ナス 育て方

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ナス 実が割れる

読了までの目安時間:約 6分

 

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やや調子の悪いナス

 

 

ナスを育てていると、大きくなってきた実が割れる(裂果)することがあります。
割れ方にも種類があり、表面がひび割れたり、ぱっくりと裂けるなど様々です。

 

ナスが割れてしまうのには、原因があります。
できるだけ割れる原因を作らないようにし、

 

もし割れた実ができた場合は、何が原因かを突き止め、
その後の実が割れないようにします。

 

 

■ナス 実が割れる

 

・温度差が大きい
最高気温と最低気温の差が大きくなると、実が割れることがあります。
ナスは、たいへん高温を好む植物です。

 

夜間の気温がぐっと下がるのが分かっている日は、
寒冷紗などをかけるなどして、防寒をしておくと予防になります。

 

 

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湿度の差が大きいとナスの株も弱ってしまいます

 

 

・湿度の差が大きい
日本は雨の多い国ですが、同時に夏には雨が降らず、晴天が続くこともあります。
何日も雨が降る日と晴天の日が交互に起こると、土の湿度が安定しません。

 

土が乾燥しているところに、雨で大量の水が入り込むと、
ナスが水分を大量に吸い上げてしまい、実を急激に肥らせます。

 

急激に大きくなった実の皮は、生長に耐えられなくなり割れてしまいます。
余分な雨が入り込まず、かつ乾燥を予防することができるよう、
マルチ栽培をするのがお勧めです。

 

マルチは畝全体にシート状のマルチをかぶせてもいいですし、
ワラなどであれば植え付けた後でも敷くことができます。

 

また、地植えで育てている場合、何日も雨が降らなくても、
ナスの葉自体が萎れることが少ない場合があります。

 

葉が萎れていなくても、土が乾いていれば、
必要な水分を根が吸い上げることができません。
葉の状態に関係なく、土が乾いていたら水を与えるようにしましょう。

 

◎結実中に大葉を摘まない
また、実がついている状態で、大きな葉を何枚も切ってしまうと、
水分の蒸散量が変わってしまいます。

 

それまでと同じだけの水分を吸いあげても、
蒸散する葉がなくなっているため、余った水分が実に集中します。

 

その結果、大雨が降ったわけでもないのに、
急激に実が大きくなり、実が割れることもあります。

 

ナスの傷んだ葉を取り除いたり、小さい芽や側枝を摘芯するのは問題ありませんが、
大きな葉をむやみに摘むのは控えましょう。

 

・強風に吹かれた
夏は、台風がやってくる季節です。
それ以外でも、高層階のベランダや山の麓などでは、強風が吹きます。

 

強い風は、ナスの重い実も揺らすほどで、
風に揺さぶられた実は、周りの枝や葉のトゲなどに擦れてしまいます。

 

生長途中のナスの実の皮は柔らかく、傷がつきやすいものです。
風であおられてついた傷は、ひび割れたようになり、
そこからぱっくりと大きく割れてしますこともあります。

 

ナスは、風通しの良い場所で育てることが肝心ですが、
強風にはできるだけ当てないように注意します。

 

台風などの情報がある時は、枝が折れないように支柱にしっかりと誘引しておき、
実は小さめのものも収穫しておいた方が良いでしょう。

 

 

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害虫により弱っているナスの株

 

 

・害虫によるもの
ナスの実は、害虫に食害されることでも割れてしまいます。
ヨトウムシなどのイモムシ系の害虫に食害された場合は、
割れたというよりも、実に穴があいたようになります。

 

実が割れるような被害が出るのは、
ホコリダニ・ニジュウヤホシテントウ・カメムシなどの害虫が食害した時が多いです。

 

これらの害虫は、イモムシ系のように実を大きくえぐるわけではなく、
表面をかじって傷をつけます。

 

ナスは実に傷をつけられると、その部分の皮が伸びず、形が曲がってしまいます。
また、傷がついた状態の時に、大量の水分を含むと、一気に実が膨らみます。

 

その時、傷部分の皮が伸びずに、そこから割れてしまうこともあります。
まずは害虫がつかないように、適切な環境で育てるようにします。

 

もし害虫の被害に合った場合は、できる限り駆除するようにします。
捕殺できるものは捕殺し、どうしてもの場合は薬剤を使う方法もあります。

 

ホコリダニなどの被害が大きい場合は、
一度更新剪定をかねて被害の出ている葉を落としておきます。

 

そうすることで、新しい葉を伸ばし、
株をある程度、健康な状態にリセットすることができます。

 

■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス わき芽かき 摘芯

 

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ナス栽培Q&A

ナス 雨の日 収穫は?

