ナス 育て方

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ナス 地植えの育て方

読了までの目安時間:約 12分

 

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■ナス 栽培スケジュール

 

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■ナス 栽培データ

 

英名・学名 eggplant・solanum melongena
形態 多年草(日本では一年草扱い)
原産地 インド東部
草丈/樹高  80cm~100cm
収穫期 6月下旬~9月
栽培難易度(1~5)  3
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
特性・用途  長期収穫が可能

 

 

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ナスを地植えで栽培して、たくさん収穫できたら嬉しいですね!

 

 

夏野菜の代表であるナスは、家庭菜園でも人気があります。

ナスの育て方は、初心者の方には、少し難しいと感じることが多いようです。

 

ナスの仕立て方、摘芯、芽かき、更新剪定など言葉使いが難しいだけで、
こちらの図版、画像と説明をご覧になれば、難しくはありません。

 

ここでは、ナスを地植え(露地植え)で育てる時の、
分かりやすい育て方をご紹介します。
*より詳細を知りたい場合は、青いリンクのページをご覧ください。

 

 

■ナス 地植えの育て方

 

・種まきからの場合
ナスの苗を植え付ける予定日をおおよそでいいので決めておきます。
種から育てる場合、品種にもよりますが、

 

種播きから植え付けまで、だいたい80日~90日前後といわれています。
そのため、植え付けたい日を決めて、そこから逆算して種を播く日を決めることになります。

 

セルトレーや黒ポットで育苗しますが、ナスは熱帯が原産のため、発芽温度も高めです。
例えば、植え付け予定日を5月上旬とした場合、

遅くても2月下旬には種播きをしておく必要があります。
>>ナス 種からの育て方

 

2月の日本はまだまだ寒い冬です。
自然の状態でナスが発芽するのは難しいため、加温して育苗する必要があります。

 

種から育てるのは、育てる期間が長くなる上に、特別な器具を使用することもあるため、
初心者の方は種からではなく、苗から育てた方が育てやすいのでお勧めです。

 

・苗を選ぶ場合
ナス以外の野菜もそうですが、

苗選びが栽培成功のカギを握っているといっても過言ではありません。
良い苗を選んで育てることが、良い実をたくさん育てることにつながります。

 

店頭に苗がたくさん並んでいる時期を狙い、たくさんある中から最良の苗を探しましょう。
または、信頼できるネット通販のお店で、苗を予約購入しておく手もあります。

 

 

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ナスの苗はよく観察して購入しましょう

 

 

苗を選ぶ時のポイントがいくつかあるので、参考にしてみてください。

・本葉が7枚以上ある
・葉が大きく、厚みがあり、色が濃い
・子葉(双葉)がついている
・傷がない
・全体ががっしりとしていて茎が太く、徒長していない
・病害虫にかかっていない

>>ナス 苗の選び方

 

・植え場所(栽培環境)
ナスは太陽の光が大好きです。
日照不足になると、生育不良になり、花付きや実付きが悪くなります。

 

なんとか結実できても、実の肥大が遅く、収穫までに時間がかかることもあります。
また、風通しも確保しておく必要があります。
風通しをよくしておくことで、病害虫を予防できます。

 

ナス科の野菜には連作障害が出やすいです。
特にナスは連作障害が出やすく、5年~6年は同じ場所でナスを育てるのは避けます。

 

ただし、連作障害に強い接ぎ木苗を植えたり、
植え付け前に土壌消毒をしておくことで、同じ場所で育てることが可能になります。

>>ナスの連作は?

