人気の投稿とページ
はやぶさ
はやぶさ
はやぶさは、株式会社 サカタのタネから出ているナスの種子・品種名です。
はやぶさという品種名の由来は、収穫までのスピードにあります。
時速300キロを超える鳥・はやぶさのように、
スピーディーな収穫ができる極早生種で市場性の高い品種です。
サカタのタネという種苗店は、
1913年(大正2年)老舗の種苗店ということもあって、
はやぶさはプロの方にも愛されている人気の品種です。
PC筑陽
PC筑陽
PC筑陽は、タキイ種苗店のナスの品種です。
筑陽(ちくよう)は、九州地方原産とするナスの品種ですが、
現在は関東などでも人気のあるナスです。
PC筑陽は、そんな筑陽の良さを引き継いだトゲなしナスです。
ナスはヘタや茎葉に鋭いトゲを持っていますが、
そのトゲがほとんど見られなく、作業性の良い品種です。
PC筑陽の特徴と栽培のコツをご紹介します。
ブラックビューティー
ブラックビューティー C)マルシェ青空
ブラックビューティーは、黒くツヤのある果実で、
世界的に人気を誇るナスの品種です。
このブラックビューティーは、既に日本でもお馴染みの米ナスのご先祖様です。
元々は中国の品種をアメリカで品種改良して、
このブラックビューティーが生まれ、
それを更に輸入して品種改良したのが、米ナスです。
現在は、主にヨーロッパの代表的タイプとして認識されているので、
イタリア野菜の一種として扱われることが多く、
この品種の種子を販売している会社もイタリアにあるFranchi社というメーカーです。
Franchi社は、ブラックビューティーの他、
色鮮やかな見た目も楽しめるイタリアナスの品種をたくさん販売しています。
■ブラックビューティーの特徴
・日本の従来のナスとの違い
日本で一番人気のナスは、長ナスです。
長ナスにもいろいろ大きさがありますが、
スーパーなどで良く見かけるのは、中長ナスや長ナスと呼ばれるサイズのものです。
この長ナスと比較すると、ブラックビューティーは、
丸いやや卵型で、ずんぐりむっくりした形をしています。
日本の長ナスはスマートですが、肉厚で丸ナスよりも卵型、縦にやや長くなります。
また、注目すべきは、ヘタの部分です。
日本のナスは、ヘタの部分も果実と同じ濃い紫色をしていることがほとんどです。
ブラックビューティーは、果実はナスの色そのものですが、ヘタが緑色です。
ここが最大の違いであり、特徴です。
この特徴は、米ナスと同じで、ヨーロッパのナスには非常に多いタイプです。
■ブラックビューティーの栽培のコツ
・種まき
種まきの適期は2月中旬~3月中旬です。
種子としての販売なので、まずは、育苗ポットなどを使い、
育苗してから植え付けます。
ポットには3~4粒をまき、間引きしながら元気な1本を残します。
乾燥に弱いので、水をたっぷり与えましょう。
・植え付け
発芽後30~40日、本葉が7~8枚になったら、
畝間1.5メートル、株間50センチを目安に植え付けます。
定植後、70~80日ほどで開花し、その後、約1ヶ月で収穫となります。
■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定
タグ :ブラックビューティー