ナス 育て方

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ナス 葉の色が濃い

読了までの目安時間:約 5分

 

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ナスの葉の色が、濃くなることがあります(肥料過多によるもの)

 

 

良い苗を選ぶ時のポイントにも、葉の色が濃いというものがあります。

そのため、葉の色が濃いのは元気な証拠と受け取ります。
ある程度の色の濃さであれば、元気な証拠と考えて間違いありません。

 

ところが、定植後に色が黒っぽくなったり、
緑色がどんどん濃くなってくるようだと、少し不調と考えた方が良いでしょう。

 

では、ナスの葉が黒っぽくなったり、緑が濃くなるのには、
どのような原因があるのでしょうか。

 

 

[ナス 葉の色が濃い]

 

 

■葉が黒っぽくなる

 

ナスの葉が黒っぽくなるのは、低温に当たったことが原因であることが多いです。
特に定植後すぐは、時期的にもまだ夜に冷えることがあり注意が必要です。

 

ナスは高温を好む植物で、低温に当たると株を守るために、
ナス特有の紫色の成分を多く出し、葉の色が濃くなります。

 

つまり、葉の色が濃くなっているのは、寒さに当たったサインということです。
気温が上がって安定してくると、葉の色も安定してきます。

 

ただ、寒さに当たっているということは、ナスにとっては気温が低すぎるため、
株が傷んで枯れる可能性があるということでもあります。

 

ナスの苗を植え付けるのは、だいてい5月の上旬頃が多くなります。
その頃には、夏日のような暑い日も出てきます。

 

晴れていれば、昼間は暑くなりやすいですが、問題は夜です。
雨が降った日や、北風が流れ込んでいる日は、気温が低くなりやすいです。

 

遅霜の季節ではないと思っても、急激に気温が下がり霜が降りることもあります。
夜になっても確実に寒くならないようになるまで、保温しておくのがお勧めです。

 

苗の周り四隅に支柱を立て、上下を切った培養土の袋などのビニール袋で、
囲っておくだけでも、冷風を遮ることができます。

 

また、地温を確保しておくためにも、
地植えは畝に黒マルチをしておくと良いでしょう。

 

 

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風よけの方法

 

 

■葉の緑が濃くなる

 

ナスの葉の緑が濃くなるのは、肥料が多すぎるのが原因です。
標準的な葉の色にとどまっていれば良いのですが、
それよりも濃くなっているようであれば、肥料の中でも、
特に窒素が多くなっている可能性があります。

 

窒素過多の場合、緑色が濃くなっている他に、樹勢が強すぎ、
葉がとても大きかったり、葉数が多い、枝が伸び過ぎるといった症状が出ます。

 

これは窒素が枝葉を育てる成分であるため、

過剰に与えると枝葉の色が濃くなり、育ちが異様に良くなります。

 

枝葉が茂っていると、一見元気そうに見えます。
もちろん茂っているということは、今すぐに枯れるということはありません。

 

ただ、枝や葉が育つことに養分を使っている状態となり、
花付きや実付きが極端に悪くなります。

 

実を収穫する目的で育てているナスの場合、
花付きや実付きが悪くなって収量が落ちてしまうのは、できる限り避けたいものです。

 

また、窒素が多い状態で育つと、株が軟弱に育ちやすく害虫を寄せてしまいます。
ナスに与える肥料は、窒素が多すぎるものは避け、
窒素・リン酸・カリが同等のものか、リン酸が少し多めのものを与えるようにしましょう。

 

■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方

・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定

 

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ナス栽培Q&A

ナス 肥料焼け

読了までの目安時間:約 9分

 

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ナスは肥料食いの野菜とよくいわれます

 

 

肥料食いでも、規定以上の肥料を与えていると、
ナスは肥料を吸い上げ切れず、土の肥料濃度が高くなってしまいます。

 

多肥を好むナスであっても、肥料焼けを起こして調子を崩すことがあります。
ナスが肥料焼けを起こす原因や、肥料焼けの症状などをご紹介します。

 

 

[ナス 肥料焼け]

 

 

■肥料焼けとは

 

