ナス 育て方

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ナス 肥料不足

読了までの目安時間:約 8分

 

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1番果も収穫して、元気に育つなす

 

 

ナスは肥料食いと、よく言われますね。
肥料食いと聞くと、たくさんの肥料を与えないといけない、
と思いますが、厳密にはそうではありません。

 

ナスにとって、肥料が必要な時とそうでない時があります。
肥料が足りている時に追肥しても、効果がないだけでなく、
肥料過多で支障が出ることもあります。

 

ナスが肥料不足になっている時、ナスからのサイン=合図があります。
ナスが出す肥料不足のサインには、いくつかの種類があります。

花、葉、枝を見て、総合的に判断して追肥すると、失敗が少なくなります。

 

 

[ナス 肥料不足]

 

 

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雌しべの長さ、花びらの色、葉の色を観察します

 

 

■花を見る

 

ナスの花は、肥料不足のサインが一番分かりやすい部分です。
できれば開花したものは、1つ1つチェックして、
肥料不足になっていないかを見るのが良いでしょう。

 

すべての花をチェックし見分けることで、
肥料が足りているかどうかを、すぐに判断することができます。

 

・雌しべの長さ
肥料不足を知るのに、雌しべの長さはとても重要です。
ナスの花をのぞいてみると、黄色い雄しべが並んでいて、
その中央に薄い黄緑~白っぽい色をした雌しべがあります。

 

この雌しべが、周りにある雄しべよりも長いかどうかで、
肥料が足りているかを見分けることができます。

 

 

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雌しべが長く花色が濃い=肥料が足りている

 

 

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雌しべが短く花色が薄い=肥料が不足している

 

 

雌しべが雄しべよりも長ければ、肥料は足りている状態です。
反対に、雌しべが雄しべとほとんど同じ長さか、
雄しべに隠れてしまっている状態なら、肥料不足です。

 

定期的に追肥をしていても、開花した花をすべてチェックしていると、
雌しべが少し短くなっているものが出てくることがあります。

 

ナスの最盛期になると、同じタイミングで咲いている花の数も、
生長中の実の数も多くなってきますね。

 

こういった時は肥料不足になりやすく、雌しべが短くなっていくことがあります。
雌しべが雄しべよりもほんの少し長い状態の時に追肥をすると、肥料不足を回避できます。

 

・花びらの色
花びらの色は、品種によって少しずつ濃淡があります。
けれど、同じ品種の中や1つの株の中であっても、色が薄くなる時があります。

 

その場合は、肥料不足が考えられるので、即効性のある液体肥料を与えて様子を見ます。
液体肥料は、少し薄めに作って与えると、過剰になる心配がありません。

 

・花の大きさ
同じ株なのに、最近咲いた花が小さくなってきたら、肥料不足のサインです。
本来であれば、花の大きさは、だいたい同じくらいになります。

 

それが極端に小さくなっていたら、肥料不足です。
液体肥料を与えて様子を見ましょう。

 

・次の花
花は咲いたけれど、次に開花すべき蕾がついていない場合、
肥料不足の可能性があります。

 

植え付けて間もない株や、シーズンが終わる株などは、
株の生長スピードが遅くなっているので、次の蕾がなくても心配はありません。

 

最盛期にも関わらず、次の蕾がついていない場合、生育不良が疑えます。
他のチェック項目を総合して、原因が肥料不足であれば、追肥をしておきましょう。

 

 

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葉の色も観察します、病害虫もチェックしましょう

 

 

■葉を見る

 

ナスの葉を見ていると、肥料不足のサインが出ていることがあります。
肥料不足の他にも、病気や害虫被害のサインも葉に出ることが多いので、
こまめにチェックしておくと、早期発見につながります。

 

・葉の色
葉の色の状態を見て、異常がある時は肥料不足が原因の場合があります。

 

下の方から順番に色が薄くなってくる場合は、窒素不足。
下から色が薄くなり、生長が悪くなるのはリン酸不足。
葉脈だけが緑色で残り、他が黄色く変色するのはマグネシウム不足。
新芽部分の葉が、葉脈もすべて黄色くなるのは鉄不足。

 

