ナス 育て方

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ナス 収穫量 増やすには?

読了までの目安時間:約 10分

 

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ナスの収穫量を増やすコツは?

 

 

ナスは焼いても揚げても煮てもおいしく、
和風はもちろん中華や洋風の料理にも使え、とても重宝します。

 

また夏の間はほてった体を冷やしてくれる効果もあるため、
日本の夏にはなくてはならない野菜です。

 

家庭菜園で育てるのであれば、できるだけたくさん収穫したいですね。
かといって、農家のような大掛かりなことは難しくてできません。

 

そこで、同じ面積でも簡単にできて収穫量がアップする方法をご紹介します。

 

 

[ナス 収穫量 増やすには?]

 

 

■十分な株間・土量の確保

 

ナスの苗は、購入した時は小さいため、
株間を広くとると寒々しく感じるかもしれません。

 

けれど生育スピードが早くなってくると、
どんどん枝を伸ばして生育スペースを広げます。

 

この時、株間が狭いと隣の株と枝や葉が重なり、
日当たりや風通しが悪くなります。

 

また地下でも根を広げる場所をとるためにケンカをするので、
最初から株間を広くとるようにします。

 

株間は、地植えにする場合で45cm、
プランターで育てる場合で30cmが目安になります。

 

枝を伸ばす方向や、伸ばす予定の長さによっては、
もっと広く株間をあけておいた方が良い場合もあります。

 

株間を狭くとっても良いことはありませんので、迷ったら広めにとるのがお勧めです。
プランター栽培では、容量の大きい(30~50リットル)、
大型の菜園用プランターで育てると、モリモリ育ちます。

 

 

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もっと株間をとると、収穫量がアップします

 

 

■側枝の整理

 

ナスの主枝を伸ばしていくと、節ごとにわき芽が発生します。
このわき芽が伸びてくると側枝となり、主枝とともにどんどん伸びていきます。

 

発生した側枝をすべて摘芯・わき芽かきしたりせずに、
伸ばすことも、不可能ではありません。

 

むしろ枝が増えることになるので、
見た目だけであれば、こちらの方が実がたくさんつきそうです。

 

ところが、ナスの側枝を放任していると、思わぬ弊害が起こります。
側枝を放任すると、それだけ養分が分散するので、結実に集中することができません。

 

枝の数だけ花の数も増え、一度につく実も多くなります。
そのため、養分や水分が大量に必要になるのですが、
地上部に必要な養分を供給できるほど根が育てないことが多いのです。

 

地上部と地下とのバランスがとれていなければ、
思うように育たなくなり、結局、実付きが悪くなって収量が減ります。

 

枝を伸びたいだけ伸ばしていると、枝や葉が密集して、風通しも悪くなります。
また株の中心への日当たりも悪くなるので、さらに生育が悪くなります。

 

風通しが悪いことで、病害虫の被害に合う確率も高くなるので、
やはり、どうしても収量減ということになります。

 

側枝を整理して数を減らすことで、株の負担が減り、
咲いた花は確実に着果して肥大するようになります。

 

ナスの場合、だいたい2本仕立てか3本仕立てが主流です。
最初からある主枝と後から伸びてくる側枝を合わせて2本か3本に整枝します。

 

プロである農家の場合は、収量を上げるために、
もうワンランク上の4本仕立てにすることがあります。

 

けれど、家庭菜園で楽しむ程度であれば、
2本や3本仕立てでも十分収穫することができます。
>>ナス わき芽かき 摘芯

 

 

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大型プランターなら、2本仕立てにすると収量がぐっと増します

>>ナス 仕立て方

 

 

■わき芽を繰り返し発生させる

 

主枝と側枝を整枝したら、
次は1本の枝からとれる実の数を増やすようにします。

 

主枝や側枝を伸ばしていくと、節のところでわき芽が出てきます。
このわき芽は摘んでしまわずに、そのまま少し育てます。

 