土の肥料濃度が高くなりすぎたり、根が肥料に直接触れた状態になると、
ナスは、根から調子を崩し肥料焼けを起こします。

 

肥料、特に化成肥料は、簡単に例えると塩のような作用があります。
肥料は水分を吸い、その水分に肥料成分が溶け出て周りに広がります。

 

そのため、肥料の近くに水分の多いものがあると、
浸透圧の力で、肥料はその水分を吸いこもうとします。

 

肥料に直接根が触れていると、
根の水分を肥料が吸ってしまうため、根が著しく傷みます。

 

根が傷めば、地上部にある葉にも傷みなどの症状が出てしまいます。
また、根の傷み具合によっては、地上部が急に枯れることもあります。

 

枯れるほど根の傷まなくても、根が回復し正常に機能するまで、
地上部がうまく育たなくなることもあります。

 

肥料は与えれば与えるほど良いわけではありません。
薬も過ぎれば毒になるように、肥料も与えすぎは禁物です。

 

 

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葉の縁を見ると、肥料焼けのようです

 

 

■肥料焼けの症状

 

肥料焼けとは、つまり肥料濃度が高くなることによって根が傷むことです。
ですが、目に見えない地中の根は確認することができません。

 

では地上部にはどのような症状が出るのでしょうか。
根が傷むことによって、地上部にうまく水分が運ばれないようになるため、
水切れを起こした時のように、葉先が焼けて枯れたようになります。

 

他にも、葉の色が黒ずんだり、縁が巻いたようになることもあります。
葉に症状が出るのは肥料焼けだけではありません。

 

けれど、葉はナスの健康バロメーターであり大切なチェック場所です。
水やりの時など、こまめにチェックしておくことで、発見が早くなり、
それだけ早く対処することもできます。

 

対処が早ければ、回復して生育する可能性も高くなるので、
日々の葉や樹勢のチェックは怠らないようにしましょう。

 

 

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ナス専用の肥料を規定量与えるのが安心です

 

 

■肥料焼け予防

 

肥料焼けを起こしやすいタイミングは、苗の植え付け直後と追肥後です。

 

苗を植え付ける時、まずは土作りを行いますが、
この時にきちんと土と肥料が混ざっていないと、
肥料が直接根に触れて肥料焼けを起こしやすいです。

 

肥料が根に近い方が効きが良いだろうと、
植え穴の底に肥料を入れて植え付ける方がたまにいますが、
これは肥料焼けを引き起こしやすくするので、やめておきましょう。

 

植え付け直後は、根が伸びて周りの土まで伸びていくのを待つ期間なので、
肥料はほとんど必要ではありません。

 

まだ小さい苗のうちに、大量の肥料を与えてしまうと、
肥料焼けを起こしたり、軟弱に育って病害虫に侵されやすくなります。

 

植え付け直後も問題なく、しばらくは順調に育っていた場合も、
追肥の後に肥料焼けを起こすことがあります。

 

追肥を行う時、株元に近い場所ではなく、少し離れた場所に与えるようにします。
また、肥料を与えすぎるのもいけません。

 

化成肥料の場合は2週間に1回、
液体肥料の場合は1週間に1回くらいが目安となります。

 

頻度を守っていても、肥料の量や濃度が高ければ、肥料焼けを起こします。
定期的に肥料を与えていても、肥料切れのサインが出ている場合は、
一度に与える肥料の量を少し増やす程度にして、
基本的には規定量を与えるようにします。

 

 

■肥料焼けしたら

 

肥料焼けの対処法は、地植えも容器栽培も共通です。
肥料濃度が高いので、まずは濃度を下げることから始めます。

 

与えている肥料が玉状やタブレット状などの固形肥料の場合は、
与えた肥料を土から取り除きます。

 

以前に与えた固形肥料が残っている場合は、
肥効期間が過ぎていたとしても、一緒に取り除くようにします。

 

粒状の肥料の場合は、細かいので取り除くのは難しいことが多いです。
ただ、土と混ぜ合わせていない場合は、表面に残っていることがあるので、
表面の土を一度取り除き、肥料を含んでいない新しい土をかぶせておきます。