読了までの目安時間:約 7分

 

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ナスを雨の日に収穫しても大丈夫でしょうか?

 

 

ナスに限らず、トマトなど夏野菜を育てていると、
ちょうど収穫できそうな時に雨が降ることがあります。

 

雨が降っている日にナスを収穫する場合に、
とくに気をつけたいことをご紹介します。

 

 

[ナス 雨の日 収穫は?]

 

 

■切り口に注意

 

雨の日の収穫で一番気になるのは、
切り口から菌が入り込み、病気にかかる危険性があることです。

 

ナスがかかりやすい病気の原因となる菌の中でも、
カビの仲間の菌は、水を伝って移動して広がります。

 

雨が降ったことにより、水の中を菌が移動したり、
泥跳ねが起きて病気が広がります。

 

一日だけ雨が降ったのであれば、
その日だけ様子を見れば良いのですが、
収穫期に、何日も雨が降り続くとそうも言っていられません。

 

大量に入ってくる水分のせいで実はどんどん大きくなるので、
うかうかしていると採り遅れになることがあります。

 

できるだけ雨が降っていない時間帯を見つけ、その間に収穫するようにします。

 

収穫する時に注意したいのが、切る場所です。
ナスの枝から実のヘタ部分につながっている場所を切るようにします。

 

ヘタにつながっている部分は、実が下がる分、下向きに伸びています。
ここを切ることで、切り口に水が溜まりにくくなりますし、
直接水が当たることも少なくなります。

 

これだけでもある程度の病気予防になります。
側枝に着果した実は、収穫する時に余分な枝葉を一緒に切りますが、
この時は枝も葉も切らないように注意します。

 

必ずヘタがつながっている部分のみを切って収穫し、
余分な枝や葉は、雨が上がってから切り落とすようにします。

また、ハサミは消毒して、使うようにすると菌が感染しにくいです。

 

 

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ほとんどの植物は、雨天に切られことを嫌います

 

 

 

■畝間に注意

 

雨が降ると、土はたくさんの水分を含みます。
その状態で踏みしめると、土は硬くなってしまいます。

 

ナスや他の野菜が植わっていない場所や、
通路としている場所を歩く分には問題ありません。

 

ただ、畝と畝の間は要注意です。
大きく生長したナスは、畝間にも根を伸ばしていることがあります。

 

その土を踏んで固めると、根の生育が悪くなり、地上部の生長も悪くなります。
どうしても雨の日に収穫したい場合は、畝間を踏まないように注意しましょう。

 

 

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雨天だと実の水分は高まります

 

 

■収穫した実に注意

 

雨の日、なんとかナスを収穫できたら、できるだけ早く消費するようにします。
晴れた日に収穫した時よりも、雨の日に収穫した実には水分が多く含まれています。

 

水分が多いということは、それだけ傷みやすいということです。
できれば収穫したその日のうちに消費します。

 

収穫できた量によっては、その日に使い切るのが難しいこともあるでしょう。
その場合は、ナスの表面についた水を十分にふき取ってから、
ビニールなどに入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。

 

実の表面やヘタの隙間などに溜まった水をそのままにしておくと、
そこからカビが発生したり、傷みやすくなります。

 

また、ナスが収穫できる頃は、すでに気温もそれなりに上がっている頃です。
常温で置くのも傷みやすい原因となるため、
保存する場合は必ず冷蔵庫に入れておきます。

 

 

■容器栽培の場合

 

プランターや鉢などを使ってナスを育てている場合、
雨が続くようであれば、一時的に軒下に避難させておく方法があります。

 

常に雨の当たらない場所で育てているのであれば、移動も不要です。
雨の当たる場所で育てている場合は、雨の日が続きそうな時に、
軒下などに移動しておけば、直接雨に当たることが減り、収穫が可能になります。

 

できれば晴れた日に収穫したいものですが、
季節によってはそれも難しいことがあります。

 

特に梅雨の時期などは、雨が続きやすく、かつ低温になりやすいため、
病気や生育不良の心配が増えます。

 

晴れた日は日当たりの良い場所に置き、雨の日は軒下に置くことで、
水分過多による根腐れや実割れを防ぐこともできます。

 

また、プランター表土をワラや腐葉土でマルチをすると、
泥はねが少なくなり、病気の感染も軽減されます。

 

梅雨が明けて晴れの日が多くなったら、
できる限り日当たりの良い場所に置き株の充実に努めましょう。

 

■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス わき芽かき 摘芯

 

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ナス栽培Q&A

ナス 収穫時期は?

