い台木の根を張ることで、土壌から感染する病気を防ぐのですが、

穂木からも根が出てしまうことがあります。

 

穂木から出る根(自根)は、病気に耐性がなく、病気にかかりやすいため、
自根を広げてしまうと、接ぎ木苗であっても病気にかかりやすい苗となります。

 

自根が出ないようにするために、苗を植え付ける時には、
接いだところを土に埋めないくらいに浅植えにします。

 

■ナス苗を枯らさない対策
・苗木を寒さに当てない
・土づくりをしっかり行う
・病気の苗は取り除き焼却する
・接ぎ木苗を使う 

 

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ナス栽培Q&A

ナス 植え付け時期は?

読了までの目安時間:約 7分

 

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ナスを育てるためには、まず苗を植え付ける作業が必要です

 

 

ナスの植え付け作業を行うのは、いつが良いのでしょうか?

早すぎたり、遅すぎたりすることで、問題があるのでしょうか?

 

 

[ナス 植え付け時期は?]

 

 

■地域による植え付け適期

 

ナスは暑い気候を好む野菜です。
そのため、基本的には遅霜の心配がなくなってから、植え付けるようにします。

また、同じ日本国内であっても、地域によって少しずつ気候が違います。

 

寒冷地では遅霜の心配があり、気温が上がるのもゆっくりです。
暖地では、霜が降りることが少ない場所も多く、気温が上がるのも早いです。

 

ナスを栽培する地域の、その年の気候に合わせて、
植え付け時期を決めるようにしましょう。

 

暖地:4月中旬~5月上旬
中間地(温暖地):4月中旬~5月上旬
寒冷地:5月中旬~6月上旬

 

 

■早植えする場合は?

 

植え付けの適期よりも早く植え付けることを、早植えと言います。
早植えした場合、まず心配なのが寒さに当たることです。

 

ナスは寒さに弱く、最低気温が10度より下回ると、生長を止めてしまいます。
さらに霜に当たれば、葉や生長点が傷み、最悪の場合は枯れることもあります。

 

苗を生産している農家や、苗を販売している店によっては、
植え付け適期前に苗の販売が始まります。

 

どうしてもその店で苗を購入したい場合は、
購入した苗を温室などで加温し適期を待つか、寒さ対策をして植え付けます。

 

寒さ対策をしてから植え付ける場合、
トンネル栽培やホットキャップなどをかぶせたり、
畝にビニールマルチを張る必要があるため、あらかじめ準備しておきます。

 

気温と地温を維持することができれば、
多少早く植え付けを行っても、問題はほとんどありません。

 

 

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遅植えすると、苗の生長期が猛暑に当たる可能性があります

 

 

■遅植えする場合は?

 

適期よりも遅く植え付けることを、遅植えと言います。
遅植えの場合、気温は十分に上がっていることが多いので、
霜や最低気温の心配はありません。

 

ところが、遅く植え付けるということは、
それだけ生育するスタートが遅れたということになります。
スタートが遅れると、実のつき始めも遅くなり、収穫も遅くなります。

 

また、遅く植え付ける場合は、それだけ気温が上がっていて、
土が早く乾きやすいということでもあります。

植え付けてから根付くまでの間は、どうしても水切れしやすくなります。

 

こまめに土の状態を確認し、水切れを起こさないようにすれば、
植え付けが、少し遅くなっても、じゅうぶん収穫は見込めます。

 

 

■秋ナスとして育てる場合

 

遅植えをした場合、スタートが遅いために、最初の収穫が遅れます。

早く収穫したい人にとっては良くないことですが、
秋ナス栽培をしたい人にとっては、ちょうど良い場合があります。

 

適期に植えたナスは、だいたい6月下旬頃から収穫が始まります。
6月下旬頃に遅植えしたナスは、7月中旬~7月下旬頃から収穫が始まります。

 

適期に植えたナスも、真夏7月末~8月初めに根と枝を切り(更新剪定)、
肥料を与え、暑さでバテた株をリフレッシュすると、秋ナスを楽しむことができます。

 

遅植えにしたナスの場合は、順調に育てば、
適期に植えたナスがリフレッシュする真夏の間も、収穫が続きます。

 

秋ナスはほとんど休むことなく、秋も実をつけ続け、
10月いっぱいくらいまでは、収穫することができます。

 

実際に、植え付け適期より遅い時期に、秋ナスの苗が販売されています。
見るからに売れ残りの苗であれば、秋ナス用に選ぶに値しませんが、
立派な苗であれば、秋ナス用として遅植えしても問題はないでしょう。

 

 

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適期に植えたナスも更新剪定で、秋ナスを収穫できます

 

 

■いつまでも植えられる?

