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ナスのワイン煮
野菜なのにおいしいデザートに変身
■ナスのワイン煮
ナスは色々な料理に使え、
色々な調理法ともマッチするため、レシピもたくさんあります。
けれど、一般的によく使われるのは、おかずとしてです。
炒め物や揚げ物、煮物や和え物、サラダなどもありますが、
どれも甘いイメージはありません。
けれど、ナスはデザートにも変身できるのです。
ナスのデザートといわれても、いまいちピンとこないかもしれませんが、
もともとナスはナスらしい風味はあるものの、味自体は強くなく、淡泊です。
そのため、色々な味付けにも順応でき、世界中で栽培されているということもあり、
色々なナス料理が生まれたのです。
淡泊な味わいと煮た時の柔らかな食感を生かし、ワイン煮にしました。
とても意外な組み合わせに感じるかもしれませんが、
ナスが驚くほどおいしいデザートに変身できます。
●材料
ナス……2本~3本
ワイン……200cc
水……200cc
砂糖……大さじ4
はちみつ……大さじ1
レモン汁……大さじ1
シナモンスティック……1本
●作り方
1.ナスはヘタを切り落とし、皮をすべて剥きます。
厚さ3cmほどの輪切りにします。
2.鍋にレモン汁とナス以外の材料を入れ、砂糖がとけるまで軽く温めます。
3.砂糖が溶けたらナスを全て入れ、強火で煮立たせます。
沸騰したら、ふつふつとした状態が保てる程度の火加減に落とし、20分ほど煮ます。
煮汁が半分ほどになったら、レモン汁を加えてさらに5分ほど煮ます。
火を止めた後、粗熱がとれたら保存容器に移して密閉し、冷蔵庫に入れて冷やします。
食べる直前に器に盛り付けたら、出来上がりです。
●ポイント
ナスの品種や好みによって、切り方は変えても構いません。
切った後、すぐに煮汁に入れるように準備しておきます。
気になるようであれば、一度塩水につけてアク抜きをし、
表面の水分をふき取ってから煮汁に加えます。
煮始めてすぐはアクが出ます。
茶色いアクは取り除き、白っぽいアクは気にならなければそのままでも構いません。
火を止めてすぐよりも、しっかりと冷やした方がおいしいです。
■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定
黒光佐土原ナス
黒光佐土原ナス
黒光佐土原ナスは、株式会社 トーホク(トーホク交配)のナスの品種です。
黒光佐土原ナスの原点は、九州の宮崎県で栽培されていた伝統野菜、
”佐土原ナス”です。
宮崎県の佐土原町にて栽培されてきた品種ですが、一時はとある理由から、
市場に全く出回らなくなり、栽培も行われなくなりました。
一時は「幻のなす」とも言われていた佐土原ナスですが、
トーホクでは、改良を重ね、黒光佐土原ナスとして種子を販売することに成功しました。
黒光佐土原ナスとはどんなナスなのでしょうか?
豊黒ナス
豊黒ナス
豊黒ナスは、株式会社 トーホク(トーホク交配)のナスです。
ナスはその大きさや形によって、いろいろな呼び名がありますが、この豊黒ナスは、
中長ナスに分類され、スーパーなどでも良くみる形・サイズです。
やや短めに感じる長卵形のナスですが、色ツヤがとても良く、
家庭菜園でも出来栄えの良いナスをたくさんとることができます。
また、栽培開始時期や管理を留意すれば、秋ナスまでしっかり美味しく食べられます。