ナス 育て方

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とろとろ炒めナス 植え付け

読了までの目安時間:約 4分

 

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■とろとろ炒めナス 植え付け

 

5月26日にナスを植え付けました。
ナスは3株、サントリーのとろとろ炒めナスを植えました。

 

今までは千両2号や庄屋大長を栽培していましたが、
とろとろ炒めナスは、今回初チャレンジです。
どういうナスができるのか楽しみです。

 

土作りですが、畑全体に堆肥、ピートモス、化成肥料、発酵鶏糞を混ぜました。
畑全体に施用して、袋単位でしたので細かい量は不明です。

 

うちの畑は苦土石灰の撒きすぎでpHが偏っていたということと、
排水性が良すぎて保水性がない土地でしたので、ピートモスを入れました。
ピートモスは土壌改良材として使用しました。

 

耕運機でよくかき混ぜて、畝立てをして黒マルチを張りました。
畝幅は100cm程度です。

 

例年であれば、5月20日以降は心配がない、
と近くの農家の方に教えてもらいましたので、
5月26日に植え付けをしました。

 

しかし、6月1日、2日。
急激に冷え込み、まさかの遅霜。

 

これはヤバイ! と思い、6月3日に急いで畑へ。
ナスは見事に遅霜の被害に遭い
しょぼくれてしまいました。

 

 

nasu-uetuke001
ナス、遅霜に遭う 6月3日

 

 

3株中、2株が遅霜の被害に。
この時期の遅霜は初めての経験で、異例の遅霜です。

 

その後、近くのJAファームに行き、ナス苗を購入し植え直しました。

品種は同じとろとろ炒めナスです。

 

 

nasu-uetuke002
とろとろ炒めナスの苗

 

 

植え付け時、土が乾いていたのので、
最初に植え穴に水を入れました。

 

ポットの苗がすっぽり入るくらいに穴をあけ、
ポットからナスの苗を取り出して、最初に植えた場所に植え替えました。
そのあと、もう一度たっぷりと水を与えました。

 

仮支柱は元からあったので、そのまま使いました。

植え替え完了です!

 

 

nasu-uetuke003
とろとろ炒めナスに植え替え

 

 

植え替えたあとは一応袋で覆っておきます。
苗の周り4箇所に支柱を立てて、その上から袋で覆います。

 

主に強風対策ですが、遅霜対策としても効果があります。
流石にもう遅霜は無いと思いますが、念のためです。

 

生き残った1株と、植え替えた2株を覆いました。

 

 

nasu-uetuke004
植え替え後に風よけ対策

 

 

もう少し育ってきたら、本支柱を立てます。
今回は2本仕立てにします。
支柱を立てて、仕立てるのは次回にご紹介しますね。
*栽培と記事は、Senaさん担当です。

 

■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方

・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定

 

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ナス 栽培記録

小五郎 

読了までの目安時間:約 6分

 

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小五郎

 

 

ナスの実の形は、品種によってそれぞれ異なりますが、
この「小五郎(こごろう)」はヘタ近くが太めの長めの卵形になります。

 

収穫中期以降も草勢が持続する品種なので、
作りやすいので結果的に収量も多くなります。

 

 

[小五郎]タキイ種苗

 

 

■小五郎の特徴

 

・実は、ヘタ近くの実の周りが他のナスよりも太めで、長い卵形の品種です。
・実のそろいがよく、秀品率も高い品種です。
・実の色は濃い黒紫色で、「千両二号」よりもツヤがあります。
・色がボケた艶のない実が少ない品種です。
・果肉は「千両二号」よりやや緻密です。
・果皮はやわらかくて品質が良い品種です。
・草姿は立ち気味の中立性です。
・枝はやや太めの品種です。
・節間の長さは幾分長く、葉の大きさは中葉の品種です。
・草勢は旺盛です。

 

 

■小五郎の栽培のコツ

 

●定植まで
育苗の目安は、栽培方法によって変わります。
半促成栽培やトンネル栽培では、90日前後が育苗の目安です。

 

露地早熟栽培では80日前後、露地抑制栽培では60日前後が、
育苗の目安となります。

 

どの栽培方法でも定植は、1番花が開花する前後の苗が適しています。

 

ナスは地中深くと、広い範囲に根を張ります。
小五郎は草勢も強いので、隣接株と土の中でけんかをしないように、
畝幅は180cm前後、株間を最低でも60cm前後とり、1条植えにします。

 

深植えに注意して定植します。

 

●接ぎ木での栽培
土壌病害の回避と収量を増やすために、接ぎ木栽培をお勧めします。
夏秋栽培用の台木は、青枯れ病に強い台木を選びます。

 

半身萎ちょう病の心配がある場合は、半身萎ちょう病に強い台木を使います。
また、ホームセンター、園芸店、ネットで接ぎ木苗を購入できます。

 

●施肥管理
元肥は1㎡当たり成分量で、
窒素(N)250g前後、リン酸(P)300g前後、カリ(K)230g前後
が適当です。

 

