人気の投稿とページ
ホワイトクララ
ホワイトクララ
ホワイトクララは、とっても珍しい白ナスの品種です。
新潟県の伝統野菜でもある、「越後白なす」といった日本の白ナスもありますが、
そのほとんどは海外の品種であり、グレーテルや、パロマ、アイボリーなどがあります。
さまざまな品種を紹介していますが、白ナスというのはまだ品種数も少なく、
実際に目にしたことがあるという人も少ないのではないでしょうか?
今日はそんな珍しい白ナスから、ホワイトクララという品種を紹介します。
[ホワイトクララ]
■ホワイトクララの特徴
・果実
果実の大きさは、約7~10センチでやや小さく細くて長い形をしています。
果実は皮も果肉部分も真っ白で、少し果実にツヤがあります。
大根の白とはまたちょっと違ったつるっとした表面になります。
ヘタやガクとよばれる部分の色は緑色です。
日本の普通のナスは、ここの色も紫なので、またちょっと変わった部分です。
果肉は苦みやタネが少なく、美味しいナスが収穫できます。
・食味
食味は米ナスに近く、加熱するとクリーミーな食感が楽しめます。
炒め物や天ぷら、フライ、いろいろな料理に適していますが、浅漬けなど、
生食にはあまり適していません。
■ホワイトクララの栽培のコツ
・種まきの適期
種まきは、2月~3月頃に行えるとパッケージに書かれていますが、
発芽適温は20~30度となるので、地域によってはちょっと早い印象です。
充分に暖かくなってからの春まきが、成功しやすい適期です。
お住まいの地域の気温に応じて、やや待ってから栽培すると良いでしょう。
だいたい5月頃までには蒔き終えましょう。
・発芽
発芽までの日数は、7~12日くらいです。
・栽培方法
基本的な栽培方法は、普通のナスと変わりません。
珍しい品種ほど栽培難易度が高いようなイメージがありますが、
ホワイトクララはそれほど難しいわけではなく、普通のナス栽培同様に育てられます。
・栽培の注意点
夜間は気温が下がり、発芽適温の20~30度を下回ってしまうこともあります。
夜間の温度に気を付けて栽培してください。
■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方
・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定
ナスの揚げ出し風
ナス 亜鉛過剰
ナスを育てていると、
きちんと管理しているつもりでも何かしらの不調が出ることもあります。
それが病気や害虫であることもあれば、生理障害の場合もあります。
ナスに起こりやすい生理障害も色々ありますが、
今回は亜鉛過剰についてご紹介します。
文字通り、亜鉛が多い状態になると亜鉛過剰の症状が出ますが、
ナスが亜鉛過剰になった時の症状とは、どのようなものなのでしょうか。
また、亜鉛を過剰施用していないはずなのに、
亜鉛過剰が起こる原因なども、あわせてご紹介します。