わき芽を育てていくと、花芽が出ます。
この花芽を咲かせて実をつけさせるのですが、
ポイントは実を収穫する時です。

 

実を収穫する時、一般的にヘタの部分を切るのですが、
わき芽にできた実を収穫する時は、枝ごと切るようにします。
切るのは実のついているわき芽の葉を2枚~3枚残したところです。

 

わき芽をそのまま残して実だけを収穫すると、さらにその先に枝が伸びていきます。
せっかく側枝を整理して空間を作ったのに、
側枝にできたわき芽を同じように育ててしまっては意味がありません。

 

枝ごと実を収穫することで、また新しいわき芽が発生して花芽をつけます。
これを繰り返して行うことで、1か所のわき芽から何度も実を収穫できることになります。

 

この栽培方法にすることで、側枝を整理して枝の数を減らしたとしても、
収穫量が減らず、むしろ増えるという仕組みになっています。

 

ただし、収穫する時に側枝や主枝を切ってしまわないように注意しましょう。
残す枝と切り落とす枝を把握しておくためにも、ナスがどのように枝を伸ばし、
今どの部分の実を収穫しようとしているのかを、しっかりと理解しておきましょう。

 

*こちらの中段「摘芯」をご覧ください。
>>ナス わき芽かき 摘芯

 

 

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■更新剪定をする

 

ナスを普通に育てていると、暑くなる頃に株がバテてることがあります。
いわゆる成り疲れという状態なのですが、放っておくとそのまま枯れたり、
枯れなくても実付きが極端に悪くなったりします。

 

そんな時は、無理に新しい実をつけさせずに更新剪定をしましょう。
更新剪定は、枝や根を一度切ることにより、株をリフレッシュさせる方法です。

一度、試してみれば、難しい作業ではありません。

 

枝と根を切っているので、株を再生するまでに少し時間がかかりますが、
再生の過程で体力を溜めることにより、秋にまたナスを楽しめるようになります。

 

時期は7月下旬~8月上旬です。
これより遅くなると、実がつくまでに寒くなってしまうので注意しましょう。
>>ナス 更新剪定

 

 

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更新剪定の方法

 

 

■適切な栽培管理

 

収穫量を上げるためのコツは色々とありますが、
やはり最も大切なのは適切な栽培管理です。

 

いくら枝を整理して風通しを良くしても、わき芽を発生させて花芽をつけても、
水やりや追肥がうまくないと枯れてしまったり、実付きや花付きが悪くなります。

 

ナスの実をたくさん収穫したいのであれば、水切れは厳禁です。
地植えにしていると、見た目は葉もピンとして萎れていなくても、
実に送るだけの水分が足りていないことがよくあります。

 

土の状態はこまめにチェックし、地植えで育てているのであっても、
暑い時期は毎日水を与えることも必要です。

 

また、追肥を適期に適量を与えることもとても大切です。
肥料が切れると、新しい芽や花芽の発生が遅れ、実の肥大も弱くなります。

いつまでたっても実が大きくならない時や、葉色が悪い時、
花の色が薄かったり短花柱頭になっている時は、肥料不足が疑われます。

 

まずは即効性のある液体肥料を規定通りか少し薄めに作って与えて様子を見ます。
十分な水と肥料を、ナスが欲しい時に与えてあげることが、
収量を上げるための一番の近道です。

 

■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方

・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定

 

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ナス栽培Q&A

とろとろ炒めナス 植え付け

読了までの目安時間:約 4分

 

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■とろとろ炒めナス 植え付け

 

5月26日にナスを植え付けました。
ナスは3株、サントリーのとろとろ炒めナスを植えました。

 

今までは千両2号や庄屋大長を栽培していましたが、
とろとろ炒めナスは、今回初チャレンジです。
どういうナスができるのか楽しみです。

 

土作りですが、畑全体に堆肥、ピートモス、化成肥料、発酵鶏糞を混ぜました。
畑全体に施用して、袋単位でしたので細かい量は不明です。

 