秋ナスという方法があったとしても、
植え付け時期を限りなく遅らせていいというわけではありません。

 

梅雨が明ける頃までは、天気の悪い日も多く、気温の上昇もゆるやかです。
梅雨明けをした途端に猛暑日が続くこともあるため、熱帯原産のナスであっても、
まだ小さい苗の状態では耐えられないことがあります。

 

ナスが育ちやすい気温は、だいたい30度までです。
30度を超える日が毎日続くと、ナスの株も消耗し、
実をつけるほど大きく育つことができません。

 

遅くなればなるほど、収穫する量が減ってしまうので、
できる限り植え付け適期内に、植え付けることが望ましいです。

 

最初から秋ナスを目的としている、あるいは苗の準備が遅れた場合には、
梅雨明けまでをリミットにすると、比較的失敗は少なくなります。

 

■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 水やりのコツ
・ナス 発芽しない

 

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ナス栽培Q&A

おいしいナスを育てるには?

読了までの目安時間:約 5分

 

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おいしいナスを育てることは、意外と難しいですね

 

 

実がなって食べてみたら、スカスカして歯触りが悪かったり、
焼いてみてもトロッとしたナスの美味しさが出ないことがあります。

 

こちらでは、おいしいナスの育て方のコツをご紹介します。

 

 

■おいしいナスを育てるには?

 

1.品種を選ぶ
ナスの品種は、世界で約1000種、日本では約200種もあります。
ナスの調理目的により品種を選ぶことは、おいしいナス作りに大切です。

 

「千両二号」は、皮がやわらかで、漬物、炒め物、天ぷらまで、
すべて美味しく甘みの出る調理ができる品種です。

 

「くろわし」という米ナスは、締まった肉質で、加熱しても煮崩れがなく、
焼いたり、煮込み料理にとろとろ感が出て味わいがあり格別です。

 

主な料理の用途で、品種を選ぶようにします。

 

2.土作りをしっかり
ナスは、繊細な植物なので、ナス科の連作を避け、
最初の土作りをしっかりすることが、おいしいナスを作るコツです。

 

ナスを育てる畑は、30cmほど、あらかじめよく耕しておきます。
プランターで育てる場合は、できるだけ新しい培養土を使います。

 

地植えでもプランター栽培でも、完熟腐葉土を1~3割り混ぜ込んで、
水はけを良くしてあげると元気に育ちやすいです。

*土づくりの詳しい方法はこちらをご覧ください。
>>ナス栽培の用土

 

3.容器栽培は深型が安心
ナスは、標準プランターでも元気に育ちます。
しかし根の張りが強いので、深型プランターを使うとさらに生育が良いです。

 

とくに秋ナスも収穫したい場合には、秋まで根が張れる、
深くて容量の大きいプランター、トロ箱、鉢を使いましょう。

 

4.元肥・追肥を忘れずに
「ナスは肥料食い」と言われますね。
ナスを長期間おいしく実らせるには、元肥、追肥の与え方が、とても大切です。

 

肥料切れすると、その後の生育や収穫量、味わいに大きく影響するので、
追肥は忘れずに定期的に行うようにします。

 

株の栄養状態が悪かったり、受粉ができない場合には、
石のように固い「石ナス」ができますので、早めに取りましょう。

>>ナス 肥料の与え方と時期

 

5.日当たりで暖かい場所に植える
ナスの原産地はインドで、ナスは暑い環境が好きな植物です。
ですので、じゅうぶんに日が当たり、暖かい場所に植えるようにします。

 

日当たりが悪いと、花が落ちたり、ナスが大きくならないこともあります。
また気温が20度以上ないと受粉がうまくいかず、良い実がなりません。

 

 

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ナスは、土づくり、温度、水やりがうまくいくと最高においしくなります!

 

 

6.こまめに水やりする
ナスは、乾燥に弱いのでこまめに水をあげましょう。
トマトのように水を切って甘くする必要はないので安心して水をあげてください。

 

ただし、水やりが多すぎると、根腐れや灰色かび病などが発生します。
地植え、プランター栽培とも、地面の乾き具合を観察して水を与えます。

 

7.早めに収穫する
ナスの大きさが10~13cmくらいで収穫しましょう。
収穫時期が遅れると、ツヤのない、色も薄いナスになってしまいます。

 

早めに収穫すると、やわらかいおいしいナスが採れます。
実を大きくすると苗が疲れ、次の花が咲きにくくなります。
小さい果実を収穫すると、結果的に収量がとても多くなります。
>>ナスの種と苗を各種見てみる

 

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