液体肥料の場合は、物理的に取り除くことができないので、土を触る必要はありません。

 

次に濃度を薄めるため、大量の水を与えるようにします。
化成肥料は水分を含むことによって、肥料成分が外に出ます。

 

その肥料成分をさらにたくさんの水で流すことで、濃度を下げることができます。
液体肥料を与えたいる場合も、水を与えることで肥料成分を流し、
濃度を下げることができます。

 

1日に1回、朝の水やりの時に、いつもの3倍くらいの水を与えるようにします。
3日ほど続けると、肥料成分が抜けて濃度が下がり、根が回復に向かう可能性があります。

 

ただし、長期間続けると、今度は過湿となって、
根を傷めることがあるので、苗の調子を見ながら水やりします。

 

水で肥料濃度を薄めるのと同時に、株を少し休ませてあげましょう。
根が傷んで株が弱っているため、ナスが衰弱している場合があります。

 

日当たりの良い場所に置くのは変わりませんが、
夕方以降の強い直射は避けるようにします。

 

 

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肥料焼けが7月下旬以降に起きたら更新剪定をするのも良いです

 

 

特に植え付け直後の場合は、まだ株も弱いので、西日は避けます。
肥料焼けを起こしたのが、ひとしきり収穫した後の7月下旬~8月上旬であれば、
いっそ更新剪定をするのも1つの方法です。

 

肥料焼けに気づき、早めに対処することができれば、根の回復も早くなります。
回復が早くなれば、その分早く生育状態も戻りやすくなります。

 

肥料焼けの症状を見過ごさず、
見つけた時に放置せずにすぐ対処するように心がけると好結果につながります。

 

■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方

・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定

 

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ナス栽培Q&A

ナス 葉の色が薄い

読了までの目安時間:約 7分

 

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ナスの葉の色が薄くなることには、いろいろな原因があります

 

 

放っておくと、今後の生育に大きく影響することもあるため、
できるだけ早く原因をつきとめ、対応するようにしましょう。

 

 

[ナス 葉の色が薄い]

 

 

■日照不足

 

ナスは日当たりの良い場所が大好きです。
日当たりが悪い場所で育てていると、
だんだんと葉の色が悪くなってくることがあります。

 

日照不足は葉の色を薄くするだけでなく、
生育不良や病害虫にかかりやすくするなど悪影響が出やすいです。

 

ナスを育てる時は、できる限り日当たりの良い場所で育てるようにしましょう。

 

鉢やプランターなどの容器栽培であれば、移動が楽かと思います。
できるだけ日当たりの良い場所に移します。

 

すでに長期間日当たりの悪い場所で育てていた場合は、
突然明るい場所に出すと葉焼けを起こすことがあります。
少しずつ慣らしていき、徐々に日当たりの良い場所に移動します。

 

 

■肥料不足

 

ナスの葉を作るための肥料が不足していると、葉の色が薄くなります。
元肥や追肥に使っている肥料の成分を、一度確認しておきましょう。

 

肥料には、窒素・リン酸・カリが主に含まれています。
この3つのうち、窒素が極端に少ない、あるいは窒素がほぼ含まれていない、
肥料を与えていると、窒素不足で葉の色が薄くなります。

 

窒素は葉や枝を育て、株を大きくするための肥料です。
与えすぎは樹ボケを起こすので良くありませんが、不足しているのも良くありません。

 

また、窒素だけでなく、肥料自体が不足している場合も、葉色が薄くなります。
定期的に与えている肥料だけでは足りていない可能性があるので、
液体肥料を与えるなどして様子を見ます。

 

 

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肥料不足=短花柱花のナスの花

 

 

■品種によるもの

 

ナスの葉の色は、葉脈が紫色で他が濃い緑のイメージがありませんか?
けれど、品種によってはもっと色が薄い場合もあります。

 

下葉や新芽などが薄くなってきたのであれば問題ですが、
1つの株の中では葉の色が全体的に同じであれば、特に問題はありません。

 

