ナス 育て方

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ナス 水やりのコツ

読了までの目安時間:約 10分

 

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ナスの水やり、実は意外と難しいですね

 

 

ナスは夏野菜の代表としてよく挙げられますが、
夏といえば心配なのが水やりです。

 

夏野菜の中には、水を控えめにした方が良い野菜もありますが、
ナスは意外と水を欲しがります。

 

ナスの葉は広く、水分が蒸散しやすい上に、つける実も水分が多いためです。
さらに気温の高くなる夏場は、気温が高いというだけで乾きやすくなります。

 

かといって、水が溜まった状態が続くのも、ナスには良くありません。
では、どれくらいの頻度で、どのくらいの水を与えるのが最適なのでしょうか?

 

地植え、プランター・鉢植え、植え付け直後、猛暑のときは……、
などナスの水管理についてご紹介します。

 

 

[ナス 水やりのコツ]

 

 

■植え付け時

 

ナスの苗を植え付ける時も、一工夫するだけで、根付きがよくなります。
まずは、苗を植え付ける前に、ポット苗にたっぷりと水を与えておきます。

 

こうすることで、根鉢に水がしっかりと染み込み、
植え付けてすぐの根付いていない状態でも、水切れを起こしにくくなります。
また、植え付ける時に根鉢が崩れにくくなるため、根を傷めることがありません。

 

次に、苗を植え付けるための植え穴にも、水を入れて染み込ませておきます。
こうすることで、根鉢と周りの土が馴染みやすくなり、根付きやすくなります。

 

苗を植え付けた後も、たっぷりと水を与えておきましょう。

 

 

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ナスの植え付け方

 

 

■植え付け直後~根付くまで

 

どの植物もそうですが、植え付けてすぐに根付くのではありません。
ポットの中で育った根鉢から、少しずつ根が伸びて、周りの土に張り始めます。

 

それまでは根鉢の中にだけ根がある状態なので、
根鉢分の土が乾燥したら、簡単に水切れの状態となってしまいます。

 

苗を植え付けた後から、1週間~2週間くらいの間は、
土の表面が少し乾いているのであれば、毎日でも水を与えた方が安心です。

これは地植えでもプランターなどの容器栽培でも共通のことです。

 

 

■地植えの場合

 

1.植え付け後3週間
苗が根付いた後、地植えの場合は、容器栽培よりは乾きにくいですが、
ナスは水切れ厳禁なので注意します。

 

水切れを起こすと、株全体の生育が鈍くなり、開花や実の育ちも悪くなり、
状態が悪ければ食味も見た目も悪く、枯死することもあります。

 

しかし無条件に毎日水を与えると、根を張らなくても水が吸えるとナスが判断し、
根張りが悪くなり、結果として大きく育たなかったり、軟弱に徒長します。

 

地植えの場合、一般的に、植え付け後3週間以上経って、
茎葉の生長が良好になったら、2~3日おきの水やりとします。

 

 

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一番果収穫前くらいから、水やりの量を増やします

 

 

2.一番果収穫の前
一番果収穫の前くらいから、水やりの量を増やし、
5月下旬から6月上旬の降雨量の少ない時期には特に水切れに注意します。

 

地植えの場合は、雨降りや地下からの水分補給があるので、
土が乾いてから、たっぷりと与えるようにします。

 

しかし、雨が降ったとしても、思ったより降っていないこともあります。
表面が湿った程度の雨では、ナスに十分な水を与えたとはいえません。

 

雨が降っても、土を少し掘ってみて中が乾いている場合は、水やりが必要です。

 

3.大きく生長したら
ナスの株が大きくなってきたら、かなり大量の水を与えます。
大きく生長したナスの株が真夏に必要とする水分は、6リットルと言われます。

 

何本か畝を作っている場合は、畝と畝の間に水が一時溜まるくらいに水を与え、
その水が全部染み込むのを見届けましょう。

 

畝を作っていない場合など、通路に水を溜められない場合は、
ナスの株元の周りを、ドーナツ状に盛り上げます。

 

土手のように盛り上げると、水が溜まりやすくなり水が流れにくくなります。
水が株元に一時的に溜まるので、畝から流れ落ちてしまうのを防げます。

 

また、水を与える時は、どれくらいの水が確実に土に染みこんだかを確認するため、
バケツなどに一定量の水を入れ、それが完全になくなるまで土に染みこませます。

 

適当に水やりをすると、畑の中央や表面しか水が染み込まず、
気付かぬうちに、水切れを起こしていることがよくあります。

 