 

・畑の準備
◎土づくり
苗を植え付ける2週間前までには、土作りをしておきます。
まずは畝を作る場所を掘り返し、よく耕します。

 

そこに堆肥と苦土石灰を加えて、土とよく混ぜ合わせます。
苦土石灰を入れることで、酸度を調整することができるので、必ず入れるようにしましょう。

 

堆肥、苦土石灰、土をよく混ぜたら、さらにそこに化成肥料を加えてよく混ぜます。
>>ナス栽培の用土

 

 

 

ナスの基本的な畝の立て方

 

 

◎畝立て
土を作った、次は畝を立てます。
畝は、幅約120cm、高さ約10cmを目安に立てます。

 

長さは、育てる株数によって異なります。
複数の株を育てる場合は、株間を45cmほどあけるようにして、

畝の長さを計算しておきましょう。

 

本来は、霜の心配がなくなってから苗の植え付けをしますが、

少し早植えにする場合など、寒さの心配が残る時は、マルチをしておきましょう。

 

畝を立てた後、一雨降ったら、黒色のマルチを畝に張ります。
黒色マルチを張ることで、地温を上げることができます。

 

・植え付け
遅霜の心配がなくなったら、植え付けができます。
目安としては、4月下旬~5月中旬が適期です。

 

これよりも早く植え付ける場合は、寒さ対策を必ずしておきます。
また、秋ナスを目的とするのであれば、もう少し遅くまで植え付けが可能です。

 

購入した苗を植え付ける場合は、

苗を購入してから2日~3日のうちは、日当たりの良い場所に置いておいます。
こうすることで苗がその場所に慣れ、植え付け時にストレスを受けにくくなります。

 

あらかじめ作っておいた畝の上に、ポットのまま苗を仮置きして、植え付ける場所を確認します。
畝に根鉢がすっぽり入るくらいの植え穴をあけ、そこに水を入れて染み込ませておきます。

 

ポットから苗を抜いたら、植え穴に入れて周りの土を寄せて植え付けます。
苗の根鉢の表面がギリギリ出るくらいの浅植えにしておきます。

 

苗を植え付けた後は、たっぷりと水を与えておきましょう。

 

 

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植え付けの基本

 

 

・支柱
苗を植え付けた時、仮支柱をしておくと安心です。
まだ根付いていない苗は、強風に当たると、

根から倒れてしまったり、茎が折れてしまったりします。

 

仮支柱をすることで、倒伏や茎が折れるのを防ぐことができます。

また、株が生長して主枝がはっきりしたら、しっかりとした支柱を立てます。

 

 

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本支柱は、長さ150㎝太さ20㎝の支柱を3本立てると安定感が強いです。

 

 

・水やり
植え付けから根付くまでは、あまり乾かないように管理します。
土の表面が乾いていると感じたら、水を与えます。

 

根付いた後は、雨の都合もあるため、毎日必ず与えなければならないということはありません。
ただし、ナスは水切れに弱いので、土が乾燥しすぎないように注意しておきます。
水を与える時は、たっぷりと土に染みこむように与えましょう。

>>ナス 水やりのコツ

 

・追肥
植え付け後、最初の追肥は苗が根付いてから7日~10日ほど経った頃です。
化成肥料を1㎡あたり40g~50gを目安に与えます。

 

2回目以降は、2週間おきに追肥を繰り返します。
ナスは肥料が足りていないと、花などに影響が出るため、よく観察しておきます。
>>ナス 肥料の与え方と時期

 

・摘芯

ナスは、一般に3本仕立てにするのが主流です。
ナスは主枝から出る側枝を摘芯し、
そこからまた出た側枝に実をつけた後、また摘芯します。

 

摘芯を繰り返すことで、収量が格段に上がります。
農家では、1株100~150個のナスを収穫するそうです。

 

摘心を繰り返すことで、主枝を伸ばしながら、次々と実をつけていきます。
摘芯をおこたると、次の側枝が出ないばかりか、

葉が茂りすぎて風通しや、株の中心への日当たりが悪くなるので注意します。

>>ナス わき芽かき 摘芯

 

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ナスの3本仕立てと摘芯

 

 

*支柱立て、仕立て、整枝、誘引については、詳細に後述します。

 

・誘引
主枝が伸びてきたら、支柱にしっかりと誘引して、紐などで結んでおきます。
ナスは調子がよければ、次々と実をつけるため、枝にいくつも実がついていることがあります。

 

実の重さで枝が下がり、土に近くなると、

泥跳ねをして病気の原因となるため、しっかりと誘引しておきます。

 

・収穫
収穫の基準は、育てている品種によって違うので、タグなどを参考にして収穫します。

あまり実を大きくせずに、やや若いうちに収穫する方が、
株も疲れにくく総収量が多くなります。

>>ナス 収穫時期は?