葉の色が多少薄くても、生育に問題がなければそのまま様子を見ましょう。
ヘタに手を出してしまうと、肥料過多などで逆に株が弱ることもあります。

 

■根詰まり

 

主に容器栽培で起きやすい症状です。
ナスは枝を伸ばして、たくさんの花と実をつけます。

 

その分、根も広く深く伸びるため、小さい容器で育てていると、
早々に根詰まりを起こしてしまいます。

 

根詰まりを起こすと、必要な水分や養分を吸いあげられず、
地上部の葉を落とします。
葉を落とす前に、色が黄色っぽくなってくるので要注意です。

 

ナスの苗の植え付けは、鉢であれば10号サイズに1株、
プランターは菜園用の深型プランター60cm~70cmに2株が目安です。

 

標準プランターや小さい鉢では、容量が足りずにすぐ根詰まりするので、
大きめの容器を使うようにしましょう。

 

 

■病気

 

ナスが半枯れ病や萎凋病などの病気にかかると、
下の方の葉から色が薄く黄色くなっていきます。

 

土壌からの感染が多いので、ナスを育てる環境を整えてあげましょう。
水はけと水もちの良い土を目指し、
適切に水やりや追肥を行うことで、感染を予防できます。

 

また、以前にも病気が出た場所は、土壌消毒をしたり、
連作を避けるなどの工夫をする必要があります。

 

 

■害虫

 

ナスにハダニ類やアブラムシなどがついた場合に、
葉の色がだんだんと薄くなっていって、やがて落葉します。

 

葉色が薄くなった原因が害虫であれば、
色が薄くなってきた葉の裏を見れば一目瞭然です。

 

ハダニもアブラムシも、害虫自体はとても小さいですが、
色が薄くなるほど進行していれば、葉裏を見ればすぐに分かります。

 

薬剤を使っての防除もできますが、乾燥していると発生しやすいので、
時々葉の裏にも水をかけてあげると予防になります。

 

数が少ないうちが防除しやすいので、症状が出ている葉がないか、
時々チェックしておくのも忘れないようにしましょう。

 

 

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夏野菜 ナス専用肥料 400g 250円くらい

 

 

■生理障害

 

肥料が含む成分の中で、窒素・リン酸・カリ以外の微量成分が足りない場合も、
ナスの葉の色が薄くなる傾向や症状が出ます。

 

特にナスの場合は、鉄やカリウム、マグネシウムが欠乏することがあります。
これらの成分が不足した場合は、葉の全体が薄くなるのではなく、
葉脈だけが濃く残り、他が薄くなります。

 

ナス専用の肥料は、必要になる微量成分もバランスよく含まれています。

 

■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方

・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定

 

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ナス栽培Q&A

ナスの受粉方法は?

読了までの目安時間:約 6分

 

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ナス、とげなし千両二号の一番花(2016.05.25)

 

 

ナスは花を咲かせた後、受粉することで着果して実が肥り始めます。
花が咲いたとしても受粉できないと、
そのまま落ちてしまうので、実がならず収穫にいたりません。

 

ナスの受粉方法を確認して、
状態や環境に合わせて結実するようにできます。

 

 

■ナスの受粉方法は?

 

1.風に任せる
基本的に、ナスは人工受粉も虫の媒介もなしに受粉できます。
ナスの花には雌しべと雄しべの両方があり、花が咲き雄しべの先端から花粉が出ます。

 

雌しべは雄しべに囲まれた状態になっているため、雄しべから花粉が出てくれば、
自然と受粉できるような構造になっています。

 

風によって軽く花が揺れるだけでも、本来であれば受粉ができる植物です。
虫の飛来が少ない高層階でのベランダでも、
風が吹くことで自然に受粉できることが多いです。

 

もし自然に受粉ができなかった場合には、
何が原因かを考え、手入れや環境を変えたり、
人工的に受粉するなどの工夫が必要になります。

 

2.虫に任せる
風によって受粉するのと同じように、虫によって受粉することも多いです。
ハチやハエ、チョウなどの虫が花の中でごそごそと動くで、
雄しべから出た花粉が雌しべの先端に付着するため、受粉できます。

