純生
純生
純生は、大和農園のF1品種として新たに発表された新品種です。
新発売された純生は、水ナスタイプに属するナスで、
とても柔らかく、ジューシーな味わいが感じられます。
■純生の特徴
・多汁質の水ナス
水ナスは、さまざまあるナスの品種群の1つです。
本来、灰汁が強くて生食に適さない野菜だったナスを品種改良して作られ、
水分をたっぷり含んだ、えぐみの少ない水ナスが完成しました。
えぐみの少ない食べやすさと、ほのかな甘みもあって、
水ナスは、主に生食用のナスとしてとても人気があります。
現在は日本各地で栽培されている水ナスですが、有名なのは泉州です。
大阪府の泉州地域でとくに盛んに栽培されていて、
泉州水ナスは、贈答品としても人気の高い特産品です。
純生は固定種ではなく、F1品種として品種改良されたものなので、
家庭菜園でも栽培しやすく、日本各地どこにいても、
おいしい水ナスを栽培することができます。
純生のサラダ
・美味しい食べ方
主に生食に適したナスなので、お漬物にすることが多いです。
水ナスを漬物にした商品化も進んでいて、水ナスとしてというよりは、
お漬物としてお歳暮や、お中元に贈られることもあります。
家庭で食べる際も、一番のおすすめはお漬物です。
いろいろな漬け方があるので、バリエーションも楽しめます。
また、最近では、新鮮野菜を取り扱うレストランも増えていて、
そういった場所では、バーニャカウダなど、
ナスを生のまま、丸かじりできるような料理も人気があります。
折角、家庭で純生を育てるのであれば、
そういった食べ方も楽しんでみてはいかがでしょうか?
■純生の栽培のコツ
・種まきの適期
種まきの適期は、3月下旬~5月中旬です。
基本的に水ナスだからといって、一般的なナスの栽培と、
大きく変わる点はありません。
・株間
植え幅は、約50~70センチとります。
草勢も良く、着果数の多い品種なので、
家庭菜園にも、とてもおすすめの水ナスです。
・収穫適期
収穫は、6月下旬~10月下旬で、
果実の長さは、約15センチほどがとり頃です。
■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定