 

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容器栽培は、水切れにとくに注意します

 

 

■容器栽培の場合

 

プランターや鉢を使って、容器栽培でナスを育てる場合、
地植えよりも土の量が少ないため、土に溜められる水の量も限られます。

 

鉢が地上に出ている分、外気の影響も受けやすくなるので、
乾燥には十分な注意が必要です。

 

容器栽培の場合は、土の表面が乾いていたら、水を与えるようにします。
水を与える時は、容器の底から余分な水が流れ出てくるまで、
たっぷりと与えるようにします。

 

容器の土全体に水を通すことで、必要な水分を補うだけでなく、
新しい空気を入れることにもつながるからです。

 

プランターや鉢など容器栽培をしている時の水やりで重要なのは、
土が乾いているかどうかを確認することです。

 

土の量が制限されていて、外の影響も受けやすい容器栽培ですが、
苗が小さいときや梅雨時は、1日で土が乾かないこともあります。

 

土が乾いていない時に水を与えると、根が傷んで枯れる原因となります。
毎朝、表土を確認し、乾いている時にだけ、水をじゅうぶんに与えます。

 

 

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水やりを朝にすると、病気にかかる割合が少なくなるんです

 

 

■水やりの時間帯は?

 

特に真夏は、朝・昼・夕のうち、水やりに一番適している時間は朝です。
その次が夕方で、できれば日中は水やりを控えます。

 

朝はまだ気温が上がり切っていなくて涼しいですし、
夕方は最も暑い時間帯が過ぎているためです。

 

日中の気温が高い時間帯に水やりをすると、
熱くなった土や葉に冷たい水をかけることになります。

また、葉に残った水滴に太陽の光が当たり、そこだけ焼けてしまうこともあります。

 

 

■葉水を与える

 

ナスの地植え、容器栽培とも、時々、葉水をあげると健康に育ちやすいです。

葉の裏に、霧吹き、ジョウロ、シャワーにしたホースなどで、水をかけてあげます。
葉水は、ハダニなど害虫の発生を軽減でき、しおれも防止します。

 

 

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マルチを使うと生育が格段に良くなります

 

 

■マルチングを使う

 

水はけが良すぎたり猛暑で、用土の乾燥が早まる場合は、
株元にマルチをしておくと、水分の蒸発を防ぐことができます。

 

ワラやバークチップを敷くのもいいですし、ビニールマルチを使っても良いでしょう。
ワラなどは、必要と感じた時に購入し、敷くことができるので手軽です。

 

ビニールマルチの場合は、何色のマルチでも良いですが、
一般的には黒が手に入りやすいのでお勧めです。

 

ビニールマルチは、苗を植え付ける前に畝にかぶせる必要がありますが、
植え付け後に地温を上げる効果も期待できます。
>>ナスの種と苗を各種見てみる

 

■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定

 

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ナス栽培の基本

ナス 発芽しない

読了までの目安時間:約 4分

 

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ナスを種から育てているけれど、発芽しない!
というトラブルに合ったことはありませんか?

 

 

種が発芽するためには大きく3つの要素、
空気・水・温度が重要となりますね。

 

ここでは、ナスが発芽しない原因をご紹介します。

 

 

■ナス 発芽しない

 

1.種の覆土が足りない
ナスは嫌光性種子(けんこうせいしゅし)です。
覆土が不十分であると、発芽しなかったり、発芽が遅れます。

 

しかし、覆土が厚すぎると、発芽ができなくなってしまいますので、
種の大きさの2~3倍くらいに、適度に覆土をしましょう。

 

2.発芽適温外だった
種の発芽に関して、それぞれ適切な温度があります。
ナスであれば20度~30度です。

 

発芽に割と高温が必要となりますので、
種から育てる場合には電熱線を通した育苗ハウスやヒーターが必要です。

 

ナスの種は、昼と夜との温度の差が約10度のときに、
揃った良い発芽をするので、そのようにセットします。
*例えば、昼間30度、夜20度だと良好な発芽をします。

 

加温設備が無い場合は、できるだけ暖かい場所に置いてください。
>>ナス 種からの育て方

 

3.休眠してしまった
ナスは休眠する種子です。
種にとって不利益な、良い発芽が出来ない状態にあると休眠します。
この状態だと発芽しないので、「休眠打破処理」をします。

 

具体的には、播種する前には、冷蔵庫に入れて低温にあてる、
あるいは、半日~1日、水につけて置くようにします。

 