 

畑などで地植えにしていたり、3階くらいまでの低層階であれば、
虫がどこからともなく飛来して、受粉してくれます。

 

マンションの高層階など、栽培場所によっては虫がこないこともあるため、
その場合は虫による受粉はできません。

 

基本的には風による受粉が可能なので、
虫による受粉は補助的なものと捉えておいても良いでしょう。

 

 

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虫は来ますが、柔らかい筆で必ず人工授粉しています

 

 

3.人工受粉する
風と虫に受粉を任せてみても、
どうしても実付きが悪い場合は、人工受粉をしてみましょう。

 

人工受粉といっても、特に難しいことはありません。
風に任せる時と同じ要領で、花を少し揺らしてあげることで、
雄しべから花粉が噴出して雌しべの先にくっつきます。

 

花が咲いたら、花の付け根に近い部分や枝を軽く指で弾きましょう。
いわゆる「デコピン」をするようなイメージです。
これだけで簡単に花が揺れて花粉が出ます。

 

ただし、弾く時の力加減には注意が必要です。
あまり強い力で弾くと、花ごと飛んでいってしまうことがあります。

 

強過ぎないよう、まずは軽く弾いて力加減の様子をみましょう。
この方法なら、道具も何も必要ないので簡単に人工受粉を行えます。

 

指で弾く以外にも、筆や綿棒、耳かきの綿毛部分などを利用して、
人工受粉することもできます。

 

花が開いたら、筆や綿棒で花の中をくるくるとなぞるようにします。
虫が受粉するのと同じように、筆や綿棒についた花粉が雌しべにつきます。

 

この方法で人工受粉を行う場合も、やさしくソフトに行います。
力加減を間違うと大切な雌しべを傷つけたりして、着果できなくなります。

 

4.ホルモン剤を使う
植物に使うホルモン剤に「トマトトーン」というものがあります。
これを50倍に薄めて花に噴霧することで、着果率が良くなります。

 

ナスは最初に咲いた花を確実に着果させることにより、
その後に着果率が上がる性質があります。

 

一番花を着果させるかが大切になるため、
一番花だけでもトマトトーンを使って着果させるというのは、
その後の収穫量を上げるためにも有効な手段です。

 

ただし、トマトトーンは1つの花に1回しか使うことができません。
何度も使うと、着果した実が変形することがあります。

 

また、花以外の部分にホルモン剤がかかると良くありません。
特に新芽などの生長点に当たると、ホルモン障害が出ることがあります。

 

トマトトーンを使う時は、晴れた日の午前中が良いです。
開花から3日以内に噴霧すると効果的です。

 

また、一番花だけでなく、3つ目~5つ目までの花にもトマトトーンを使うと、
着果もれがなくなって実付きが安定します。

 

■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方

・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定

 

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ナス栽培Q&A

ナス 風対策

読了までの目安時間:約 7分

 

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大風が吹くことを想定して、支柱をしっかり組みましょう

 

 

ナスを栽培する時、風による被害を受けて、
株が弱りダメになることがあります。

 

台風がくる頃になって初めて対策する、という方が多いようですが、
植え付け直後や大きく生長してくると、
少し強い風が吹くだけで、大きな影響を受けることがあるのです。

 

 

[ナス 風対策]

 

 

■ナス 風の被害は?

 

ナスの苗を植え付けるのは、気温が高くなる5月頃ですね。
この5月頃というのは、意外と天気が荒れることが多く、
雨が何日も降り続いたり、晴天になって夏日のような暑い日があります。

 

南からの暖かい風が強く吹いたりすることもあるのに、
北風のように少し冷たい風が吹きすさぶこともあります。
ベランダ栽培の場合も、強風に注意します。
 

まだ弱い苗の時期にこの強い風に当たると、新芽部分が傷みます。

また、植え付け直後で根付いていない株は、株元がぐらつくため、
風であおられると株元が揺れて根が露出してしまうことがあります。

 

大切な新芽がチリチリに焼けたようになったり、
根が露出した状態を放っておくと、生育不良になります。

 