 

・更新剪定=切り戻し剪定 
真夏は、暑さと成り疲れでどうしても株が弱ってしまいます。
秋にもナスを楽しむために、夏に収穫が落ちてきたら切り戻し更新剪定をします。
この更新剪定をすると、新しい枝が育ち秋にまた実が収穫できます。

 

7月下旬~8月上旬頃に、主枝と側枝2本を半分~3分の2くらいの長さに切ります。
この時、1つの枝に葉は必ず2~3枚くらい残すようにします。

 

地植えなら株から30cm、プランター栽培なら株から15~20cmほど、
離れた場所にスコップを垂直に差し込み根を切ります。
この「根切り」をすると、新しい根が伸び、株がリフレッシュできます。

 

更新剪定後に肥料を与え、引き続き今までと同様に世話をしていきます。
新しい枝が伸び、20~30日ほどでおいしい秋ナスを収穫することができます。
>>ナス 更新剪定

 

・病害虫
アブラムシ、テントウムシダマシ、ハダニなどが発生することがあります。
いずれも専用の薬剤で防除することができます。

 

■ナス 地植え 育て方のコツ
1.気温が上がってから苗を植え付ける
2.肥料切れと水切れに注意
3.摘芯を繰り返し、伸びた枝は支柱に誘引する 

 

■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 水やりのコツ
・ナス 発芽しない

・ナス プランターの育て方

 

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ナス 育て方

野菜栽培の道具

読了までの目安時間:約 4分

 

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野菜栽培を始めるときに、必要な道具をお持ちですか?
こちらでは、ナスなどの野菜栽培に必要な道具をご紹介しています

 

 

[野菜栽培の道具]

 

 

■地植え(露地栽培)の場合

 

・鍬(クワ)
ヒラ鍬、3本鍬、4本鍬といろいろありますが、
初心者の方はまず3本鍬、4本鍬をお勧めします。

 

ヒラ鍬だと掘り起こす土の量が多すぎて重くて疲れますが、
3本、4本鍬は適度に隙間があるので重過ぎることはありません。

 

鍬の扱いに慣れるまでやや時間が必要ですが、
扱いを覚えると、とても便利な農耕具です。

 

・マルチ
マルチは、どの野菜でも使うと効果が上がります。。
地温の確保や防草、その他病害虫から野菜を守ります。

 

用意できない場合は無くてもかまいません。
そのかわり除草など栽培管理をしっかり行うようにします。

 

・マルチ穴あけ機
マルチに穴を開けるための道具です。

 

・支柱
野菜を仕立てるのに支柱が必要な場合が多いです。
ナスを露地で栽培する場合には、150から180cmの太めの支柱を用意しておきます。
細い支柱だと重みに耐えられなくなり、倒れたり折れる原因となります。

 

・ビニール紐または麻紐
ナスはトマトと同じように誘引が必要なので用意します。
また支柱の固定などにも使えますので用意しておくと便利です。

 

・ハサミ
できれば野菜用ハサミを用意しましょう。
収穫はもちろん、切り戻しや側芽の手入れなどに使います。

 

使い終わったら洗って乾かすようにしてください。
切り口から病気が伝染することを防ぐためです。

 

・ジョウロまたは散水チューブ
ジョウロは、ハス口の取り外せるものが便利です。
ホースで水やりをする場合は、
ハネないよう水の勢いを抑えるか、シャワーノズルをつけましょう。
枝や葉に土などがはねると、病気の発生の原因となります。

