ナス 育て方

ナスの育て方.com

おいしいナスを育てるには?

読了までの目安時間:約 5分

 

スポンサードリンク


nasu044

おいしいナスを育てることは、意外と難しいですね

 

 

実がなって食べてみたら、スカスカして歯触りが悪かったり、
焼いてみてもトロッとしたナスの美味しさが出ないことがあります。

 

こちらでは、おいしいナスの育て方のコツをご紹介します。

 

 

■おいしいナスを育てるには?

 

1.品種を選ぶ
ナスの品種は、世界で約1000種、日本では約200種もあります。
ナスの調理目的により品種を選ぶことは、おいしいナス作りに大切です。

 

「千両二号」は、皮がやわらかで、漬物、炒め物、天ぷらまで、
すべて美味しく甘みの出る調理ができる品種です。

 

「くろわし」という米ナスは、締まった肉質で、加熱しても煮崩れがなく、
焼いたり、煮込み料理にとろとろ感が出て味わいがあり格別です。

 

主な料理の用途で、品種を選ぶようにします。

 

2.土作りをしっかり
ナスは、繊細な植物なので、ナス科の連作を避け、
最初の土作りをしっかりすることが、おいしいナスを作るコツです。

 

ナスを育てる畑は、30cmほど、あらかじめよく耕しておきます。
プランターで育てる場合は、できるだけ新しい培養土を使います。

 

地植えでもプランター栽培でも、完熟腐葉土を1~3割り混ぜ込んで、
水はけを良くしてあげると元気に育ちやすいです。

*土づくりの詳しい方法はこちらをご覧ください。
>>ナス栽培の用土

 

3.容器栽培は深型が安心
ナスは、標準プランターでも元気に育ちます。
しかし根の張りが強いので、深型プランターを使うとさらに生育が良いです。

 

とくに秋ナスも収穫したい場合には、秋まで根が張れる、
深くて容量の大きいプランター、トロ箱、鉢を使いましょう。

 

4.元肥・追肥を忘れずに
「ナスは肥料食い」と言われますね。
ナスを長期間おいしく実らせるには、元肥、追肥の与え方が、とても大切です。

 

肥料切れすると、その後の生育や収穫量、味わいに大きく影響するので、
追肥は忘れずに定期的に行うようにします。

 

株の栄養状態が悪かったり、受粉ができない場合には、
石のように固い「石ナス」ができますので、早めに取りましょう。

>>ナス 肥料の与え方と時期

 

5.日当たりで暖かい場所に植える
ナスの原産地はインドで、ナスは暑い環境が好きな植物です。
ですので、じゅうぶんに日が当たり、暖かい場所に植えるようにします。

 

日当たりが悪いと、花が落ちたり、ナスが大きくならないこともあります。
また気温が20度以上ないと受粉がうまくいかず、良い実がなりません。

 

 

nasu040

ナスは、土づくり、温度、水やりがうまくいくと最高においしくなります!

 

 

6.こまめに水やりする
ナスは、乾燥に弱いのでこまめに水をあげましょう。
トマトのように水を切って甘くする必要はないので安心して水をあげてください。

 

ただし、水やりが多すぎると、根腐れや灰色かび病などが発生します。
地植え、プランター栽培とも、地面の乾き具合を観察して水を与えます。

 

7.早めに収穫する
ナスの大きさが10~13cmくらいで収穫しましょう。
収穫時期が遅れると、ツヤのない、色も薄いナスになってしまいます。

 

早めに収穫すると、やわらかいおいしいナスが採れます。
実を大きくすると苗が疲れ、次の花が咲きにくくなります。
小さい果実を収穫すると、結果的に収量がとても多くなります。
>>ナスの種と苗を各種見てみる

 

タグ : 

ナス栽培Q&A

ナスの連作は?

読了までの目安時間:約 6分

 

スポンサードリンク


nasu (3)

ナス、ピーマン、トマトなどナス科の野菜は、連作障害が起きやすいです

 

 

ナス科の野菜は、毎年、同じ場所や土で栽培すると、
生長が鈍り病気にかかりやすくなります。

 

3~5年くらいは、同じ場所や用土でナス科の野菜を栽培しないのが賢明です。
その他ウリ科、マメ科、アブラナ科は連作障害が起こりやすいです。

 

 

[ナスの連作は?]

 

 

■ナスの連作障害のしくみ

 

なぜ、ナスなどの連作に問題があるのかというと、
ナス科の野菜を植え続けると、土壌病害の発生が多くなります。

 

土壌病害とは、土壌伝染性障害とも呼ばれます。
土には、ウイルス、細菌、カビなどの病原菌や良性の微生物がいます。

 

ナスなど同じ科の野菜を栽培し続けると、
良い微生物が減り、病原菌がどんどん増えてしまいます。

 

病原菌が増えると、特定の病原菌が作物について繁殖します。
再び同じ科の作物を植えると、更に病原菌が繁殖していきます。

 

これが続くと、土の中が野菜に悪影響を与える、
病原菌で、いっぱいになってしまう。ということです。

 

さらに、微量要素、作物の栽培に少しだけ必要な養分である、
「ホウ素」「鉄」「マンガン」などの不足が起こります。

 

 

■連作障害の予防方法

 

1.土壌消毒を行う
ナスの主な連作障害は、「青枯れ病」「半身萎ちょう病」の二つです。
土中の病原菌が繁殖することによって起きやすくなる病気です。

 