こういった特定の成分が不足している場合は、
それぞれに合った養液を散布するのが一般的です。

ただ、基本に沿った育て方をしていて、ナスに合った肥料を与えている場合、
こういった微量成分が不足するような症状はあまり見られません。

 

・葉の大きさ
同じ株なのに、他に比べて葉が小さくなったら、肥料不足かもしれません。
簡単にいうと、生育不良なのですが、原因が肥料不足とは限りません。
花の状態なども見て、総合的に結論を出しましょう。

 

 

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葉の大きさや枝振りも大切です

 

 

■枝を見る

 

開花中の花から生長点までの長さを見ることで、生育具合が分かります。
ナスの品種によって、うまく生育している基準となる長さが違うので、
育てているナスの調子が良い時の長さをあらかじめ測っておくと良いでしょう。

 

目安として、中長ナスや水ナスなどは20cm~25cm、
樹勢が強めの緑色をしたナスなどは25cm~30cmです。

 

目安より短い場合は、肥料不足になっているので追肥を行います。
ナスは枝を伸ばしながら新しい花芽をつけるため、
枝を伸ばす力と実をつける力のバランスがとれている必要があります。

 

枝を伸ばす力が強くなると花付きが悪くなり、
実をつける力が強くなると枝の伸びが悪くなり、次の良い花芽がつきにくくなります。

 

目安よりも短くなっているということは、枝を伸ばす力が弱まっています。
実をつける方に力が強くなっているので、追肥とともに摘果を行うと効果的です。

 

■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方

・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定

 

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ナス栽培Q&A

ナス 調子悪い

読了までの目安時間:約 4分

 

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■ナス 調子が悪い

 

ナス苗、6月3日に植えなおした「とろとろ炒めナス」、
雨が続いてなかなか畑に行かれませんでしたが、
6月18日に、見に行きました。

 

18日より前に被せていたビニールを外していました。

 

いざ支柱を立てよう!
と、ナスを観察してみると、1株を除き、元気が無かったのです。

 

雨が続いたから水不足ということはまずないと思いましたが、
土が乾ききっていたので、この日は水やりだけをしておきました。
生育もあまりよくないので支柱立ては見送ります。

 

4日後の6月22日、再び畑へ。

 

 

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萎れたナス 6月22日

 

 

こちらは植え替えず、生き残っていたナス。
見ての通り、萎れてしまっています。

 

土が乾ききって、葉が黄色くなっていました。
諦めて引っこ抜くと、あっさり抜けました。
根が張っていなかったみたいです。

 

この萎れたナスをみて、病害を疑ったのですが、
特に当てはまる病害も無いような、と思いました。

 

原因不明です。
ネキリムシのような害虫も見当たりませんでした。

 

 

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真ん中のナス 6月22日

 

 

こちらは真ん中のナス、植え替えたものですね。
なんとなく元気がないような感じがします。
望みを掛けて、残しておきます。

 

 

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元気なナス 6月22日

 

 

こちらは植え替えて、かつ今のところ一番元気なナスです!
ちゃんと生長しているのかはともかく……。

 

あまり伸びていないような気がします。
でも、もう後がないのでこのナスを大事に、大事に育てていきます。

 

この日も支柱は立てずに終わりました。

 

植えなおしたナス、とても良い苗だったのにダメになりつつあります。

 

地主さんや、同じ土地で畑をしている方曰く、
「ここは、丸ナスとは相性悪いよ」とのことで、
いくら良い苗を買ってきても生育があまりよくないとのこと。

 

去年は同じ畑で千両二号を育ててそれなりに収穫できたので、
本当に何故? といった感じです。

 

もちろん、去年とは別の場所、連作が起きないように場所を変えています。
ナスとは相性が悪い原因も詳しくは分からないので、まさに原因不明です。

 

次回こそ、支柱を立てられる大きさになってほしい、と願うばかりです。

*栽培と記事は、Senaさん担当です。
園芸仲間の幸さんも、「とろとろ炒めナス」が育たなかったそうです。

 

■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方

・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定

 

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ナス 栽培記録

ナス 梅雨対策は?