うちの畑は苦土石灰の撒きすぎでpHが偏っていたということと、
排水性が良すぎて保水性がない土地でしたので、ピートモスを入れました。
ピートモスは土壌改良材として使用しました。

 

耕運機でよくかき混ぜて、畝立てをして黒マルチを張りました。
畝幅は100cm程度です。

 

例年であれば、5月20日以降は心配がない、
と近くの農家の方に教えてもらいましたので、
5月26日に植え付けをしました。

 

しかし、6月1日、2日。
急激に冷え込み、まさかの遅霜。

 

これはヤバイ! と思い、6月3日に急いで畑へ。
ナスは見事に遅霜の被害に遭い
しょぼくれてしまいました。

 

 

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ナス、遅霜に遭う 6月3日

 

 

3株中、2株が遅霜の被害に。
この時期の遅霜は初めての経験で、異例の遅霜です。

 

その後、近くのJAファームに行き、ナス苗を購入し植え直しました。

品種は同じとろとろ炒めナスです。

 

 

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とろとろ炒めナスの苗

 

 

植え付け時、土が乾いていたのので、
最初に植え穴に水を入れました。

 

ポットの苗がすっぽり入るくらいに穴をあけ、
ポットからナスの苗を取り出して、最初に植えた場所に植え替えました。
そのあと、もう一度たっぷりと水を与えました。

 

仮支柱は元からあったので、そのまま使いました。

植え替え完了です!

 

 

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とろとろ炒めナスに植え替え

 

 

植え替えたあとは一応袋で覆っておきます。
苗の周り4箇所に支柱を立てて、その上から袋で覆います。

 

主に強風対策ですが、遅霜対策としても効果があります。
流石にもう遅霜は無いと思いますが、念のためです。

 

生き残った1株と、植え替えた2株を覆いました。

 

 

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植え替え後に風よけ対策

 

 

もう少し育ってきたら、本支柱を立てます。
今回は2本仕立てにします。
支柱を立てて、仕立てるのは次回にご紹介しますね。
*栽培と記事は、Senaさん担当です。

 

■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方

・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定

 

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ナス 栽培記録

ナス 誘引

読了までの目安時間:約 8分

 

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このナス苗(5月6日植え付け)が育ってきたので誘引します(6月4日)

 

 

ナスは2本仕立てか3本仕立てで育てるのが基本となります。

農家の方は、収量を上げるために4本仕立てにする場合もあるようですが、
家庭菜園であれば、3本仕立てまでで十分な数の実を収穫することができます。

 

また、主枝の数が増えるほど、枝と枝との間をとりにくくなります。
枝の間に空間を作れなければ、風通しが悪くなり、病害虫の原因となります。

 

3本までであれば、枝と枝との空間も十分にとることができるので、
風通しを確保することができ、育てやすいです。

 

主枝を決めたら、次は誘引です。
支柱を立てたら、それぞれに主枝を誘引してあげましょう。
誘引することで得られるメリットと、誘引の方法をご紹介します。

 

 

[ナス 誘引]

 
■ナスの誘引とは

 

伸びてきた枝を誘引せず、そのまま育てても、ナスは育ちます。
ただし、支柱に誘引せずに育てると、枝が自重や実の重みで下がってきます。

 

枝が下がると、大きくなってきた実や茂った葉が地面に近くなります。
地面に近くなると、雨や水やりで泥が跳ねて、葉や実にかかります。

 

土の中にはナスがかかる病気の原因菌がたくさん含まれています。
泥跳ねをしたところから菌が侵入し、病気に感染することは少なくありません。

 

伸びた枝を支柱に誘引しておけば、地面からの高さを保つことができるため、
病気の予防にもつながります。

 

また、台風などの強風に、枝が揺れて折れるのを防ぐ効果もあります。

 

 

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誘引直前のようす、支柱1本です、

深型プランター:700×300×320(mm)容量:36L で育てています
 

■誘引の方法

 