読了までの目安時間:約 6分

 

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ナスが着果し、日に日に大きくなってくると、毎日楽しみですね

 

 

収穫が早すぎると、実が小さくて食べる部分が少なくなり、
収穫が遅くなると食味が悪くなったり、株が疲れるので良くありません。

 

ナスの実は、どのタイミングで収穫するのが一番良いのでしょうか?

 

 

[ナス 収穫時期は?]

 

 

■ナス 収穫のタイミング

 

ナスを育て始めて、一番最初に咲く花のことを「一番花」と呼びます。
この一番花は、ナスを栽培するにあたってとても大切な花なのです。

 

仕立てる時には一番花を基準に主枝を決めますし、
一番花を確実に着果させることで、その後の生育にも影響します。

 

一番花を着果させた時にできる実は、実はあまりおいしくありません。
まだ株が十分に育っていない時期に着果するために、
実がなかなか大きくならず、小さいままになることも多いです。

 

ではなぜ一番花を着果させる必要があるかといえば、
それはナスに着果を樹に覚えさせるためです。

 

一番花を受粉して実をつけることにより、
ナスは花を咲かせた時に実をならせるものなのだということを覚えます。

 

一番花を着果させずにいると、
ナスは実をつけることを覚えず、樹ボケしやすくなるのです。

 

一番花が咲いたら、念のため人工受粉をして着果を促します。
確実に着果させるため、ホルモン剤を使用してもいいでしょう。

 

着果させた後は、実を育てますが、正直あまり良い実はなりません。
そのため、かなり若い10cm前後で収穫してしまいます。

一番花を収穫した後は、標準通りに育てて収穫します。

 

 

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丸ナスも収穫タイミングに迷いますね

 

 

■収穫の大きさは?

 

花が咲いてから実を収穫するまで、
品種や時期によりますが、だいたい15日~30日と言われています。

 

ナスにとって良い環境で、株が充実している時であれば、
着果した後もぐんぐん実が育ち美味しくなります。

 

反対に、ナスにとって寒かったり、暑すぎたりと、
良くない環境であれば、着果しても育ちが遅くなります。

 

またナスの品種はとても多く、スーパーでよく見かける中長サイズのもの、
米ナスなどの大きなもの、水ナスなど小さくても水分の多いものなど様々です。

 

品種により実の長さや大きさも違うため、何cmで収穫するということは、
すべての品種に当てはめることはできません。

 

育てているナスの品種が分からない場合もあるでしょうから、
収穫目安をピタリと決めるのはなかなか難しいものです。

 

収穫目安のポイントをご紹介します。

 

・商品タグを確認
購入した苗についているタグに記載されているサイズが目安になります。
タグの裏側に、簡単な育て方が書いている場合があります。
その時は、その情報を収穫目安にすると良いでしょう。

 

・品種による収穫の大きさ
品種がこれとはっきり分からないこともあります。
そんな時は、大まかに「中長ナス」「長ナス」「大長ナス」「丸ナス」、
などに分けられるので、それを参考にします。

 

◎品種による目安
中長ナス:10cm~15cm
長ナス:17cm~30cm
大長ナス:45cm
丸ナス:直径10cm
小ナス:3cm

 

 

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大長ナスの収穫適期は、悩みます

 

 

■収穫を早めにする理由

 

中長ナスは、スーパーでよく見かける標準的なナスなので分かりやすいです。
長ナスや大長ナスは、あまり見かけないため参考にする資料が少ないです。

 

いずれの品種のナスを収穫するにしても、あまり大きさにこだわらないことです。
ナスはあまり実を大きくしてから収穫していると、
栽培後半に株が疲れてしまい、収量ががくんと落ちます。