気温の高い露地抑制栽培では、
窒素(N)150g前後、リン酸(P)300g前後、カリ(K)230g前後が適当です。

 

追肥は1番果の収穫時ごろが初回になります。
1回の追肥量は、1㎡当たり窒素(N)成分量で30gが目安です。

2回目以降の追肥は、
草勢や花の状態を見ながら12日前後間隔をあけて行います。

 

●ホルモン処理
低温時期は受粉できないことが多いので、
ホルモン処理をして着果させます。

 

トンネル栽培では、
トンネルを除去した後の15日前後まではホルモン処理を続けます。

 

露地栽培でも、3番花くらいまでをホルモン処理を行うと
確実に着果し、収穫につながります。
>>ナス 受粉のコツ

 

●枝の誘引
初めのころの整枝は主枝を3本仕立てとします。
株が大きくなったら、太めの枝を5~7本選び、
それらを主枝として誘引していきます。
>>ナス わき芽かき 摘芯

 

●適作型
以下の時期を目安としてご利用ください。
どの栽培型でも、
3番果くらいまでは早取り(数センチ程度)します。
もったいないかもしれませんが、
早取りした株は丈夫になり、収量も上がります。

 

<半促成栽培>
播種:前年の10月初旬~11月下旬ごろ
ハウスに定植:1月中旬~3月初旬ごろ
収穫時期:2月中旬~4月頭ごろにスタートし、7月初旬~8月中旬ころまで

 

<トンネル栽培>
播種: 前年12月下旬~2月頭ごろ
トンネル内に定植:3月下旬~4月下旬ごろ
収穫時期:4月中旬~5月下旬ごろにスタートし、10月半ば~11月初旬ころまで

 

<露地早熟栽培>
播種: 2月頭~2月下旬ごろ
定植:4月下旬~5月中旬ごろ
収穫時期:5月下旬~6月中旬ごろにスタートし、10月半ば~11月中旬ころまで

 

<露地抑制栽培>
播種:4月半ば~6月半ばごろ
定植:6月半ば~8月半ばごろ
収穫時期:7月初旬~9月初旬ごろにスタートし、10月末~11月中旬ころまで

 

■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定

 

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ナス 品種

水ナス

読了までの目安時間:約 4分

 

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水ナス

 

 

水ナス(水茄子、みずなす)といえば関西!
というくらい水ナスは、関西ではメジャーなナスです。

 

関西在来の水茄子は、デリケートで育てるのが大変な品種でしたが、
タキイ種苗が育てやすく品種改良したのが「水ナス」です。

 

水ナスは名前の通り、水分をたっぷり蓄えた果実の品種です。
果皮が柔らかいので、浅漬けにもってこいの品質です。

 

 

見栄えも良いので人気の品種です

 

 

[水ナス]タキイ種苗

 

 

■水ナスの特徴

 

・長卵形のナスで、極早生品種です。
・収量と果実の色は「千両二号」と同じくらいです。
・初期から多収の品種です。
・つやがない色ボケ果の発生が少ない品種です。
・「千両二号」と同じ中程度の節間です。
・草勢も「千両二号」と同くらい旺盛です。
・分枝が早い品種です。
・草姿は中開性の品種です。

 

 

■水ナスの栽培のコツ

 

・定植は開花中の苗が最適です。開花していない若い苗の定植は避けます。
・ビニールなどのマルチ栽培をすることで、過度の乾燥やと過度の湿気を避けます。
・傷果ができないよう、防風ネットや誘引をします。
・葉色が他のナスよりも濃い品種です。
追肥のタイミングを逸しないよう、草勢の判断をこまめに心がけ、対応します。
・草勢判断は、千両二号の草勢判断に沿います。
分枝が早い品種ですので、千両二号よりもやや遅めに対応しても間に合いますが、
心配でしたら千両二号と同時期に対応しても問題ありません。
・追肥は、第1果の収穫のころを目安に始めます。
・収穫の最盛期の追肥は、7~10日おきに草勢を見つつ施肥します。

 

●適作型
千両二号と基本的に同じです。目安としてご活用ください。

 

<半促成栽培>
播種:前年の10月中旬~12月中旬ごろ
ハウスに定植:1月中旬~3月頭ごろ
収穫時期:2月下旬~3月下旬にスタートし、10月中旬ころまで

 

<トンネル栽培>
播種: 1月初旬ごろ
トンネル内に定植:4月頭ごろ
収穫時期:5月中旬にスタートし、10月中旬ころまで

 

<露地早熟栽培>
播種: 2月下旬ごろ
トンネル内に定植: 5月初旬ごろ
収穫時期: 6月中旬にスタートし、10月中旬ころまで

 

<露地抑制栽培>
播種:5月下旬ごろ
定植:7月中旬ごろ
収穫時期:8月下旬スタートし、10月末~11月中旬ころまで

 

■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定

 

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