ナスの枝を誘引する時、事前に少し手を加えると、後の誘引が楽になります。
また、誘引する時のちょっとしたコツで、
枝が生長するのを妨げるのを防ぎます。

 

・支柱を立てる時のコツ
支柱の立て方には種類があります。
最近の主流は、支柱がクロスするように立てる方法です。

 

他にも、苗を囲むように斜めに支柱を立てたり、直立させて立てる方法があります。
どのような方法で支柱を立てたとしても、ポイントとなるのは方向です。

 

枝が伸びる方向に、きちんと支柱があることが大切なのです。
支柱自体をしっかりと立てても、枝が伸びる方向に支柱がなければ、
良い誘引とは言えません。

 

無理に支柱に合わせて誘引すると、最悪の場合は枝が折れてしまいます。

最初から本支柱を立てておくこともできますが、
苗を定植してからすべての主枝が決まるまでは仮支柱を立てておき、
主枝が決まってから本支柱を立てるということもできます。

 

主枝が決まってから支柱を立てると、枝が伸びる方向が分かるので、
立てる方向の目安になり、わかりやすいです。

 

 

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2本仕立てになるよう、2本の支柱(150㎝)をクロスに立て誘引しています(2016.06.04)

 

 

・誘引前のしつけ
ナスの枝が伸びてきて、誘引しようかなと思うくらいになってくると、
迷うのが最初の誘引のタイミングです。

 

枝が少し短く、支柱に届かない、あるいは届くけれどギリギリだった場合、
無理に誘引すると、先端の葉を傷めたりするので良くありません。

 

けれど枝が伸びてくる頃には、葉も何枚も育ってきていて、
できるだけ早く枝と枝の間に空間を作った方が良い状態にもなっています。

 

支柱に届かない場合でも、
盆栽に使う「しつけ」の方法を使うと、誘引することができます。

 

まずは本支柱を立てた中央に、さらに1本支柱を立てます。
中央の支柱を立てる時は、ナスの株を傷めないように注意します。

 

中央の支柱に紐を結び、誘引したい枝を巻きとるようにして、枝に紐を絡めます。
枝に紐を絡めたら、そのまま誘引したい支柱に紐を結びます。

 

こうして紐を使ってしつけておくことで、後の誘引が楽になります。
盆栽では針金を使うことが多いですが、ナスの枝は柔らかいので紐で良いです。

 

枝が十分に伸び、支柱に誘引できるようになったら、
枝に巻いた紐ははずしてしまっても構いません。

 

 

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このように余裕を持たせて8の字に誘引しています。

 

 

・枝を誘引する
ナスの枝を誘引する時に使うものは、紐でも園芸用のビニタイでも、
枝を傷つけない素材で丈夫なものなら、特に何が良いということはありません。

 

ただし、誘引をする時に必ず注意しておきたいことがあります。
それは結ぶ強さです。

 

枝に紐やビニタイをひっかけ、一度クロスさせた後に支柱にひっかけて結びます。
この時、枝にきつく巻きつけすぎると、枝の生長を妨げることになります。

 

ナスは栽培初期と最終段階では、枝の太さがまったく違います。
5月頃に定植をして、更新剪定を経て秋に株が枯れる半年近い間に、
枝は少しずつ太く生長していきます。

 

だんだん太くなる枝にきつく巻きつけてしまうと、枝が思うように太れません。
枝の中は、水分や養分を運ぶための道があり、枝が太くなるほどその道も太くなります。

 

また表皮も硬くなるため、重さなどに耐えられるように丈夫になっていきます。
紐やビニタイでその生長を妨げてしまうと、その部分にくびれができてしまいます。

 

くびれ部分の中は養分と水分が通る道が狭くなり、
くびれができることでその部分が折れやすくなってしまいます。
そのため、誘引をする時には必ず余裕を持って、紐やビニタイを巻くようにします。

 

■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方

・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定

 

タグ : 

ナス 整枝と摘芯

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