読了までの目安時間:約 6分

 

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梅雨に入っても元気に開花し、実をつけるナス

 

 

ナスを定植して、やっと根付いて育ち始め着果したりする頃、
ちょうど梅雨の時期にさしかかります。

 

ナスは水を好む野菜ですが、雨の日が続くと湿気が高くなり、
病気にかかりやすくなったり、日照不足になることもあります。

 

じめじめとした梅雨を乗り切って、
たくさんの実を収穫するための秘訣をご紹介します。

 

 

[ナス 梅雨対策は?]

 

 

■降雨時に作業をしない

 

雨が降っている時に、実の収穫や整枝、わき芽かきなどの作業をすると、
作業によってできた傷口から菌が入りやすくなってしまいます。

 

また、傷口がいつまでも乾かないので、
そこから枯れこんだり腐敗したりする原因にもなります。

 

できれば作業は晴れた日の午前中に行い、
午後には傷口が乾いているようにしておくと安心です。

 

 

■風通しを良くする

 

雨が降らなくても、梅雨の間は湿度が高くなりやすくなります。
湿度の高い時に、枝と枝と近かったり、
葉が重なったりしていると風通しが悪くなります。

 

風通しが悪くなれば、そこが病原菌の繁殖場所になったり、
害虫の巣窟になりやすいです。

 

また、株の内部を目視しにくくなるので、変化に気づきにくくなります。

 

風通しが悪いということは、
株の中心への日当たりが悪くなっている可能性があります。

 

梅雨は天気の悪い日が続きやすく、雨や曇りの日が続くと、
太陽の光が大好きなナスは弱って元気を失いやすいです。

 

晴れた時には、株の中心までいっぱいの光を入れられるよう、
風通しを、じゅうぶん良くしておきましょう。

 

 

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マークの150㎝の支柱で2本仕立てにしたら、風通しが良く着果が良いです

 

 

■余分な葉を取り除く

 

雨続きで日照不足になったり、少し調子を崩したりすると、
ナスの葉や花が黄変して落ちるようになります。

 

落葉してしまうのも心配なのですが、
この落ちた葉をそのままにしておくのも良くありません。

 

落ちた葉が、別の健康な葉の上に落ちたり、
株元にくっつくようにして落ちてしまうことがあります。

 

枯れた葉が重なった健康な葉は、重なった部分が陰となってしまい、
光を受けることができなくなります。

 

また、湿気や水分が溜まりやすくなり、そこから傷みやすいです。
株元に落ちた場合も同様に、その部分の風通しが悪くなることで、
病気にかかる可能性が高くなります。

 

落葉した原因が病気なら、落ちた葉は病原菌の温床となります。
そのような葉がついた状態だと、近くの葉や株元から感染しやすいです。

 

落葉した葉や花があったら、すぐに取り除いて処分しておきましょう。

 

また、雨によって土が跳ね返って葉の裏に泥がつくと、
そこから菌が侵入することもあります。

 

黒ビニールのマルチなどをしている場合は、泥跳ねを予防できますが、
何もしていない場合は泥跳ねの注意が必要です。

 

地際から2節くらいまでの葉を摘んであげることで、
跳ねた土が葉の裏につくのを防ぐことができます。

 

株元にワラなどのマルチを敷くことで、泥跳ねを予防することもできます。
植え付け時にマルチをしなくても、ワラなら後から覆うことができるので便利です。

 

 

■思わぬ水切れに注意する

 

梅雨は湿気が高く、雨が続くイメージがありますが、
意外と雨が降らず空梅雨ということもあります。

 

曇ってはいるけれど、実際には雨がほとんど降っていなかったり、
降ってもぱらぱらと短時間降っただけでは、土は潤いません。

 

天気が悪くても、実際に雨が降らなければ、水を与えていないのと同じです。
地植えでも何日も雨が降らず水を与えていなければ、土が乾いてしまいます。

 

特に鉢やプランターなどは、土の量も限られている上に、
軒下やベランダなど、雨の当たらない場所で管理していることもあります。

 

また、ナスの葉は大きく、容器栽培の容器に雨が降りこまないことも多いです。
容器の表土の様子をチェックすると水切れを予防できます。

 

■参考
・ナス 種からの育て方
・ナス 地植えの育て方
・ナス プランターの育て方
・ナス 鉢の育て方

・ナス 受粉のコツ
・ナス わき芽かき 摘芯
・ナス 更新剪定

 

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ナス栽培Q&A

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