 

そのため、目安にと決めたサイズよりも、やや小さめに収穫するのがコツです。
特に大長ナスや丸ナスなど、標準的な中長ナスよりも大きく育てる品種の場合、
大きくなるのを待っていると、硬くなってしまっておいしくありません。

 

小さめに収穫しても、味はおいしいナスなので、
いつまでも大きくならない時は、小さ目でも収穫してしまいます。
こうすると、ナスの株が疲れないので、総収量は多くなります♪

 

■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス わき芽かき 摘芯

 

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ナス栽培Q&A

ナス 実がおかしい

読了までの目安時間:約 8分

 

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ナスの実の様子がおかしいのことには理由があります

 

 

ナスの実をいざ収穫してみると、表面の皮に斑点ができていたり、
傷のようになっていたり、色が薄かったり、赤い実がなったりと、
様々なトラブルが起こることがあります。

 

症状によって原因が違い、
中にはその後の生育に影響するものもあるためチェックしておきましょう。

 

 

[ナスの実がおかしい]

 

 

■色が薄い

 

ナスの実の色といえば、黒に近いようなとても濃い紫色です。
最近では、皮が白や黄緑色の品種もあり、濃い紫色ではないことがあります。

 

ところが、濃い紫色になるはずのナスが、薄い紫色になることがあります。
これは日照不足が主な原因です。

 

ナスは太陽の光を浴び、その結果としてあの濃い色になるのです。
日照不足は色を薄くするだけでなく、株を徐々に弱めることもあるので、
できるだけ早期に改善しておきます。

 

 

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色ツヤがないと、美味しそうに見えませんね

 

 

■表面にツヤがない

 

ナスの表面は、本来つるっとしていて、つやつやと輝いているものです。
ところが、表面にツヤがなく、張りがない実ができることがあります。

 

これは「ぼけナス」と呼ばれるもので、水分不足によって起こる症状です。
ヘタの周辺から症状が出ますが、ひどいものになると、
実全体のツヤがなくなってしまいます。

 

土が乾きすぎないように、株元にワラなどを敷くと、
土が高温になって水分が蒸散するのを防ぐことができます。

 

 

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ホコリダニの被害のようです

 

 

■実に傷がある

 

実の表面に、裂けたような傷や、丸い傷などがつくことがあります。
これはたいていが害虫の仕業なので、見つけたら株全体をよく調べます。

 

サビが出たような状態や裂けたような傷が出た場合は、ホコリダニが原因です。
赤い色をしているため、小さくても発見しやすいです。

 

丸い傷や、穴があいたようになっているものは、
ヨトウムシなどの幼虫が食害している可能性が高いです。

 

ヨトウムシは明るいうちはあまり見かけず、
夕方以降に暗くなる頃から活動を始めます。
実や葉、茎の周辺に糞が見つかれば、確実にどこかにはいます。

 

昼間に見つけることができなくても、
夕方以降に調べてみると、見つけられることがあります。

 

 

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ニジュウヤホシテントウ

 

 

表面にガタガタとした長い傷がついている時は、
ニジュウヤホシテントウが原因です。

 

成虫、幼虫ともに葉や実を食害するため、とても厄介です。
専用の薬事を使って防除することもできますが、
できるだけ薬を使いたくない場合は、見つけ次第捕殺するようにしましょう。

 

■実に茶色い斑点がある

 

ナスの実の表面に、茶色や少し黄色っぽい斑点ができることがあります。
斑点の形はキレイな円ではなく、変形した楕円であることが多いです。

 

こういった症状が出る場合は、病気にかかっている可能性が高いです。
実の表面に病斑ができる病気は意外と多いですが、
病気のサインとしては分かりやすいため、見つけたらすぐに対処します。
炭そ病褐紋病疫病などが該当の病気です。

 

 

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台木に使う赤ナス

 

 

■赤い実がなった

 

本来であれば、濃い紫色の実がつくはずなのに、赤い実がなることがあります。
これは接ぎ木苗を育てていると、時々起こります。

 

接ぎ木苗は、病気に強い台木に、ナスなどの実をつける穂木を接いで作りますが、
その台木の方が育ってしまい、実をつけた状態です。

 

台木と穂木を接いである部分や、
その下から出てくる芽は台木が伸びているものなので、

見つけたら、すぐに摘み取るようにします。

 