 

 

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シャベルやジョウロは必需品です

 

 

■プランター・鉢栽培の場合

・スコップ
一般的な小さなスコップで十分です。

 

・プランター・鉢
大きめの野菜用プランターや10号鉢を用意します。
複数作る際はプランターに2株程度にします。
小さいプランターの場合は1株にしておきましょう。

 

・支柱
品種によりますが、150から180cmの支柱を使用します。
プランター栽培の場合は長過ぎる支柱だと邪魔になってしまい、
怪我をすることもあるので、適度な支柱を準備しましょう。

 

・ビニール紐または麻紐
露地栽培同様に誘引や支柱の固定に使います。

 

・ハサミ
地植えと同様です。100円均一よりは、
1000~2000円程度の、野菜用バサミ、剪定バサミが、
断然使いやすく長持ちするので、コスパを考えてもお勧めです。

 

・ジョウロまたはホース
地植えと同様です。
野菜の株周りに、そっと水やりしましょう。

 

>>ナスの種と苗を各種見てみる

 

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ナス

ナス栽培の楽しみ

読了までの目安時間:約 4分

 

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ナスは、トマト、キュウリなどと並んで、
夏野菜の代表的野菜ではないでしょうか?

 

 

ナスをスーパーで買うと、なかなか高いですね。
都心部では、小さいナスが3本で200円以上するときもあります。
そして、張りがなくて美味しくないとがっかりです。

 

家庭菜園でナスを育てると、嬉しいことがたくさんあります!

 

 

■ナス栽培の楽しみ

 

1.ナスの本来の味が楽しめる
ナスは、もさもさとした食感が嫌い、味がないから嫌い、
などという方は多いのではないでしょうか?

 

家庭菜園で収穫したばかりのナスは、味わい深く食感も良いです。
果肉がみずみずしく、焼いたり炒めたりすると、トロリとした口どけが最高!

 

ナスには、コレステロールの吸収を抑制する作用や、
ガンや生活習慣病のもとになる活性酸素を減らす働きがあるので、
美味しく育てて、健康的に食べたいものです。

 

ナスは調理法によってさまざまな食感に変わるので、
いろいろ試してみてはいかがですか?

 

2.ナスは簡単な資材で栽培できる

トマトを育てるにはハウスが必要だったりします。
ナスはハウスではなく、露地栽培に向いているのですね。

 

培養土と少し長めの1.5mくらいの支柱と、支柱を固定するための紐さえあれば、
すぐにナス栽培を始めることができます。

 

プランターでも十分栽培できるので。
自宅にある資材の在庫を確認してから栽培を始めましょう。

 

 

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ナスの花きれいですね

 

 

3.生長過程が面白い
ナスが種や苗から、どのように葉や茎を伸ばし、
整枝し、花をつけ、実らせるのか? 見ているのは興味深いです。

 

また、ナスのフォルムを見続けているとだんだん可愛く見えてきます。
ずんぐりむっくりした形、おしりは丸く、ヘタの近くはスマートに!

 

なんてすばらしい形なのでしょう♪
夢中になっているとヘタのトゲに刺されますので注意しましょう。

 

 

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長ナスです

 

 

4.いろいろなナスを楽しみ味わえる
ナスといえば紫色でちょっと長めの卵形をしたナスが一般的です。

 

しかし、実はナスにはいろいろな形や色があるのです。
形はボールのような形をした丸ナス、とても長~い長ナス、
長ナスよりさらに長い巨大な長ナス、
普通の卵形のナスを巨大化させたような米ナス。

 

さらに、色は白、白と紫のグラデーションが美しいゼブラナス、
緑のナスなど意外とカラフルです。

 

ナスは、それぞれ特徴を持っており、
食べ方もさまざまで、料理のやり甲斐があります。

 

さて、どのナスから育ててみますか?

 

>>ナスの種と苗を各種見てみる

 

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