最悪のときは枯れてしまうこともありますし、
枯れなくても、回復までに時間がかかり、ナスの生長が遅れてしまいます。

 

ナスが生長してきて、株元がしっかりし、寒風の心配もなくなっても、
まだ風の悪影響に対しては油断できません。

 

ナスは品種によって、葉の裏や表面、実のヘタ部分などにトゲが出ます。
風が吹くことで、このトゲの部分が他の部分にこすれてしまい、
ナスのトゲが、お互いに傷つける状態になることがあります。

 

特に水ナスなど、皮が薄い品種のナスは、
トゲによる傷が増えやすいので注意します。

 

また、長く伸びてきた主枝には実がつき始めます。
重みの増した枝は、台風ほど強い風でなくても、煽られて倒れることがあります。

 

鉢やプランター栽培では、容器ごと倒れてしまい、ナスの枝葉が傷みます。
容器の中の土が乾燥して軽くなっている時に被害が出ることが多いので、
これにも対策が必要になります。

 

 

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ナスのトゲは鋭いので、お互いに傷をつけてしまいます

 

 

■ナス 風対策は?

 

多少の風が吹いても、ナスの株が傷まないようにしておくことで、
順調に生育して実を収穫する近道になります。

 

植え付け後に、準備しておくと良い対策が、
いくつかあるので、ご紹介して行きます。

 

・袋による風よけ
苗を植え付ける頃は、まだ風が吹くと肌寒く感じることがあります。
ナスは高温を好む野菜なので、寒さは苦手です。

 

植え付けてすぐの小さな苗の新芽は、柔らかく弱いため、
冷たい風に当たると傷んでしまいます。

 

生長点が傷むと、回復し生育を始めるまでに時間がかかり、
調子を落としている場合には、そこで生長が止まってしまいます。

 

簡単に風を遮り、寒さも和らげる方法として、袋を使った防風があります。
袋は、耐水性の強いビニール袋がお勧めです。

 

中でも、培養土や牛糞堆肥など、園芸に使う資材が入った袋は、
厚手で丈夫な上に、ナスの防風にはサイズもピッタリです。

 

まずは袋の上下を切って筒状にして、植え付けた苗を囲むようにします。
袋がピンと張るように、内側の四隅に支柱を立てます。

 

飛んでいってしまうことはあまりありませんが、
心配であれば袋が浮き上がらないよう、
支柱を洗濯バサミではさむか紐で結びつけておきましょう。

 

・支柱
ナス栽培では、支柱は、とても大切です。
支柱は枝と実の重さに耐えられるよう、
150~200cmくらいの長さで、少し太め(11㎜)程度の支柱を選びましょう。

 

支柱を設置する時は、これ以上入らないというところまでしっかりと挿し、
必要であれば、合掌型で組んだり、

横方向の支柱の本数を増やして動かないようにしておきます。

 

主枝が伸びてきた時、支柱に誘引しておくことで、
風に吹かれても枝が動かないので折れません。

 

また、風に吹かれて枝ごと葉が別の枝葉と干渉し、
トゲで傷をつけるのを防ぐこともできます。

 

 

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倒れにくい鉢 C)植木鉢:植木鉢・鉢カバー専門店グーポット

 

 

・重石
地植えででは必要ありませんが、鉢やプランターなどの容器栽培では、
容器ごと倒れないようにしておく必要があります。

 

土が乾燥して軽くなってしまうのは仕方のないことなので、
それ以外で容器が倒れないようにしておきます。

 

容器はプラスチック製の軽いものより、
テラコッタなどの重みのある容器を使うと、倒れにくくなります。

 

どうしても移動したい時があるため、
できるだけ軽い容器を使いたいという場合もありますね。

 

その場合は、容器の脇に丈の低い寄せ植えなどを置いて重石にします。
また、鉢植えにする場合は、座りの良い鉢を選びます。

 

下が細くなっている鉢は、上部が動くと揺れが起こり、倒れやすくなります。
できれば寸胴な形の鉢を使うと、倒れるリスクが減ります。

 

■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方

・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定

 

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