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もぎ茄子

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もぎ茄子

 

 

もぎ茄子は、江戸時代後期の天保の頃、育苗方が定まり、
1865年~1868年の慶応の頃、愛宕郡聖護院村(京都府京都市左京区聖護院)にて、
現在の品種が多く生産されるようになりました。

 

もぎ茄子は「京野菜」のひとつとして、
今もその地域に根付く代表的なナスの品種です。

 

創業180年を迎えるタキイ種苗では、京都ゆかりの野菜を厳選し、
種子として販売しています。

 

京都ゆかりの厳選シリーズは、17品種もの品種を販売予定で、
このもぎ茄子も1袋、20粒入りの種子として販売されています。
http://shop.takii.co.jp/shop/selection/Kyoto_yasai1512.html

 

京都など、近畿地方で多く生産されている京野菜を、

自宅でも育てられると、とても好評なシリーズです。

ぜひ、ご家庭でも京野菜を味わってみてください。

 

 

 

 

■もぎ茄子の特徴

 

・小さい果実
もぎ茄子の果実は、一般的なナスと比べてとても小さいのが特徴です。
直径約3センチ、長さ5センチ、卵型で、重さも20グラムほどしかありません。

 

果実に対してがくは立派でトゲががあるので、
収穫の際はケガのないよう、気をつけてください。

 

色は黒紫色で、色ボケになりにくい品種です。
草丈が低く葉も小さいので、家庭でも育てやすい品種です。

 

・さまざまな料理に適している
京都の伝統野菜として知られるもぎ茄子は、天ぷら、煮物、漬物、
さまざまな調理法に適していて、とてもおいしいナスです。
特に漬物の中では、芥子漬け(からしづけ)やもろみ漬けが人気があります。

 

 

■もぎ茄子の栽培のコツ

 

・露地栽培の栽培スケジュール
露地栽培の場合、2月の下旬まき、または6月の上旬まきができます。

 

2月下旬に種まきする場合は、5月の中旬頃に定植させ、
6月上旬~10月中下旬頃まで収穫することができます。

 

6月上旬に種まきする場合は、7月中旬頃に定植させ、
9月上旬~10月中下旬頃まで収穫することができます。

 

夏前くらいから栽培することもできますが、
旬の収穫期を迎えるのが短くなってしまうため、
冬から栽培を開始する2月下旬まきがおすすめです。

 

■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定

 

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