また、微量要素が少なくなると、
葉が黄色くなったり、収量が落ちてしまいます。

 

けれど、家庭菜園では広さが限られているので、
前年と同じ場所でナス栽培をすることもあると思います。

 

その場合は、土壌を消毒して清潔に保つことが必要です。
薬剤を使用すると良性の微生物も殺してしまいますので、
太陽光を使う消毒方法をしましょう。

 

・地植えの場合
地植えの場合は、その場所を太陽熱消毒するのが良いです。
ナス科の野菜を収穫した後、夏季に畑の上をフィルムで覆い、
めくれないように隅に土や石で重石をします。

 

フィルムで覆った畑の土は、40℃以上の高温になります。
約10日間、そのままにしておくと、土中の殺菌消毒ができます。

 

 

nasu37

プランター・鉢の用土も消毒して使うと安心です

 

 

・プランター・鉢の場合
ナス科の野菜を栽培したことのある土をそのまま使うと、
連作したのと同じことになります。

 

プランターの土中の菌は、数年間はるため、
できれば新しい培養土を使用するようにします。

これが一番良い方法です。

 

古いプランター用土を使う場合は、
太陽熱消毒をするのが効果的で安心です。

 

 

hurui2

太陽熱消毒は、真夏にすると効果的です

 

 

夏季に、土のゴミを取り除いてから、
7~10ミリ目のふるいにかけゴロ土を取り除きます。

 

ビニールのごみ袋などにふるった土と水を少し入れ、
口を閉じて日当たりの良い場所に約10日間置いておきます。
これで熱消毒をすることができます。

↓より詳しい用土の再生方法
>>古土の再生方法

 

2.適切な土作り・土壌改良
土づくりが不適切だと、連作障害が出やすくなります。
土の酸性度が強過ぎたり、排水性が悪い畑は問題です。

 

連作障害を防ぐために、
ナス栽培に最適な土作りをするようにしましょう。

 

日本は雨が多く、酸性土壌に偏りやすい環境です。
植え付け前には苦土石灰を入れるなどして、酸度を整えます。

また、腐葉土や赤玉土などを入れ、排水性も向上させます。

 

3.接ぎ木苗・耐病性品種を使う
接ぎ木苗を使うことで病害を防ぐことができます。
値段は、少し高めですが、本業の農家さんでは、接ぎ木苗を使い、
同じ場所に20年以上ナス科の植物を栽培しているそうです。

 

耐病性をもった品種を植えるのも効果的です。

 

>>ナスの種と苗を各種見てみる

 

タグ : 

ナス栽培Q&A

ナス 苗の選び方

読了までの目安時間:約 4分

 

スポンサードリンク


nasu (4)

ナスを苗から育てる方に、良い苗の選び方をご紹介します!

 

 

苗半作、苗七分作という言葉はご存知でしょうか?

言葉の通り、苗選びはその年の収穫にとても重要なことなんですね。
苗選びでその年の栽培の半分は成功する、と言っても過言ではありません。

昔から農家に伝わるこの言葉は、とても納得がいく教えです。
このことを踏まえて苗を選んでいきましょう。

植えつける1週間ぐらい前に苗を購入することをお勧めします。
それより前に購入してしまうと、霜にやられたりしてしまいます。

 

また、徒長=葉と葉の間が間伸びする可能性もあるので、
慌てずに選び購入してください。

 

また、買った苗は数日、外に置いておいて、
気候に合わてあげると育ちが良くなります。

 

 

nasu-nae

ナスの苗の選び方のコツ

 

 

■ナス 苗の選び方

 

1.本葉が7枚以上
本葉が7~9枚で、できれば花や蕾がついている、または咲いているもの。
そして大きくしっかりしているもの。
花などがついていればすぐに植え付けを始めることができますね。

 

2.葉が大きく、色が濃く厚い
葉の色が薄かったり、厚みがなかったりする苗は不健康です。
しっかりした苗を選びましょう。

 

3.子葉(二葉)がつき、傷がない
子葉は、健康状態が悪くなると落ちるものです。
双葉が元気についているのは、それだけ良苗である証拠です。

 

4.茎が太く、間のびしていない
ひょろひょろとした細い苗を売っていることがありますが、
元気のある、どっしりとしたものを探します。
売れ残った苗なども、初心者のかたは止めておきましょう。

 

5.害虫や病気にかかっていない
葉にアブラムシなど、害虫がついておらず、病気になっていない健康な苗。
苗の時点で病気にかかったり害虫がついていると、
その後も病害虫をかかえたままなので生育が悪かったり、枯れてしまいます。

 

大きくはこの5の点がOKならば、とても良い苗と言えます。

 

 

tesimanonaeya (2)

ナスの接ぎ木苗、通販で3本で600円台でした、高収穫できました♪

 

 

◎接ぎ木苗が育てやすい!
初めてナスを栽培する方には、
接ぎ木がされている苗を選ぶと失敗が少なくて良いです。

 

接ぎ木の元に影響を受けるので暑い気候、寒い気候に強い苗になります。
また、接ぎ木してある苗は連作障害、病害虫にも強いので病害を防ぐことができます。

 

少し高めの苗ですが、病害虫・連作に強く元気に育ちやすいのでお勧めします。

 

>>ナスの種と苗を各種見てみる

 

タグ :  

ナス栽培の基本

人気の記事

AX