そのままにしておくと、台木から伸びた芽にばかり養分が集中し、
肝心の穂木の実が育たなくなります。

 

台木の芽かどうかは、葉を見れば一目瞭然です。
卵型の葉である穂木に対し、台木としてよく使われる赤ナスの葉は、
縁がギザギザしています。

 

 

■実にカビのようなものが生えた

 

実の表面に、白っぽい色や灰色のカビのようなものが発生していたら、
何かの病気にかかっています。

 

灰色かび病綿疫病疫病などにかかると、このような症状が出ます。
薬剤で防除できる病気もありますが、かかると株ごと処分が必要な病気もあるため、
できるだけ病気のかかりやすい環境を作らないようにします。

 

 

■実がぶよぶよしている

 

表面のツヤがなく、触るとぶよぶよとしている場合は、
軟腐病にかかっている可能性があります。

 

軟腐病は、花や茎、実がぶよぶよと柔らかくなり、腐ったようになっていく病気です。
連作、排水不良、風通しの悪さによって、発生する確率が上がります。

 

 

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低温かホルモンバランスが悪い変形ナス

 

 

■実の形が変形している

 

普通サイズのナスに小さなナスがくっついたようになっていたり、
いくつものナスが1つのヘタから育っていたりと、
少し普通とは違い形のナスがとれることがあります。

 

これは受粉時の気温が低かったり、ホルモンバランスが悪いと起こる症状です。
見つけ次第、株ごと引き抜いて処分するようなものではありませんが、
今後の生育には十分注意が必要です。

 

気温が低い場合は防寒が必要になりますし、
ホルモンバランスの乱れは肥料の与えすぎの可能性があります。

 

また、変形したものの中には、傷があるものもあります。
ナスは表面に傷ができると、その部分の皮がうまく伸びず、変形することがあります。

 

傷は風によって、枝などにすれてできる場合もありますが、
害虫に食害されてできることもありますので、注意しましょう。

 

■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス わき芽かき 摘芯

 

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ナス栽培Q&A

ナス 花が落ちる

読了までの目安時間:約 9分

 

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ナスの花が落ちてしまうのは?

 

 

ナスを収穫するには、花を咲かせ、受粉して結実し、

その実が順調に大きくなることが大切ですね。

 

ところが、せっかくついた蕾がそのまま落ちてしまったり、
蕾が開いても結実せずに落ちてしまうことがあります。

 

ナスにそのような症状が出るのには、原因があります。
原因は複数あるので、どれが当てはまるのかを観察し対処しましょう。

 

 

[ナス 花が落ちる]

 

 

■環境や管理が原因

ナスを育てる時の環境や、管理方法が不適切だと、元気に育ちません。
できるだけ好条件の場所で育て、管理方法を見直してみることで、
元気に生育するようになって、花が落ちなくなります。

 

1.日当たりが悪い
ナスはとても光を好みます。
日照不足になると、十分に養分を作ることができなくなり、
ナスの株全体の生育が悪くなります。

 

株全体の生育が悪くなれば、正常な花芽を作ることも難しくなり、
どこかに異常のある花は、受粉することができずに花が落ちてしまいます。

 

最初は良くても、株が大きくなってきた頃に花が落ちる場合は、
陰になっている場所ができているのかもしれません。

 

全体を照らす日当たりが良かったとしても、ナスの大きな葉が日陰を作ってしまい、
日照不足と同じ症状が出ることがあります。

不要な葉や枝は適宜切るようにし、株の中心まで光が入るようにしておきます。

 

 

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不要な葉を切って、ナスの樹の中心部に日が当たるようにします

 

 

2.寒い
ナスはインドの熱帯地方原産のため、寒さには弱いです。
気温が低いと、花粉が思うように出ず、受粉ができずに落花します。

 

低温に当たると、落花するだけでなく、
株自体が傷んで枯れることもあるので、防寒をしておきます。

 

梅雨明けをしたくらいからは、

気温も高くなるので、低温の心配はほぼなくなります。

 

3.水不足
ナスは株を育てるためにも、花を咲かせるためにも、
実を大きく育てるためにも水を多く必要とします。

 

