庄屋大長
庄屋大長
庄屋大長(しょうやおおなが)は、長さ35~40センチにもなる大長のナスです。
販売しているタキイ種苗店さんでは、
他にも多くのナス品種を取り扱っていますがトップクラスの長さを誇ります。
庄屋大長の特徴と育て方のコツをご紹介します。
[庄屋大長]タキイ種苗
■庄屋大長の特徴
・とても長いナス
太さはそれほどではありませんが、とても長くキュウリに近い形をしています。
大長ナスに分類される庄屋大長ですが、
大長ナスの中では早生種に当たり、栽培しやすい品種です。
・極上の品質
庄屋大長の人気の秘密は、その美味しさにあります。
皮がとても柔らかく、アク抜き不要で、おいしく食べることができます。
特に油との相性が良いので、焼きナスにすると絶品です。
ショウガなどの調味料とも良く合い、おつまみにもピッタリです。
また、中の種が少ないのもおいしく食べられる理由の一つです。
・耐暑性に優れている
草姿は立性で草勢が強く、とても育てやすい品種です。
また、暑さにも強いので、夏場でもしっかりと収穫することができます。
■庄屋大長の栽培のコツ
・寒冷地での栽培
寒冷地では、3月上旬~7月くらいまで種まきができます。
3月上旬に種をまく場合は、4月下旬頃まで、
ハウス栽培などで保温する必要があります。
東北や北陸地方であれば、5月上旬頃にまき、6月下旬に定植させ、
7月中旬頃から収穫が楽しめます。
・暖地での栽培
暖地では、寒冷地よりも少し早い2月から種まきができます。
しかし、寒冷地同様、ハウス栽培をする必要があるため、
一般的には4月~5月に種まきを行います。
九州地方であれば、7月上旬頃に種まきをし、8月下旬に定植して、
9月~12月まで収穫を楽しむことができます。
・収穫
約40センチまで大きく育ちますが、約35センチで収穫するのがおすすめです。
石ナスや色ボケ果も少なく、品質の良いナスがたくさんとれます。
・調理の注意点
とても長いナスですが、太さは首から先まであまり変わりません。
火が通りやすいので、適度な大きさに切り、
焦がさないように調理してください。
■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定