4.種まき後の水やりが不十分
水を十分にあげておかないと、
種が水分を吸収できず、発芽ができなくなってしまいます。

 

5.種まき後の水やりが多すぎる
頻繁に水をあげ過ぎると、土の空気が水で押し出されてしまいます。

すると、発芽に必要な酸素が不足してしまいます。
また、空気の場所がなくなり、酸素不足になる場合もあります。

 

6.種の寿命が過ぎていた
ナスは長命種子と言われ、長期間に渡って発芽することができます。
5年以上発芽できると言われていますが、
2~3年以内に、まくほうが、発芽しやすいです。

 

 

ナスを種から育てることは難しく、何度も失敗するものです。
めげずにチャレンジしてみて、成功したときの喜びは大きいです!

>>ナスの種と苗を各種見てみる

 

■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス わき芽かき 摘芯

 

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ナス栽培Q&A

おいしいナスを育てるには?

読了までの目安時間:約 5分

 

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おいしいナスを育てることは、意外と難しいですね

 

 

実がなって食べてみたら、スカスカして歯触りが悪かったり、
焼いてみてもトロッとしたナスの美味しさが出ないことがあります。

 

こちらでは、おいしいナスの育て方のコツをご紹介します。

 

 

■おいしいナスを育てるには?

 

1.品種を選ぶ
ナスの品種は、世界で約1000種、日本では約200種もあります。
ナスの調理目的により品種を選ぶことは、おいしいナス作りに大切です。

 

「千両二号」は、皮がやわらかで、漬物、炒め物、天ぷらまで、
すべて美味しく甘みの出る調理ができる品種です。

 

「くろわし」という米ナスは、締まった肉質で、加熱しても煮崩れがなく、
焼いたり、煮込み料理にとろとろ感が出て味わいがあり格別です。

 

主な料理の用途で、品種を選ぶようにします。

 

2.土作りをしっかり
ナスは、繊細な植物なので、ナス科の連作を避け、
最初の土作りをしっかりすることが、おいしいナスを作るコツです。

 

ナスを育てる畑は、30cmほど、あらかじめよく耕しておきます。
プランターで育てる場合は、できるだけ新しい培養土を使います。

 

地植えでもプランター栽培でも、完熟腐葉土を1~3割り混ぜ込んで、
水はけを良くしてあげると元気に育ちやすいです。

*土づくりの詳しい方法はこちらをご覧ください。
>>ナス栽培の用土

 

3.容器栽培は深型が安心
ナスは、標準プランターでも元気に育ちます。
しかし根の張りが強いので、深型プランターを使うとさらに生育が良いです。

 

とくに秋ナスも収穫したい場合には、秋まで根が張れる、
深くて容量の大きいプランター、トロ箱、鉢を使いましょう。

 

4.元肥・追肥を忘れずに
「ナスは肥料食い」と言われますね。
ナスを長期間おいしく実らせるには、元肥、追肥の与え方が、とても大切です。

 

肥料切れすると、その後の生育や収穫量、味わいに大きく影響するので、
追肥は忘れずに定期的に行うようにします。

 

株の栄養状態が悪かったり、受粉ができない場合には、
石のように固い「石ナス」ができますので、早めに取りましょう。

>>ナス 肥料の与え方と時期

 

5.日当たりで暖かい場所に植える
ナスの原産地はインドで、ナスは暑い環境が好きな植物です。
ですので、じゅうぶんに日が当たり、暖かい場所に植えるようにします。

 

日当たりが悪いと、花が落ちたり、ナスが大きくならないこともあります。
また気温が20度以上ないと受粉がうまくいかず、良い実がなりません。

 

 

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ナスは、土づくり、温度、水やりがうまくいくと最高においしくなります!

 

 

6.こまめに水やりする
ナスは、乾燥に弱いのでこまめに水をあげましょう。
トマトのように水を切って甘くする必要はないので安心して水をあげてください。

 

ただし、水やりが多すぎると、根腐れや灰色かび病などが発生します。
地植え、プランター栽培とも、地面の乾き具合を観察して水を与えます。

 

7.早めに収穫する
ナスの大きさが10~13cmくらいで収穫しましょう。
収穫時期が遅れると、ツヤのない、色も薄いナスになってしまいます。

 

早めに収穫すると、やわらかいおいしいナスが採れます。
実を大きくすると苗が疲れ、次の花が咲きにくくなります。
小さい果実を収穫すると、結果的に収量がとても多くなります。
>>ナスの種と苗を各種見てみる

 

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ナス栽培Q&A

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