せっかくついた蕾も、水切れを起こすと、そのまま咲かずに落ちてしまいます。
多湿は厳禁ですが、乾燥にも弱いので、土の状態をこまめにチェックしましょう。

 

株の上から水をかけると、ナス自身の葉が水をはじいてしまい、
肝心の株元にはまったく水がかからないことがよくあります。

 

水を与える時は、株元にたっぷりと水を染み込ませましょう。
また、時々葉の裏に葉水を与えると、ハダニなど害虫予防になります。

>>ナス 水やりのコツ

 

4.肥料過多
栽培初期に肥料が多すぎると、枝葉を育てることに養分を使ってしまい、
花芽がつかなかったり、ついても着果せずに落ちてしまいます。

 

地植えでも、容器栽培でも、元肥の量は適正を守り、
多肥にしないように注意します。

 

また、与える肥料も、窒素が多いものは控えます。
窒素・リン酸・カリが同等か、リン酸が少し多めの肥料を与えると、
枝葉ばかりが伸びるのを防ぐことができます。
>>ナス 肥料の与え方と時期

 

5.肥料不足
肥料が多いのとは反対に、不足している場合も、花が落ちることがあります。
肥料不足の場合は、単純に正常な花を形成することができず、
その結果、受粉不良によって落花します。

 

ナスの肥料が足りているかどうかは、花を見れば一目瞭然です。
花の中心にある雌しべと、それを囲むようにして雄しべが配置されています。

 

その雄しべよりも、雌しべが長ければ正常で、肥料は足りています。
雌しべが短く、雄しべに埋もれている状態は、肥料不足のサインです。

 

 

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画像左は、雌しべが見えて肥料が適切、右は雌しべが見えず肥料不足です

 

 

■株の衰弱が原因

 

環境を整え、管理も基本に沿って行っても、株が衰弱することがあります。
特に、栽培後半になると症状が出やすくなるので、ケアしてあげましょう。

 

1.疲れた
栽培前半で多くの実をつけた株は、スタミナ切れを起こして疲れてきます。
どれだけ肥料や水を与えていても、ナスも疲れる時は疲れます。

 

株が疲れると、正常な花を作ることができなくなり、落花の症状が出始めます。
ナスの実を、大きなサイズになるまで木につけたままにしていると、
それだけ養分が必要となるため、株が疲れやすくなります。

 

ナスは環境が合っていると、本当に次から次へと花を咲かせて実をつけます。
着果した実を全部大きく育てると、ナスの樹もバテてしまいます。

 

ですので、ナスはやや若どりを基準に収穫していきます。
若どりすることで、実を大きくするために使う養分が減り、疲れにくくなり、
たくさんの実をつけるので総合的な収穫量も、多くなります。

 

 

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ナスは、若採りするのが、総収量を増やす秘訣です

 

 

2.暑い
暑い場所が原産のナスですが、
それでも35度以上の日が続くと、暑さでバテてしまいます。

 

日当たりの良い涼しい場所、というのも難しいので、
暑い時期は更新剪定をして休ませます。

 

不要な枝葉を切り、根も切ることで、ナスは株を養生させます。
暑い間は、どのみち奇形花が多くなり、落花が増えるので、
この猛暑期間を株の養生期間にあてます。

 

暑さのピークを過ぎると、また新しい枝葉を伸ばし、
花を咲かせて秋茄子の実をつけるようになります。

 

3.根詰まり
プランターや鉢などの、容器栽培で起きやすい症状です。
根を張らせるスペースがなくなると、それ以上は育つことができません。

 

また、鉢の中が根でいっぱいになると、水や養分をうまく吸収できず、
正常な花を咲かせることができません。

 

ナスは最初から大きめの容器で栽培するようにしますが、
数か月経つと根でいっぱいになってきます。

 

その場合は、暑さでバテた時と同じように、更新剪定をします。
更新剪定をする時に根切り穴あけすることで、株をリフレッシュできます。
*根切りは、8月上旬頃ナスの地植えでは根元から30cm、
プランター栽培、鉢栽培では、根元から15~20cm離れたところに、
垂直にスコップやシャベルを刺しこみ、根を切ります。

 
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プランター栽培では、写真のように、「穴あけ」をするのでも良いです。

その溝や穴に追肥します。

*更新剪定については、後述いたします。

 

■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 水やりのコツ
・ナス 発芽しない

 

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